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東電の相次いだミスは多層化請負構造によるもの、ということで、今後は意思疎通体制の問題になってくるだろうと思います。

いわきでのNDFの廃炉説明会の時には、事故前に下請けで福島第一原発に入っていた(リタイアした)作業者・技術者の方が地元にはたくさんいるようで、会場から内部構造に相当詳しい質問が複数出ていました。

そこで出ていたのが、元請けの三菱重工や東芝などの姿が全く見えないのはどういうことか、ということです。

説明の記者会見の時には、東電と元請が並んで説明すべきではないかと私も思います。元請けの姿が見えないから、不透明感も増しますし、東電の説明もふにゃふにゃになるのだと思います。

「こうした事例から浮かび上がるのは、多層化した請け負いの構造だ。福島第一原発の廃炉作業では、東電が下請けに発注した仕事が、孫請けや、ひ孫請けにおりていく。原子力損害賠償・廃炉等支援機構によると、6次下請けまであるといい」

(けいざい+)再建へ、もがく東電:5 デブリ回収、まだ耳かき1杯
asahi.com/articles/DA3S1610583

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