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2024年の目標として、4つの観点から8つのポリシーを設定しました。これらのポリシーを遵守することでより良い1年を送ることができるように心がけます。
2024年の目標 - 箱庭療法記 yobitz.hatenablog.com/entry/20

昔は自作キーボードが趣味で、基板(キーボードの種類)やキーキャップやスイッチを吟味していたんですが、数年前に「これは!」という一台に出会ってからはすっかりご無沙汰でした。
しかし、秋口に諦められないくらいカワイイのと出会ってしまって、どうしようかなあと迷っているうちに冬になってしまって、今回、お迎えを決意しました。
アルミ製のケースは中国の業者に見積もり段階、マッチするキーキャップはアリババから、基板の一部、部品の何点かは外国のショップから輸入の手配を済ませました。
こういったお迎えの準備にはとにかくワクワクします。

cocotkeebs.com/products/bally-

『THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法』(シーナ・アイエンガー)

私たちは何を求めて「最高の発想」のための本書を手に取るだろうか? 一言で言えば「課題を解決するため」だ。では「課題」とは? 本書はつまり「課題」を特定し、解決するための手法を教える本だ。
発想を生むためのプロセスは次のようなものだ。本書は課題を「サブ課題」へと分割せよと説く。サブ課題を解決することで叶えられる望み(私の望み、当事者の望み、第三者の望み)を比較する。この望みとは、困りごとと言い換えてもいい。そのための既存の解決手法(=選択肢)を、業界の内側と外側の両方から探す。既存の選択肢同士を掛け合わせ、新しい選択肢を生み出す。ゼロベースの発想ではない点がポイントだ。最後に、第三者からの目から見て「課題」を評価する。
ノウハウとしては、課題に対して具体化・抽象化を繰り返すことで「意味があるほどには大きいが、解決できるほどには小さい課題」に落とし込む、選択肢は5±2に絞る、アイデアは量より質(ただし、量を出した後に粘り強く考え続けることでしか質に辿り着けない)、等々。
本書のエッセンスは、究極的には添付の一枚の図だ(pp. 60-61より引用)。

武蔵小杉の「TEA HOUSE ローズマリー」、CHILLでした。

『ファシリテーションの教科書』(グロービズ、吉田素文)

タイトルに偽りアリ!
『ファシリテーション』と銘打っているものの、論点はそれより広く深く、より良いファシリテーションを実行するための背景に踏み込む。いわゆる「仮説思考」「論点思考」「クリティカルシンキング」と呼ばれるスキルがファシリテーションのために必要であると説き、その上で、それらのスキルを会議の場でどのように発揮するべきかをイロハから解説する。
仮説とか論点とかクリティカルシンキングとか、いつどうやって使うのかわかんね~~~って人にも、使い方のひとつのケースを提供してくれる意味でオススメです。
私のバイブルとなりうる一冊でした。
amzn.to/46lMUTd

『ゲーム理論の〈裏口〉入門 ボードゲームで学ぶ戦略的思考法』(野田俊也)

面白かった! けど想定読者が謎すぎる!
ボードゲームを用いてゲーム理論を、入門よりさらに易しく、紹介する一冊。いわゆるゲームをインタラクション=駆け引きのない「パズル」および駆け引きのある「ゲーム」とに分解し、そのトータルとしてのいわゆるゲームの最適戦略をゲーム理論から紐解く。本書はいわゆるゲームの中でも特にボードゲームに焦点を絞る。
ナッシュ均衡や囚人のジレンマといったゲーム理論の入門で頻出するものの現実にはどのように適用されているかイマイチ掴みきれない問題を、実際のボードゲームを用いて解説する点で特筆に値する。
さて、ボドゲからゲーム理論を解説するかと思いきや、ゲーム理論からボドゲを解説する側面が強かった。私はボドゲのレビューを読むのが趣味の一つだったためにゲラゲラ笑いながら読むことができたのだが、そういう素地のない読者がどのように本書を受容するのかが謎。いや、面白かったのだけれど、謎ではある。

amzn.to/44P5NwF

『外資系コンサルのリサーチ技法 事象を観察し本質を見抜くスキル[第2版]』(上原優)

リサーチについて漠然と知られているハウツーを精緻に整理し、抽象化し、その上で具体例を紹介する一冊。リサーチの究極的な目的とは、調査した個別具体的なデータをインフォメーションへと統合し、解釈することでナレッジとし、法則へと昇華しウィズダムを得ることである。(「DIKWピラミッド」として知られる)。このための、調査、統合、解釈および昇華のための紹介する。

まず、リサーチの目的を三つの視点に分解する(リサーチの目的を定めることは当然であり、本書はその先へ進むための一冊である)。
①「答えるべき問い」(≠知りたいファクト)
②「企画のステージ」(①検討に着手するためか、②仮説を立案するためか、③仮説を検証するためか)
③「成果のレベルとまとめるイメージ」(リサーチを誰にどんなレベル感でどれくらいの速さで見せるか)
これら三つの視点に基づいて、リサーチを設計し、実行し、洞察としてアウトプットする。

私の暫定的な(あるいは恒久的な)居場所の一つとなる fedibird に寄付を行いました。

の新刊『七尾百合子の10冊』の表紙です。この素敵なロゴは、現物では金の箔押しなのでもっと存在感があるよ。文庫98ページと厚みもそこそこにあるので、所有欲を満たす一冊になったのではと自負しています。新刊のみで1000円、既刊とセットで2000円です。
サンプル:pixiv.net/novel/series/1042957
Booth:yobitz.booth.pm/items/4738447
紹介:yobitz.hatenablog.com/entry/20

Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。