12月13日のスタンディング日記です。
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道玄坂上ミステリ監視塔 2024年11月が公開されています。
https://realsound.jp/book/2024/12/post-1870014.html
12月11日のスタンディング日記。
https://www.instagram.com/p/DDdAMcETp-d/?igsh=MXg0ZThkdzFrd3hmMg==
12月9日のスタンディング日記です。
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12月8日のスタンディング日記ですー!
https://www.instagram.com/p/DDVRuSyzT0b/?igsh=MTVzMjZwamYwdTdvMw==
昨日は本が2冊届きました。
『テーマアンソロジー STATEMENT FOR GAZA』は原爆ドーム前に来てくださったこともある、東京ニトロさんの作品がとてもよくて。その感想を書いたら、スタンディング仲間のじゅんさんが、読んでみたいと言ったんですね。ただ、ぼくが読んだの電子書籍だったんです。だからそう伝えたら、「紙で読みたい」という。そう言われるとぼくも紙で欲しくなって、ご厚意に甘える形で手に入れました。
これで、本読みデモにも持っていける、というのが嬉しい。
2冊目の『パレスチナについて考えた日の日記』は著者献本でいただいたのですが、これはめちゃくちゃ良いです。色んな人が書いた日記が日付順で並んでいるのですが、序盤を読んだだけで、様々な場所、様々な人、様々な声が並んでいて、引き込まれます。強くオススメします。
「サイレントフォールアウト」は素晴らしいドキュメンタリーだと、以前から田中さんからお聞きしていて、見たいなと思っていました。当日は伊藤英明監督によるお話も聞けるそうです。
12月8日(日曜日)、13時半開場、14時から上映です。場所は、中央公民館3階大集会室3にて。
無料です。
主催の〈原発・放射線リスク研究会〉という名称だと「政治的」だという理由で断られた会場もあり、中央公民館は許可してくれたそうです。
マッセさんによると、原発がついていらと「政治的」だと判断されるそうです。
そういう身近なところから、表現の自由への干渉はすでに始まっていて、気づかないうちに浸透してしまうのかも、と思いました。
そういう干渉には抗っていかないとヤバいな、とも。
〈日本は唯一の被爆国ではなかった。アメリカ政府によって大陸に落とされた101個の原子爆弾。核実験によってアメリカ大陸は強く放射能汚染。しかし、アメリカ政府は、このことを国民に隠した。「このままでは我が子が放射能で殺される」ーー立ち上がったのは、母親たちだった〉
サイレントフォールアウトのフライヤーより引用。
「サイレントフォールアウト」、最終的な目標はアメリカでの上映活動だそうです。
お時間のあるかたは、ぜひ!
12月4日、原爆ドームの前でスタンディングをしました。
3日に終わってから、じゅんさんは福岡からの参加者さんと一緒に食事したと聞いて、素晴らしいなと思いました。初対面の人とすぐに仲良くなれるのは、ぼくにはできないので、本当にすごいなと。
じゅんさんのようにはなれないけど、少しでも真似できるところは真似したいと思う。
昨日は5人で立っていると、マッセさんが「サイレントフォールアウト」の無料上映会のフライヤーを持ってしばらく一緒に立ってくれました。マッセさん、ご家庭の事情であまり参加できないのですが、「吉美さん1人だったら立とうと思って」くれていたそうです。優しい。ありがたい。千里さんからも吉美さん1人だったらと想像したら来なくてはと思った、という話をしていただいてて、みなさん優しいなと思う。ありがたいです。
こういう関係は、大事にしていきたいです。
以前、沖縄出身のかたから、「沖縄はもうやれることは全てやりました。選挙に勝っても、署名をどれだけ集めても、どうにもならない。パレスチナと同じです。植民地が何を言っても聞かないんです」と話してくださったことがあり、そのことを話すと、「もうあきらめそうになることが多い。若い人にあとを託そうかなと考えたりします」と目を伏せて話してくださいました。
