今、戦車模型の塗装のトレンドは、印象派になっている。現物そのままの写実主義ではなく、誇張を加えて作者の意図を表現するのが当たり前になっている。現実の戦車はこんなにパーツの間でコントラストがつかないし、作戦行動中にここまで錆びない。模型映えが全てに優先される世界。
計らずしも、短い期間で絵画の歴史をなぞるようなことが起きている。この辺りの変遷を、きちんと誰かがまとめてくれないかなあ、研究したら面白いテーマではないかなあ、と思っている。他力本願ですいません。
この先の模型表現は何処に行くのだろうね。絵画の歴史をなぞるとしたら、シュールレアリズムとかキュビズムなのだけど、キュビズムな模型って良くわからないな。
アメリカくん、トップ10%の富裕層が、あの国全体の富のうち68%を占有するようになったそうな。相変わらず地獄だねー、あそこ!!
私くらいの年代で英語ができる方、子供のころにアメリカという国に憧れた後、英語ができるようになって現実を知り、あの国に幻滅…というルートをだいたいみんなたどっている気がする。
新年から始めた英語学習のDon’t Break the Chain, 3月の結果報告です!
惜しくも、1日未学習を作ってしまいました。ですが、まあそこから立て直せたのでオーケー、ということにしておこう。
4月もこの調子で頑張ります。
岩波文庫の平家物語、第一巻を読了しましたー!
まだ興福寺も燃えていないので、物語的には静か、ただ、それでも印象に残ったシーンがあります。重盛卿が、今際の際に中国からの医師の診察を拒絶するのです。「外国の者を都に入れるのは、末代まで日本の恥になる」と。これ、相当倒錯しています。
というのも、作中で重盛卿は、およそ聖人として描かれるのですが、その聖性を担保しているのは、彼が儒教の倫理の上で完璧だからなのです。だというのに、その儒教がまさに生まれた国の人間を、「不浄である」と拒絶する。論理矛盾です。でも、今の日本でも割とみられる光景。こんな時代からだったとは
重盛卿だけではなく、作中では好きあらば中国の古典が差し込まれ、大陸の文化への強烈な憧憬が確かにそこにある。だというのに、今生きている大陸の人間は不浄になってしまう。この倒錯の正体は、本当になんなのでしょう。何を読めば、正体がわかるのかなあ。
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TOEIC L&R score 935. 生涯英語学習中。教育の端っこで仕事をしながら、模型製作に勤しむキャバリアのような生き物です。
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