東電の相次いだミスは多層化請負構造によるもの、ということで、今後は意思疎通体制の問題になってくるだろうと思います。
いわきでのNDFの廃炉説明会の時には、事故前に下請けで福島第一原発に入っていた(リタイアした)作業者・技術者の方が地元にはたくさんいるようで、会場から内部構造に相当詳しい質問が複数出ていました。
そこで出ていたのが、元請けの三菱重工や東芝などの姿が全く見えないのはどういうことか、ということです。
説明の記者会見の時には、東電と元請が並んで説明すべきではないかと私も思います。元請けの姿が見えないから、不透明感も増しますし、東電の説明もふにゃふにゃになるのだと思います。
「こうした事例から浮かび上がるのは、多層化した請け負いの構造だ。福島第一原発の廃炉作業では、東電が下請けに発注した仕事が、孫請けや、ひ孫請けにおりていく。原子力損害賠償・廃炉等支援機構によると、6次下請けまであるといい」
(けいざい+)再建へ、もがく東電:5 デブリ回収、まだ耳かき1杯
https://www.asahi.com/articles/DA3S16105836.html
東京医科大学などでの入試での女性を不利に扱って入学者操作をしていた件が発覚して以降、男女の合格率が反転しているところが多くあるとのことです。
医大は、見ている限りでも本当に閉鎖的で、ハラスメントもひどいですし、さもありなん、と思います。(講座をハーレムと思っている医学部教授、多いですよね。)
日本的家父長制権威主義に基づく誤ったエリート主義の典型例だと思います。
「入学者率をみると、不正が発覚する2018年までは「男子>女子」だったが、翌年には反転し、女子の合格率が男子より高い傾向が現在まで続いている。」
医学部入試で、女子の点数の不正操作はなくなったのか
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/04/post-98540_1.php
子ども食堂にしても、大都会目線で語る人とそうでない場合とでは定義自体が異なるからね。働きながら子育てする親御さんにしたら子ども食堂を学童保育の延長的位置付けにしてたりもするし、過疎的コミュニティでは経済的事情だけでなく一人暮らしの高齢者の憩いの場になってたりもする。中には引きこもりからの社会復帰とかDVからの一時避難的ツールのひとつとかで利用する人もあるし、現実の事情としてただお金不足で食べていけてない人のみならず、会話不足、ふれあい不足、情報不足、文化的出来事不足などいろんな不足に対応しつつあるのが現在の大きな括りでの“子ども食堂”だから。今のところそういうことを行政がしっかり把握出来てるとは思えないし、多くの政治家も売名に繋がりにくいから気に留めてないのが現状。そういう意味では子ども食堂への取り組みが様々な社会問題の提起と解決へのとっかかりになり得るともいえるかなとは思う。
以下送った内容です。はー…………言うに事欠いて憲法…………違反…………企業献金が………………憲法………………あらまあ……………………はぁ……………………
【石破首相が「企業献金禁止は憲法違反」との答弁をされました。企業が政治的な発信、意思表示をすることは憲法で守られるべきですが、そこに金銭が絡むと癒着につながりますし、現にそうなっているからこそ禁止を法で決めるべきだという議論が沸き起こっています。カネの流れについて首相がこのような身内に甘い見解をお持ちであり、そこに憲法を持ち出して被害者の顔を見せることに愕然としています。即刻撤回してください。】
(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
(石破茂HP)
https://www.ishiba.com/contact/
大阪と和歌山のMIX。ふぐすま県在住の 地球人。