それでも、パレスチナのことも考えてくださって、何かできることはある? と聞いてくださったので、年金の署名について話しました。
毎日、コールもしないで終わっているんですが、それはそれでいいのかなと思ったりしてます。
ゆったりした感じでもいいのかなと。
もしも、ぼく1人だったらプラカードをかかげたまま、電子書籍を読んでもいいなと思ってます。パレスチナ関係の本も積んでいるので、立ち読みもいいかなと。
ゆるく続けるつもりです。
12月3日、原爆ドームの前でスタンディングしてきました。
昨日は開始早々、チリからの観光客が声をかけてくださいました。メッセージをお願いすると、快く書いてくれました。友人はパレスチナ人なんだ、と日本語で教えてくれました。
じゅんさんと一緒に設置していると、福岡から来た女性がジョインしてくれました。吉美のThreads を見てくださっていたとのこと。旧ツイッターやインスタグラムはチェックしていたのですが、Threads はあまり見てなかったので、今度からはちゃんと見なきゃ、と思いました。
ちょうど今度福岡で「占領の囚人たち」のイベントがあり、レベッカさんがスピーカーとして参加するので、オススメしました。
他界された夫さんの話や、映画のロケ地に行きたくてシリアに行った話などを聞かせてくださいました。あと、猫を飼っているとのことで、原爆ドームに出入りしている猫の話などもしました。
チリの観光客が戻ってきて写真を撮ってくれたり、沖縄からの旅行者が足を止めてくれたりしました。
沖縄のかたは社会運動をやっている人で、もう8年続けていると話してくださいました。
昨日は人通りもけっこうあって、フライヤーを受け取ってくださる人も多かったです。
終了間際にインドネシアからの観光客が話しかけてくださいました。3人のご家族で、娘さんはパレスチナのことをテーマにアートワークをしているとのこと。作品を寄付したいとのことでしたので、ビジルのアカウントを紹介しました。
立っていると、何かありますね、良くも悪くも。
帰り道、千里さんと歩きながら色々と話しました。説得するのが難しい人にどう対処するか、という話から『市民的抵抗』の話になりました。
例えばパレスチナの話に対して、どう反応するかは4つのパターンに分類されます。
〈積極的反対者〉
〈消極的反対者〉
〈消極的賛同者〉
〈積極的賛同者〉
このうち、〈積極的反対者〉が〈積極的賛同者〉になることは、あまりありません。ですが、〈積極的反対者〉が〈消極的反対者〉になることは、もしかしたら可能かもしれない。そうできれば成功で、スモールステップを目指すのが大切なんだ、という話。
この話、土曜日にもしていて、これを話したらさるじゅんさんが「怒鳴っていたシオニストが、黙って撮影するシオニストになる、みたいなことですね」と的確に把握してて、面白かったです。
12月2日、原爆ドーム前でスタンディングをしました。
昨日は4人で、すでに気心の知れた相手だったので、話しながら立ちました。
以前、岡崎さんに中央郵便局の前でスタンディングすると色んな人に見てもらえますと教えていただいてたんですね。ビジルでの活動も金曜日と土曜日だけになったので、やってみたいですとお伝えしました。すると岡崎さん、打てば響くようにノリノリで賛成してくださったので、嬉しかったです。
岡崎さんから上関さんの追悼会のときの写真が表紙となっている伝送便をいただきました。岡崎さんの追悼文も掲載されていて、あの日の夜を思い出しました。
日本のテレビのニュースなどではBDSについて触れないですと話してから「アメリカではBDSについて、どうやって周知していますか」と質問すると、アメリカではイスラエルへのBDSが反ユダヤ主義だと受け取られる可能性が高いと教えてくれました。
そういえばそうか。
学生も逮捕されたり、学長がクビにされたりしましたもんね。
南アフリカに対してのBDSは、アメリカでは、大学が最初で、次が企業、最後が政府という順番だったそう。
日本で活動していると、人々の無関心に心を削られたり、やる気を潰されたりするけれど、アメリカにはアメリカでの困難があるんだなと実感しました。
知識としてはニュースなどで知っていたはずなんですが、一緒に活動したMarikoさんの言葉だからこそ、きちんと伝わってきたような気がします。
