立憲民主が共産党との共闘をやめたから伸びた。というのは単に事実だと思う。日本の有権者は資本主義者なので共産党、社民党が嫌いなのだ。それを否定しても始まらない。そういう社会で左翼であり続けるにはどうするか。考えるべきなのはそのことだ。
ただ、この社会は保たない。客観的に見て資本主義が要求する急激な成長が実現できる余地はなく、それは自民党の不正や失政のなどという小さな要因のせいではない。中道右派や極右に投票したところで状況は良くはならない。
今後はますます新自由主義による締め付け、福祉国家の縮小、格差の拡大が進み、不満はマイノリティへの攻撃や排外主義の強化によって解消するという方法が取られ、それでもダメなので戦争によって社会の統一を維持しようという誘惑に駆られる政権が増えるだろう。
その社会で左翼であり続けることが我々の課題だ。
まず、自身がどうサバイブするかという課題があり、そして社会全体の破滅にどう備えるかという課題があり、できるならばその前に左派の勢力を増やすという目標がある。
脅威は大きく、希望は少ない。だが、それでも我々は生きねばならないのだ。
地元選挙区、国民民主と共産が大量の票を分け合ってしまい漁夫の利で自民候補が若干リードしている。連合と全労連の溝は日本海溝より深い
自公が議席を減らしていることは喜ばしいが、議席を伸ばした立憲が「共産と共闘しなかったから躍進した」と勘違いしそうで怖い
選挙区で犯罪集団自公を当選させないために泣く泣く鼻をつまんで入れてることは肝に銘じて欲しい
千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らずよなぁ。
日本共産党という千里の馬があるのに、日本の有権者の大多数は奴隷人であって伯楽はごく僅か。
全体には、今回、立憲野党(主には立憲民主、あと共産と社民だけど、後ニ者はなかなか厳しい闘いですね)の勢いは、沖縄を除き、東高西低の傾向がかなりくっきり出ているように見える。関西以西の西日本って、前からこんなに保守的(今の自民に「保守的」という言葉もあまり使いたくないけど)な感じでしたっけ?
よくも悪しくも、日本はいよいよ二大政党制の時代になっていくのかな。小選挙区制をとった時点で、時間の問題だったんだろうな。
野党共闘で立憲が助けられていると言われたていた時代も、枝野さんが言っていたようにもう終わるのかもしれない。少なくとも今回の結果を見れば、野党共闘で何とか対面を保って来ていたのは、むしろ共産党だったように見えちゃうからな。
だけど、この野党の勢いを作ったのは、ほとんどが赤旗のスクープだったってのは、どうしてくれるのよ?ってのはありますよね。みんな書いているけど、「日本は皆んなが共産党にフリーライド」ってのも真実。
何れにしても、二大政党制ならまだ良いんだけど、体制翼賛にならなければ良いなぁ。野田佳彦がまったく信用が置けないから、選挙後が本当の勝負なのかもしれない。
https://x.com/masumura17/status/1850513580959080632?t=PpaegPNlXqNNHRtHIwpjrQ&s=09
『立憲も国民民主も、コメントの第一声に、必ず「共産党のおかげで躍進できたわけですが……」とつけてもいい』
「しんぶん赤旗のおかげです」でもいい。
he/him
気候変動が進んだから、夏の部活では熱中症で死人が出るし、巨大化した台風に屋根が飛ばされるし、電柱が倒されて大停電も起きる。にもかかわらず、政府は温暖化の大きな原因となる軍備拡大に血眼である。アンチフェミとTERFにもうんざり