超いまさらそして初めて『カーネーション』をみています(U-NEXTで)今真ん中くらい?三島ゆり子率いる国防婦人会を撃退?したところ。三島さんがすごい元気でよかったなあと思ったがまあもう13年前や。ドラマはすごく良くできていて主役も良い。戦争が進行してきて今ちょっとしんどいところ。
それ以外にちょっとしんどいのがおばあちゃん。息子が先に亡くなって、起きたくないと言って、だんだん丁々発止のやりとりをしなくなる、少し元気になることもあるけどまた寝込む、などが、リアルな年寄りらしさなのでは…年寄りと同居したことはないけれど。演じる正司照江の実年齢も役設定とほぼ合ってたのでは。照江さんは、ことしの夏に亡くなってたのですね。
『教養の書』(戸田山 和久 著 筑摩書房)のはじめの方に言葉や思考、概念の話が出てくるのだけど、そこに “生まれながらにして人権をもっているなんて虚構だと言う半可通がいる。何を言っとるのやら。あたりまえじゃないか。人権概念は発明品つまり人工物なのだから。人は心臓をもっているように人権をもつわけではない。もつと考える人々がいる限りにおいて、もつことができる。たしかにフィクションだが、われわれの生存に役立つ貴重なフィクションである。だから、この概念に磨きをかけて、ときには修正しながら、ときにはそれを骨抜きにしようとする者たちと闘いながら、次世代に手渡していくことが大切なんだ。” とあって、それで一気にこの本と戸田山先生に魅かれたのかもしれない。
今日の朝日新聞に掲載された、御年92歳の辻真先さんのインタビューです。終戦の日の今日、ぜひ読んでみてください。
8月16日の7:12まで読めます。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S16011191.html?ptoken=01J59F6VZ92JZGDY4V0PH70WH0
ライターの古城陽太さんからのプレゼント記事になります。
@harumaki_r もりもり食べられるようになったのですね!良かった。病気ってホント、治ったときに、なんであんなだったんだろ?と思いますよね〜。
@harumaki_r 今頃ですけどお大事に。喉もはやくスッキリしますように
飯田真紀先生の『広東語の世界』とても面白い。一気に読むと頭に入らないからじっくり読んでます。今、パソコン入力の方法についてを読んだ。キーボードに画数の少ない漢字が振ってあり、入力したい字を分解して、例えば「早」なら、「日」と「十」というように、そして、キーボード「日」「十」を押す、という『蒼頡』という方法があるという。それを読んで思い出したのが、以前広東語の先生=香港人若者が言ってたこと。「ひらがなの「あ」は「十」と「の」ですよね!」そうやって覚えたそうです。
Amazonプライム・ビデオで『噴火山の女』 原題Vulcano。シチリアより少し北方の離島を舞台に、ネオレアリズモっぽさもあるドラマ。アンナ・マニャーニ演じるマッダレーナが、都会から18年ぶりに島に戻され(戻り、ではなく)、島民の冷たい目や意地悪に耐えつつ、彼女を慕う純情でうぶな妹を、さすらいの潜水夫=悪党からなんとかして救おうとする話。マニャーニ主役でロッセリーニが撮るはずが、ロッセリーニはストロンボリを撮ったので対抗して、という説明がウィキに。
ネオレアリズモっぽい、というのは正しい言い方かわからないけど、島の人々の労働姿が様々描かれる。マリアも、スカート姿のまま、マグロ漁、メカジキ漁、山に行って砂(硫黄?)を取る、網の繕い、などなどいろんな仕事をしている。
火山島の自然とその中で生きる人々の姿も描かれ、実際の漁の映像なども入るので、レアリズモだな、と。
砂山を人が走ると、その足跡から砂が流れてざーっと跡がつく、その次々流れる跡がつく砂山を映したり、海の水中映像があったり、島ならではの景色が魅力的。
何より魅力的なのは、やっぱりアンナ・マニャーニ。仏頂面がステキ。マリアが悪い男にのぼせてるところに押しかけて強引にワインを相伴するときの、「うん、でもこのワイン、旨い」みたいな顔するのもいい。
ブーストした投稿にある「文部省 あたらしい憲法のはなし」は1947年(昭和22年)で、あれほどのことが書かれている。一方、自由民主党が決定した「日本国憲法改正草案」は2012年(平成24年)でこれ↓。65年経ってこれ。
もう2024年だけど。
香港映画と香港いろいろ。古い建物や街。映画や本。 ただいまお試し中です。