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ところで朝日放送本社ビルの川沿い側には、中津藩の大坂蔵屋敷跡を示す石碑が以前からある──福澤諭吉(1835〜1901)がここで産まれたとのことで、慶應義塾が立派な記念碑を作っています──んですが、もしかしてそれ壊してカフェ用の建物を作った? と一瞬訝ったものの、どうも無事なようで。でも朝日放送って関西屈指の早稲田閥の牙城と言われていますから(←あくまでも噂です)、ワンチャンあれば壊す気満々なんちゃうかなぁ :sticker_dangerous_items:

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水都大阪・中之島の水辺をのぞむ「Art Beat Cafe NAKANOSHIMA」2023年10月12日(木)オープン予定 prtimes.jp/main/html/rd/p/0000

朝日放送(テレビ朝日の関西におけるネット局)が本社ビルの一角に作るそうですが、「Art Beat Cafe」っていうから、TOKYO ART BEATが一枚かんでるものと空目 :blobcatnervous2:  《店内には、ギャラリーエリアやステージがあり、創意あふれる発信のための利用が可能です》とのことですが、朝日放送が自前で持ってるコンテンツというと、漫才とプリキュアくらいだから(ry←←

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おはようみすきー(←Misskeyではない)

エレーヌ・ブックホルツ「目に見えないものの進化」展|2023.9.16〜30|CAS(大阪市城東区)──DMが届いてました。全く知らない作家ですが、Massachusetts College of Art and Designで教授職にあるそうで。《バイオテクノロジー、光学、テクノロジーが持つ崇高さに興味を持ち、光のインスタレーションと建築物と空間のあいだを活用する作品を制作しています》ということで、いったいどういう作品になるのか、気になるところ。初日にレセプションあり

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【本日お救いした文物】幌田『またぞろ』第3巻(芳文社)

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シモン・アンタイの偶然が織りなす抽象絵画。エスパス ルイ・ヴィトン大阪で回顧展「Folding」展が9月28日から開催へ tokyoartbeat.com/articles/-/si

2023.9.28〜2024.2.4。6月末までジャコメッティ展を開催していたエスパス ルイ・ヴィトン大阪ですが、次はシモン・アンタイ(1922〜2008)なんですね。個人的にはクロード・ヴィアラらによるシュポール/シュルファス運動との関わりで名前だけは聞いたことがあるけど、作品は見たことあったっけ……? となるところでして :blobcatnervous2: 。いずれにしても、アンフォルメル以後のフランスの現代絵画については、接する機会自体が稀なので、遺漏なく拝見したいところです。

アラン・バディウは『聖パウロ』において、〈原罪〉概念を罪一般と全く異なるものとして再定位しています。パウロ/バディウにおいて〈原罪〉とは、様々な属性を書き込まれた有限な存在としての人間を、それらから解放するものとしてあり、従って〈原罪〉において人は平等である、とされるわけで。

《重力の光》に戻りますと、この作品が遂行的に見せているのは、かかる〈原罪〉がキリスト教の少なくとも最初期にはありえた(かもしれない)ことであり、「ホーム」とは〈原罪〉によって、あらゆる属性に基づいた共同性から解放された存在たちの共同体であるということであると言えるでしょう。ところでこのような(未だ来らざる)共同体は、昨今の〈多様性〉とは真逆のものであることに注意する必要があります──〈多様性〉とは、有限な存在としての人間をそれとして措定することであり、従属・隷属が支配することになるからです。

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個人的には、とりわけ石原海氏の《重力の光》がクリティカル。北九州市で犯罪者や家出した人々を更生する活動を長年続けている「抱撲」なるNPO法人の世話になった人々が出演して、新約聖書に書かれたイエスの受難〜磔刑〜復活のくだりを再演するという映像作品ですが、合間合間にその抱撲を主宰している聖職者──2015年に安保法案に反対する学生運動を率いていたSEALDsのリーダーだった奥田愛基氏の父親でもある──がイエスについて語る/語り直すシークエンスが差し挟まれ、そこではキリスト教における〈原罪〉というモーメントが強調されていました。そこだけ取り上げると体のいいキリスト教紹介ビデオといった趣ではあるのですが、映像の中でイエス役を演じているおじいちゃんが薬物中毒で傷害事件を起こしていたこと、さらには同展自体が既述したようにポストコロニアリズムの現在に焦点を寄せた作品が多かったことと合わせると、この作品における〈原罪〉は別種の意味を帯びることになる。

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スイート、ビター、あるいはホープが示される多様な「ホーム」。山本浩貴評「ホーム・スイート・ホーム」 bijutsutecho.com/magazine/revi

国立国際美術館で開催中の「ホーム・スイート・ホーム」展(〜9.10)についての山本浩貴氏による展評。以前の記事ですが、もうそろそろ会期末なので。ポストコロニアリズムの重要概念である〈ディアスポラ〉(故郷喪失・離散)を軸に、出展作家/作品における「ホーム」のあり方/ありようを記述するものとなっています。同展は当方も6月末に見に行ったのですが、見る前は「ホーム・スイート・ホーム」って、そんな15年ほど前のMOTアニュアルじゃあるまいし…… と思っていたし公言もしてたんですが :blobcatnervous2: 、実際に接してみると上述したポストコロニアリズムの知見を踏まえつつも超展開された作品たちが、ちゃんと現在に届きうる射程を持っていたように見受けられ、意外と悪くなかったです。

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【本日お救いした文物】(半藤一利(原作)志波秀宇(監修))能條純一『昭和天皇物語』第13巻(小学館)、松井優征『逃げ上手の若君』第12巻(集英社)

京都各所で多彩な企画を開催。3回目の「Art Collaboration Kyoto」がプログラム全容を発表 bijutsutecho.com/magazine/news

2023.10.28〜30、国立京都国際会議場とのこと。アートフェアに加えて、グループ展「BEYOND GLITCH:壊れた世界で現実を描き直す」(キュレーター:グレッグ・ドボルザーク)展など、様々なプログラムが予定されているそうです。¥3,000

ところで、ぁれこれもしかしてart KYOTOと会期かぶってる? と思ったんですが、向こうは10.6、8、9だそうで。しかしそれにしても京都は春先のArtists’ Fair Kyotoも入れると明らかにこの手のアートフェアが乱立し過ぎで総倒れフラグが立ちまくっているので、誰かが音頭を取って統一した方がいいんじゃね? と一鑑賞者的には思うところですが…… :sticker_dangerous_items:

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【本日お救いした文物】まんがタイムきららCarat10月号(芳文社)

コンビニで見かけた『ファンタジー好きのための中世ヨーロッパへの誘い』なる書籍の監修者の名前に思わず何度見 :blobcatfearful:

おやすみすきー(←Misskeyではない) :neyoune:

:sticker_dangerous_items: 

私立大学の定員割れが初の5割超え 短大は9割、小規模校苦戦 - 日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXZQOUE283

《都市部の大規模校に入学者が集まったことなどから、小規模校や地方で定員割れが広がった可能性があるとみている》って、受験生の人口が減ってるのに大学も入学定員も相変わらず増えてるんだから、そらそうよとしか言いようがなく。特に美大芸大の類は小規模校が多いから、今から身売りしてマンモス私大の美術学部として生き残ることを考えた方が良さそう? 美術学部がないのにアートセンターがある慶應義塾大とか、どうでしょう。ぃゃ特に誰に対して言うてるわけでもないんですが :blobcatnervous2:  

(私立じゃないんですが、京都市立芸術大学と京都大学の合併話ってのがあったらしく)

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