野良ふくろう @wakeuptheowl@fedibird.com

また学祭の季節。母校の学祭、かつては完全に学生が主役、すべての主導権は学生の実行委員会にあった。それはなんと言っても創立者の後ろ盾があったからこそで理事会のつけてくる予算緊縮指針や綱紀指針のようなものに徹底的に抗うのがデフォルト。その時の金看板は「本学はどこまでも学生主体」という建学の理念だった。学生の自主性を尊重しない教職員は去れというほどの空気感があった。しかしどうやら昨今は違うらしく、学生自治会もクラブ活動をまとめる学友会もすっかり当局側の御用団体となり、自由闊達な空気はすっかり薄まってしまったと聞く。そしてそのような圧力をかけ続けているのが他でもない、母校のOBOGたちなのだ。口先でどんな思想を掲げていても原点を忘れたら人も組織もあっという間に瓦解する。その見本のような存在になってしまった我が母校。今ではただの5流大学である。

連合にせよ全労連にせよ全労協にせよ。未組織労働者やフリーランスのことをいまどう思ってるんだろうな。自分たちの票に繋がらないからなんとも思ってないんだろうけど。そういう労組の内向き体質こそが野党共闘最大の障壁なんだということは少しでも動いたことのある労組員ならみんな分かってるはずなんだけど。検索で“労働組合”と入れると“時代遅れ”なんて続いてくるようではどうにもならないってこと、どこまで危機意識あるんだろうか。元全労協系小規模労組員として素朴に思うところですよ。

横川さんとかちだいさんとか、かつて政治活動家山本太郎を作り出すことに手を貸した人たちがいま山本太郎をこき下ろしている姿こそすさまじいと思う。

ここいらの街に“市民”という呼称で自分が扱われることに違和感のない人はほとんどいないと思う。集落という言葉に違和感を唱え、差別語とされる部落という言葉にすら元々差別意識ゼロな土地柄。みんなだいたい自己意識は“部落民”。都会の常識こそ非常識という意識も少なくはない。なので、みずほさんや菱山氏みたいに“市民と野党の共闘で！”などといくら繰り返されても何ひとつ響くことはない。それもまたこの日本国のリアルです。

いつものことだが中央の野党ではそれぞれの正義が渋滞してて野党間でだいぶ喧しいが地方ではそんなもの異次元世界の出来事。粛々と世襲選挙が進行しててよほどの番狂せがない限りは現職勝利は揺るがない。ただ福島県でも地域によって公認されなかった自民党議員がいたりしていろいろあるのは確かだがそのへんはきっと単純に投票率を下げておしまいということだろうと思う。日本の夜明けはまだまだ遠い。

今年は去年に増してクサギカメムシとの戦いが増えてる。奴ら、いったいどのくらいいるのか想像もつかない。

なんかあっちで陸軍中野学校について単なる幹部養成機関みたいに語ってるアカウントがいてあまりにも脳天気なので吹いてしまった。