エマヌエーレ・コッチャ『家の哲学』(勁草書房)
読了しました。
「今まで哲学は都市のものだった。家を論じてこなかった。家こそが生が営まれる場所であるのに」との問題意識の元で行われる哲学的論考。
浴室とトイレ、台所、庭。家の各部分を題材に考察が始まり、それが射程を遠く伸びていく様は大変面白かった。
ちょうど私自身が、自分の住居に対して責任を持たねば、と最近意識したことと重なり、タイムリーな本でした。住居は私の延長なのだから、、その環境には意識的であらねばならない、と。
オススメです。
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TOEIC L&R score 935. 生涯英語学習中。教育の端っこで仕事をしながら、模型製作に勤しむキャバリアのような生き物です。
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