『星占い星祭り(新装版)』金指正三著/吉川弘文館も購入。
現在日常的に使われる意味での「星占い」「星祭り」ではなく、古く神代紀、平安時代の陰陽寮に始まり、江戸時代そして現代に至るまで、天皇の国家運営の為の当時最新の“科学”としてのそれから、後代庶民の信仰対象になるまでの日本の天文・暦・星にまつわる歴史をまとめた本、といおうか。
なんせ序章でいきなり花山天皇の出家の話が出てきて、大河ドラマを熱心に視聴している我、大興奮。
(現代の)天文が好きで星にまつわることは古い時代のことも多少知識はあるので楽しめそう。
私の安倍晴明は岡野玲子さんの『陰陽師』からで、陰陽師そのものはCLAMPの『東京BABYLON』からなのだが、そんな少々よこしまな非学術的側面からの関心でも手に取れるんじゃないかと思う。
久しぶりにログイン。八咫烏シリーズは文庫になっている分を全て読み終え、「奈月彦、浜木綿、そして長束も。ちょっとここへきて正座しな。説教してやる!」の気持ちに。雪哉にばかり汚れ役をやらせるんじゃないよ。自分達は山内を救うため“正しいこと”をしていると思い込んでるから、彼らほど事情を知る訳でもなく、いつとも知れぬ未来より今を重んじる多くの人々の気持ちを軽んじて足元掬われるんじゃ。傲慢だったんだよ。
それに、奈月彦個人への忠誠じゃなきゃいけないなんて全然思わないよ。それが真の金烏に対してのものだとしても忠誠であり、身命を賭して働いた雪哉にあの仕打ちはないし、そんな条件を課して身内で内向きになるから失脚するんじゃねーの?…と雪哉びいきになってしまった。
俺は左翼で自衛隊については思うところ多い。左翼故に自衛隊のこたは調べているし、ミリヲタじゃないけど、海保と自衛隊を一緒くたに語る左翼とか我慢ならないが、表立ってはそこは言わないことにしている。
今回の件、習志野の第一空挺団は流石に現地に召集されていると思った。あそこは陸自の最精鋭部隊だよ。あと宇都宮にいる即時対応部隊。彼らはこう言う緊急事態には欠かせない精鋭集団だ。勿論所属の方面隊が違うから出てはいけないが、防衛大臣、総理大臣が命令出せば中部方面隊に組み込む形で出動し、現地で活動できるんだよ。東日本大震災の時の菅直人政権はやったんだよ。これは阪神淡路大震災の時に、災害後に重傷被災者の搬送システムが不備だったことから、多くの命を救えなかったと言う陸自の反省から生まれたことで、それが東日本大震災では生かされた。でも今回全く動いている気配がない。
テレビ局や携帯電話各社の中継基地の発電機の燃料切れが起きてるこの事態、官邸なり、各省庁なりのそれぞれの中にいたエキスパートが不在で、官邸がマトモなロジを組めていないのではないかと言う疑念が俺の中で生まれてる。かなり状況、良くないんじゃないか?
20↑。ついったからの避難用。試しに読書日記にしてみます。