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@marizo まりぞうさん、こんにちは。
惜しまれながら若くして亡くなった研究者マリアム・ミルザハニを紹介する投稿をブーストして教えてくださってありがとうございます。
以前に、彼女のドキュメンタリーを見たことがあり、英語だったので、ふわりとした理解でしたが、とても感銘を受けました。
今回それを思い出し、もう一度そのドキュメンタリーを探したところ、日本語字幕入りのものが有料ですが配信されていることがわかり、有り難く思っています。
心を打たれるのは、投稿の中で紹介されている記事を書いた若い研究者を始め、ドキュメンタリーを作った人々、日本での上映会を企画した研究者たち等々の、彼女のことを伝えたいという熱い想いです。
このように尊敬される素晴らしい仕事をしたロールモデルをぜひ若い人たちに知ってほしいと私も思います。
QT: mastodon.social/@Sheril/109613
[参照]

Sheril Kirshenbaum  
Maryam Mirzakhani was the first woman & Iranian to earn the Fields Medal in mathematics for her brilliant work in hyperbolic geometry. Her achi...

先程ブーストした投稿にある、映画「忘れじの面影」は、私も大好きな映画だ。
ルイジュールダンを目当てに観て、ジョーンフォンティーンが大好きになった。
また、マックスオフュルス監督の名前を見ると、あの美しい画面が浮かぶようになった。
オフュルス監督の「輪舞」は、スターが次々出てきて楽しい、という感想だったが、こちらはまさに忘れじの映画となった。
単なるメロドラマではなく、芸術的なものに憧れて自分の人生を磨いていくということ、がテーマだと感じた。
興行的には成功しなかったらしいのが悲しかったけれど、現在に至るまで、大勢の人の心をつかんでいると知り嬉しい。
amazon primeには、他に観たい映画がある時などに一時的に入会するのだけれど、入るたびに、この映画の遊園地の場面を観たりしている。

リラン さんがブースト

『忘れじの面影』に『輪舞』、懐かしい。

必見! 「ヌーヴェル・ヴァーグ前夜」──『肉体の冠』『忘れじの面影』…… - 藤崎康|論座 - 朝日新聞社の言論サイト webronza.asahi.com/culture/art

映画「夜ごとの美女」のwikipediaを見たら、実相寺昭雄監督がルネクレールを敬愛していて、監督したウルトラセブン「円盤がきた」でオマージュを捧げているとの記述があった!
出典「ウルトラセブンの帰還」(白石雅彦著)のkindle版サンプルを覗いたら、確かに第45話の脚本でのタイトルは「夜毎の円盤」となっている。
この回は、高野浩幸が出ている(NHK少年ドラマ「謎の転校生」の本放送を見ていたので同級生のような親しみを持っている)ということで、最近amazonプライムで観ていたのだった。
渡辺文雄演じる工場長(だったかな?)が、主人公が天体観測しているところを嫌がらせで大きな声をたてて邪魔する場面で、「夜ごとの美女」に似ていると思っていた。
星の好きな主人公も、高野浩幸演じる少年との交流も、しみじみいい感じで、好きな話だった。ほろ苦い話なのだけれど。

三島由紀夫の戯曲は、「鹿鳴館」をTVで見て面白かった。
一度目は、新派の公演で、水谷良重が出てる、見なきゃ!と中盤から見た。(「はいからさんが通る」の舞台で花村紅緒を演じたのを見て、好きになった。主題歌レコードも買って、何度も聴いた。独特の声に魅了された。)
ラストの影山伯爵夫人の台詞が心に残った。
二度目は、若尾文子・平幹二朗・勝野洋・榎木孝明の舞台で、最初からクライマックスの辺りまで見た。見せ場が次々にあって、まさに「劇的」を堪能できた。
良い作品を作っても、胡座をかかず、その仕事の危険性に気づくとは、凄いと思う。

ブーストした、三島由紀夫の、自作の戯曲の上演により小説では得られない権力欲の充足を手軽に得られるという話、そうなのかとショックに似た感慨を持った。
昔観た、「劇団青い鳥」が全員で劇を作っていく方式で、脚本・演出「市堂令」(集団制作のペンネーム)としていたのを思い出した。劇団内に権力勾配が出来ることを避けようとすると、そういう形式になるのかなと思った。
舞台は結局二回しか見られなかったけれど、とても心に残っている。
「いつか見た夏の思い出」は、脚本も買って読んだ。
もう手元にないけれど、「現代日本戯曲大系」に入っているらしく、大きな図書館へ行けば読めそうだ。

リラン さんがブースト

三島由紀夫は『私の遍歴時代』(amazon.co.jp/dp/448003028X?&li )で、演劇人としての自戒とイロニーを込めて、自作の戯曲を上演すると小説では果たせない矮小な権力欲の充足ができる、と書いている。劇団や現代アート集団でしばしば起こるパワハラやセクハラも、結局この手のお山の大将化現象の産物だろう。

「芝居を二つ三つ書けば、文壇ではほとんど得られない権力慾の満足を、かなりお手軽に叶えさせてくれるが、これも考えてみればつまらない話で、一国の政治や経済を動かす権力なら持ち甲斐もあろうけれど、こんな小権力は持っても仕方がない。それなら権力も対人関係も一切捨離して、書斎で個人芸術に専念したらよいのである」(三島由紀夫『私の遍歴時代』ちくま文庫、1995年、134頁)。

全集不所持ゆえ新仮名の引用で失礼。

ジェラール・フィリップ生誕100年ということで、映画祭が行われているらしい。
今回は行けないけれど、1996年、1998年の映画祭を思い出している。
TVで「夜の騎士道」をたまたま見て、(ブリジット・バルドーが出ているとのことで見たんだと思う) 素敵だなと思い、映画祭に行ったり、深夜にTV放映されたいくつかの作品を録画して見たりした。
舞台俳優としても名優らしく、映画の中でも立ち姿が美しい。
「悪魔の美しさ」で、街頭で若さについて演説する場面や、「赤と黒」での、大勢の前で思いを述べる場面で、舞台での彼を想像したりした。
彼を追いかけて、いろいろな監督の映画を楽しめた。
映画の原作も読んでみたりした。「肉体の悪魔」からレイモン・ラディゲを知り、「ドルジェル伯の舞踏会」繋がりで「クレーブの奥方」へと読書が広がった。
西洋チャンバラの元気な騎士や、美しい画家やその他皆とても素敵だったけれど、一番好きなのは、「夜ごとの美女」のドタバタだった。落ち込んでいる時に観て、涙が出るほど笑って、まっいいかと気持ちを切り替えられてありがたかった。
彼の詩の朗読も、Amazon musicやApple musicで出ていて、昔より増えているようだ。探してみようかと思う。


アカウント名は、ピーナッツの登場人物から。
アイコンは、上村松園の「三姉妹」。
続いてる趣味は、読書くらいなので、読んで良かった本について書いていこうかなと思います。

Fedibird

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