入れ違いで、Marikoさんが来て、一緒に立ってくれました。
この日は他に参加者はいなかったので、2人でゆったりお話しました。
Marikoさん、前回4月に来られたときより日本語がお上手になってる気がしたので、お聞きしてみると、「勉強しました」とのお答えで、「私にとってのチャレンジです」とのこと。
前回はほとんど日本語はしゃべってなかったので、本当に熱心に勉強されたんだろうなと。
「母のお父さん」と「私の父」と、ファーザーを区別していて、マジすかと思いました。
Marikoさんの仕事のことや政治活動のお話、トランプやバイデンについて、アメリカの税金が市民に還元されるのではなくガザへの兵器供給になったいることなど、色々と話してくださいました。
日本人の観光客が足を止めて、プラカードをじっくり見てから、「どうしたら終わるんですか、何かできることはないんですか」と質問してくださったので、BDSについて話しました。南アフリカのアパルトヘイトは国際的なBDSで終わったことや、日本の税金が虐殺に使われていること、その署名について説明しました。
たぶん、Marikoさんはその話を聞いていて、そこから話題はBDSに。
12月1日、原爆ドームの前でスタンディングをしました。
昨日はプラカードを設置しているとトルコの大家族が通りかかって、子どもたちが「何してるのこれ?」と日本語で話しかけてきました。ガザへの虐殺に反対しているよと答えると、父親らしきかたが、虐殺について説明してくれました。ぼくにわたしたちはトルコ人です、と日本語で話しかけてくれ、がんばってくださいと激励してくれました。子どもたちは「子どもを殺すな」って何? と日本語を読んで質問していたので、日本に住んで長いのかなと思いました。
大家族はわーっとやってきて、わーっと去って行きました。
がんばればなんとかなるもんだなあと思ったり。
でも、もうちょい英語が話せるようになりたいですね。
終わってから本読みデモについて話し合いました。とにかく、雨が降りませんように。
この日で広島パレスチナともしび連帯共同体(Hiroshima-Palestine Vigil Community)としての毎日のスタンディングは終わりました(金曜日と土曜日にはスタンディングを行います)。
ですが、吉美は個人として原爆ドーム前でのスタンディングを続けます。ほぼ毎日立ちますが、お休みする日もあります。
12月、吉美がスタンディングを休むのは以下の通りです。
5日(木曜日)、10日(火曜日)、18日(水曜日)、19日(木曜日)、22日(日曜日)、29日(日曜日)。
この日以外は立つ予定(金曜日と土曜日は除く)
※金曜日と土曜日にはHPVCによるスタンディングが行われます。
※年末年始も立ちます。
昨日も原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
昨日は14時からアクションが行われていたのですが、その時間、吉美は仕事中でした。参加したかった!
仕事終わってから帰宅、洗濯だけして急いで原爆ドーム前へ。
ちょうど千里さんがガザモノローグを朗読するところでした。
終わってから千里さんと本の話や動物虐待の話などをしました。千里さんは、ぼくが知らない話を教えてくださるので、いつも「マジで!」と言っている気がします。
昨日のガザモノローグは、英語・アラビア語・日本語の3ヶ国語で朗読されました。色んな人が足を止め、聞き入ってくださいました。
バナーを見ているかたがいらっしゃったので声をかけると、「インスタいつも見てます」と笑顔で言われ、ありがとうございますとお礼を言いました。お友達と広島に来ていて、せっかくだからここに来ましたとのこと。ありがたすぎる。
海外からの旅行者のかたが、ガザモノローグが始まってから終わりまでずっと見ていて、立ち去ろうとしていたので、集合写真に誘いました。最初、日本語で写真撮りませんかと誘ったら、日本語わからないとジェスチャーで示され、「プリーズ ジョイン アス」と言ったら通じて、笑顔で参加してくれました。 [添付: 7 枚の画像]
作家。第2回かぐやSFコンテスト大賞受賞。中訳版が〈科幻世界〉に掲載されました。SFアンソロ『新月/朧義果樹園の軌跡』に「盗まれた七五」が収録されました。メールアドレス:shun.yoshimi728@gmail.co