子どもを望んでいるから、同じ価値観の相手または納得できる相手と恋愛感情はないけど(結婚などして)子を産み育ててる異性愛者はすでに沢山いる。その後に離婚するのだって珍しくないだろう。
「子どもを持ちたい」を目的に合意の上で(友情結婚/お見合い結婚/事実婚状態などの)関係を構築して子どもを産み育ててたりしてる人たちは、すでに実社会に相当数いるし、それはすでに一つの選択・人生としてごく普通にこの社会に存在している。
同じく、合意の上で子を持つことにした男女のクィア(レズビアンとゲイなど)も当然いるという話。私の周りにもいる。
このようなレズビアンとゲイによる合意の妊娠出産だけを「代理母/代理出産だ」と批判するのは、端的に誤りであり、なおかつその誤りを故意に利用したヘイト扇動に他ならないと思っている。女性の権利すら何も守られていない、ミスリードによるヘイトスピーチだ。
今なお同性カップルが養子を迎えるのらかなり
困難なこと(少し前まで完全に除外されていた)
や、現在日本では独身は生殖補助医療を受けられないこと、そのため子を望む同性愛者たちは信頼できる二者間(またはカップル間)でシリンジ法を利用してきたこと、そうして生まれた子どもがすでにたくさんいること、そういう現実を無視した言説は害悪なだけ。
さっき、日本が侵略した土地である香港を引き合いに出して「日本はもう"こちら側"になってしまった」「私たちは手続きくらいは踏むだろうと思っていたのに」という趣旨の投稿をしているのが流れていった(これがまた結構拡散されている)。ようは、「"あちら側"だった中国と同じレベルになってしまった」「中国なんかと違って日本は手続きを重視する国だったのに変わってしまった」ということだ。
中国が「そうなった」理由のかなりデカい部分に日本による侵略戦争と植民地化の影響があるんだけど、どこまでも日本の戦争責任について他人事なんだなと思う。随分と骨抜きにされた「反戦」である。
こういう投稿がビュンビュンとTLを流れていく。中国蔑視がないと出てこない文章だなぁ残念だなぁと思いながら、私はそれを見ている。
常時から反差別や反戦の声をあげていたはずの人たちが、迫り来る戦争を前にして結局のところ旧植民地蔑視という植民地主義/帝国主義に回収されていく様を見ている。そして、ああ本当に戦争がすぐそこまで来ているのだなと思う。
自国を批判するときにわざわざ「あの国と同レベルになってしまう!」みたいな書き方するべきじゃない。ちゃんと「大日本帝国に戻ってしまう!」と書くべきだ。日本は戦争を繰り返そうとしているのだから。 2/2
この数日でさらにグッと戦争の気配が強くなったので、みんな危機感を抱いているのはわかるし、声を上げる人が増えたのは良いことだと思うんだけど、反戦を呼びかけるときに中国を引き合いに出して「このままではこうなりますよ!」「もう日本もこっち側になってますよ!」という投稿が増えてるの嫌すぎる。
中国を引き合いにだして「こうなってしまう/こちら側になってしまう」と言うとき、発言者が今まで中国を「ああはなりたくない/あちら側」だと見做していたことが炙り出されている。そんな線引きは存在すべきじゃないし、仮にそうだとしても中国を「そうさせた/そうした」国の人間が言うことではないし、最悪だと思う。 1/2
これ、クリーム・ブリュレの生みの親、フランソワ・マシアロに関する逸話だった
>フランソワ・マシアロ(François Massialot:1660年-1733年) は17世紀の後半から18世紀を生きた料理人であり、フランス料理史を語る上で欠かせない重要人物である。
おなかがえぐい痛みなのだけど、これはカントリーマアムを食べすぎただけなので大丈夫なやつ
こんなこと言ってる場合ではないのだけど、ふと、小林製薬の社員の中にも今年のエイプリルフールに向けて企画を準備してたけどこうなって直前で全てが無に帰した人がいるんだろうなあと想像して、胃が痛くなった
TRPの最新の声明が欺瞞的で陳腐で愚かでひたすらダっっサい、「イスラエルや特定企業の中にも当事者がいるから...」「そういう企業からも頑張って協賛とってきてるんだから、ここで揉めるのは...」という話に終始して、パレスチナの中の性的マイノリティについては目を逸らし続けている、そして何故か頑なにイスラエルの名を出さない異常さ。
https://web.archive.org/web/20240330101824/https://tokyorainbowpride.org/news/20240330/2092/
これまでも運営には様々な指摘、批判が行われてきたし、マーケット人権論のときは「まぁトランスっていうかその辺のにーちゃんやしなぁ」とみなさん失笑したと思います、でも今回はそれで済まないわけで、ガザ市民が肉片や腐乱死体になってる状況で「コミュニティの分断を煽る」もクソもねーし、資金や武器が虐殺のために使われることに反対するのは、運営に何かの決断を迫ってる、みたいなレベルの話じゃねーんだわ。
部屋に閉じ込めて爆音中島みゆきを聴かせたいっすね.....
「だけど異論は無礼なようで進めなければ時間ないようで/どこか痛いと匂いのように疑わしさがそそけ立つ/だけど異論は間違いなようで進めなければ仕方ないようで/いつもそうだ繰り返しだその弱み知られてる/甘いもんだとちょろいもんだとエサになっている」
https://www.uta-net.com/song/196928/?fbclid=PAAaao243QkQBHh3TywySRi8Jbf_AaStKzCDvooP0ikqM5V-VQZg-b42zEw4Q_aem_AQI0FEOTgoCL1dMe5VP5mL-23Vt3EHFMWlAvAPQGM-A6J5EMG1OaZwZTb9a-I4VaGgQ
これは私が馬鹿というか、何もかも全てを語感による連想ゲームで覚えたり考えたりしすぎるせいだと思うんだけど、
インターセクショナリティ(intersectionality:交差性)
>意味:複数のアイデンティティが組み合わさることによって起こる特有の差別や抑圧を理解するための枠組みである。
>また、複数のアイデンティティによる特有の社会的な特権を理解するためにも使われる。
>扱われるアイデンティティの代表的なものに、ジェンダー、セックス(身体的特徴による性別)、人種、社会階層や経済的階層、セクシャリティ、特定の能力や障害の有無、身体的特徴などがある。
日本でももっと知られるべき基本的な概念だと切実に思うんだけど、
カタカナだとパッと見がセクシャリティ(Sexuality)っぽくってそれだけの話をしているかのように見え、
“ジェンダーの人”とか言っちゃってるようなこの国ならまためちゃめちゃな誤解誤用が生じるんだろうなって思う
よよよ