「泉茂–コレクション」展|2024.9.18〜10.6|Yoshimi Arts(大阪市西区)
DMが届いてました。長く大阪芸大の教授を務めるなど、関西の現代美術界隈で重きをなしてきた泉茂(1922〜95)ですが、10年ほど前から再評価の動きが関西においては陸続と続いており、今年も先だって市立伊丹ミュージアムが彼の1950年代の版画作品に絞った展覧会を開催していたもの。そんな中でギャラリーという立場からかかる再評価の動きを牽引してきたYoshimi Artsがコレクションしてきた泉の作品による展覧会が開かれるとのこと。これは何がどうなっても接しておかなければならない。DMの作品は《GF3038》(1968)。今までの同所での展覧会では見たことがないですね
四条河原町へ向かう道すがらにあるギャラリーマロニエの前でこのDMを見かけ、アーティスト名が「白井聡子」って、 でもリアルでも悪評高い白井聡と名前が似過ぎてて風評被害者度がきららMAXやろと二度見したら、2019年に京都精華大の大学院を修了と書いてあってトドメを刺された
[記者ノート]大手書店チェーンの大垣書店が批評誌…「書店に足を運んで、本を読みたくなるようにしたい」 : 読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/articles/20240804-OYT8T50034/
京都市を中心に関西各地に店舗網を広げ、最近は東京(麻布台ヒルズ)にまで進出している大垣書店ですが、「羅」と書いて「うすもの」と読む批評誌の第1号を発刊して無料配布を始めたことが、こうやって新聞記事になってて驚。当方の居所にも大垣書店があるので、仕事帰りに文物をお救いするついでに取ってきました。以前『アーギュメンツ』なる手売りの批評誌を刊行してインディーズ出版界隈で話題となっていた黒嵜想(1988〜)氏が編集長を務めています。昨年春にパイロット版となる第0号が刊行&無料配布されていたものですが、その後音沙汰がなかったのであっ(察し)となっていただけに、予想外の展開ですね。今後も定期的に刊行されるとのこと。さて……
好事家、インディペンデント鑑賞者。オプリもあるよ♪