ラムザイヤーが政経雑誌(歴史学誌に非ず!)に載せたの日本軍性奴隷制度についての「研究不正論文」に対する吉見義明先生らによる批判論文がPublishされた!
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0144818823000364
『週刊金曜日』2022年10月28日掲載の「家庭教育支援条例」関係記事、旭川市の動きについての記事もブログにアップしました。
旭川市でいったん止まった条例制定の動きと市民運動 - ふぇみにすとの論考 https://yamtom.hatenablog.com/entry/2023/10/11/224046
『週刊金曜日』2022年10月28日号に執筆した「親学」や「家庭教育支援条例」 についての記事を、同誌編集部の許可を得て転載しました。
「家庭教育」めぐる連携の動き、 何が問題か - ふぇみにすとの論考 https://yamtom.hatenablog.com/entry/kateikyoiku
埼玉県の「虐待禁止条例」の改正案をめぐる顛末に関して、東京新聞にてコメントを使っていただきました。
自民の身内から「断固反対」 子どもだけの留守番・外出禁止の埼玉県条例案 国会議員「寝耳に水」だった?:東京新聞 TOKYO Web https://www.tokyo-np.co.jp/article/282551
Xにてかなりリポストされていたのでこちらにも。
『宗教右派とフェミニズム』pp.71-73で、埼玉県の家庭教育施策を扱い、資料イメージを複数載せたのも、埼玉県がこの分野の「先進県」だから。上田清司知事のもと、高橋史朗氏、松居和氏ら親学関係者が教育委員長に就任するなどして家庭教育を推進してきたから。そもそも埼玉県は親学発祥の地でもある。
埼玉県には家庭教育支援条例はないけれど、条例など必要がないくらいに家庭教育施策が進められてきた県なんです。条例がある県としては熊本が先進県扱いだけれど、条例があるなしにかかわらず埼玉は家庭教育について熱心な「先進県」なのだと思う。
@selfishprotein 校正前バージョンはワーキングペーパーより後のでした。ワーキングペーパーから内容的に大きく変わってはなくても、編集入れたところはそれなりにあります。
@selfishprotein ワーキングペーパー版は校正前バージョンなので、細かい違いがあります。オープンアクセスにするには3000ドル払わねばならないというのがとにかくネック。商業出版が絡む「オープンアクセス」の限界感じまくりです。
『宗教右派とフェミニズム』(青弓社) 刊行記念トークイベント 斉藤正美×早川タダノリ×松岡宗嗣 「右派運動を〈性〉や〈歴史〉から考える」2023年10月28日(土)18:00〜20:00
東京・西荻窪の今野書店にて。来店参加、オンライン参加どちらも可能です!
https://shorturl.at/biFHM
Just published!
Yoshimi Yoshiaki, Emi Koyama (trans.), Norma Field (trans.), and Tomomi Yamaguchi (trans.) "Response to “Contracting for sex in the Pacific War” by J. Mark Ramseyer". International Review of Law and Economics, Vol. 76, Dec 2023.
Prof. Yoshimi's article is published in the same journal that Prof. Ramseyer published his "comfort women" piece. https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0144818823000364
プチ鹿島さん、こちらでも杉田水脈氏の差別発言問題に加え、「歴史戦」との関わりについても触れられており、『宗教右派とフェミニズム』もお薦めくださっています。
https://www.youtube.com/watch?v=mR2YUcCaoNw
明日のサッフォーでの斉藤正美さんx小林美香さんトークイベント、イベント直前まで申し込み可能だそうですので、申し込みまだの方はぜひ!『宗教右派とフェミニズム』出版記念イベントの位置付けでもあります。
https://bookcafe-sappho20231007.peatix.com/
10月7日の開催です!
『宗教右派とフェミニズム』&『ジェンダー目線の広告観察』W刊行記念トーク|斉藤正美×小林美香|政策と広告を「読む」:リプロダクティブ・ヘルス/ライツを守るために
「人権侵犯」認定された自民党・杉田水脈がまた出世…「環境部会長代理」に推したのは誰なのか?
https://bunshun.jp/articles/-/66119
#bunshun
こちらにも投稿
杉田水脈の「歴史戦」での「貢献」ぶりを正面から指摘するプチ鹿島さんの記事。これは多くの方に読んでほしいです。:「人権侵犯」認定された自民党・杉田水脈がまた出世…「環境部会長代理」に推したのは誰なのか? #文春オンライン https://bunshun.jp/articles/-/66119?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink
プチ鹿島さんの文春オンラインの杉田水脈氏に関する記事の中で、『宗教右派とフェミニズム』を引用していただきました。杉田氏の「歴史戦」への関わりの問題や、旧統一教会報道の中でジェンダー関係のことがスルーされてきた問題にも触れてくださっています。https://bunshun.jp/articles/-/66119
本日の朝日新聞の投書欄に、こんな投書があった。
「私にはずっと疑問だった。なぜ自民党が杉田氏をかばうのかと。党への献金が高額なのか。衆院選の比例中国ブロックの名簿で優遇され当選しており、故安倍晋三元首相の寵愛(ちょうあい)があったのか。このたび、人権侵犯を巡る新聞記事にあった茂木派中堅議員の言葉で疑問が氷解した。杉田氏のSNSには多数のフォロワーがいて、「彼らを引き連れて反自民勢力になられるのも厄介だ」というのだ」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15756377.html
この方には申し訳ないが、そんな簡単な話ではないと思われる。安倍時代に発動した「歴史戦」の活動家としての側面を見落としている。
杉田水脈の政治業界デビュー当時から現在までの軌跡を辿ってみると、やはり金と手間と人力をかけて「歴史戦」政治業者として育成されてきている感がつよい。
安倍晋三とは違うレベルではあるが、各種右派運動と政治業界をつなぐハブとして自分を作り出そうとしているし、「コミンテルン」やら「反日」やら「生産性」やら、裏付けナッシングでも平気でほうぼうに火をつけて回ることができるその原動力は、端的に言って激しい「妄念」に見える。
これを聴きながら校正中。
https://etcbooks0924archive.peatix.com/
アメリカの田舎にくらすフェミ。文化人類学なども。