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出世とは無縁な農家でよかったと、つくづく思う。

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前にどこかで筑紫磐井さんが、協会を掛け持ちしても出世できるようにすべき、みたいなことを書いていたような気がするが(違うかも?)、そんなみんな出世したいの?と驚いた。会社で出世競争をしているからこそ、俳句ではそんなことを離れて楽しんでいると思っていたので。

人生は競争だ!って、それだけでは辛くないのかな。

俳句は奥が深すぎて、じっさい何もわかってないのに、というのが本当のところ。

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土曜日は【itak】イベント、日曜は結社の札幌句会と俳句三昧の週末を過ごしてきた。さいきんわりと「俳句のオーソリティ」のような扱いを受けることが多くて、ありがたいことかもしれないが困惑もする。ではそうすればいいのかと考えても解決策はないのだが。

けっこうみんなそうなのかと思っていたが、そんなことはないようで、協会で出世したいと公言する人も珍しくはないみたい。そんなものかなあ。

今日は札幌で【itak】のイベントに参加。その後は私の送別会をしてもらった。たくさんの人に名残を惜しんでもらって、何だか申し訳ない気持ち。60年以上暮らしたのだから、北海道の人間という自覚は一生抜けないだろうな。それでいいと思うけれど。

60頭以上の牛を襲ったヒグマ、OSO18 を駆除したハンターに対して、抗議の電話が相次いでいるというニュース。かわいそうだから、という理由だそうだが、襲われた牛はかわいそうではないというのか。そもそも畜産は悪だから、牛はどうでもいいのか。どうも理解できない。

「雪華」のHPを更新しました。散文置き場には、五十嵐秀彦氏と私による、小川楓子「ことり」評をアップしました。(また被ってしまってます) yukihana-haiku.com/

きのう、ある件で取材に来た新聞記者が、「定年になったら俳句でもやってみようかと思ってるんですよ」と言われて、まあ社交辞令かと思って「そうなんですねえ」などと答えてしまったが、本気かもしれないので、見本誌でも進呈すればよかった。俳句など誰も見向きもしないという諦めが、身についてしまってるんだなあ。

よい記事だった。こういう冷静な視点は貴重。>BT

鈴木牛後 さんがブースト

後編、モデル被害者やモデル専門家についての言及も重要です。

有料記事がプレゼントされました!8月30日 16:12まで全文お読みいただけます
「ぬるい」と笑われても…福島で私なりの闘い方 小松理虔さんの覚悟:朝日新聞デジタル digital.asahi.com/articles/ASR

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鈴木牛後 さんがブースト

重要な記事なので、プレゼント機能を使います。

有料記事がプレゼントされました!8月30日 16:10まで全文お読みいただけます
どっちつかずの声を聞いてきたか 小松理虔さんが見た処理水放出の日:朝日新聞デジタル digital.asahi.com/articles/ASR

今日も暑かった。アメダスでは31.2度。本州方面の暑さに比べたらぜんぜんなので、これで「炎天」とか「炎暑」というのもどうかなあ、などと以前は思っていたのだが、クーラーなしでこの気温をやり過ごさなければならないのだから、十分に炎暑と思うようになった。

だいたい畜産農家がみな家畜に愛情を持っているなんていうのは幻想にすぎない。現場にいるとよくわかる。

私の句の感想には、かなり高い頻度で「作者の牛に対する愛情」と書かれる。実際には愛情というほどのものはないので、ほとんどが即物的に描写しているつもりだが、そういう風に読むのが簡単だし、受けがいいということなのだろうと思っている。ペットと同じようなものと思っているということなのかもしれないが。

自分もやっているかもしれないので、気を付けなければ。

鈴木牛後 さんがブースト

批評、作家の背景とか生い立ちとか生きてる環境を「加味」してそこを重点的に解析してくる人がいるので(感想とかでもそうだけど)それはやってる方は面白いかもしれないけど筆者が生きてる時に面と向かってやることじゃないよ、と思っている。

今年でリタイアして転居するので、すべての景色が見納めと思うと、なんだかしみじみする。

「雪華」のHPを更新しました。今月の巻頭句は《踊子草ラテンシューズは棄てようか 西川良子》。散文置き場には五十嵐秀彦による、森賀まり「しみづあたたかをふくむ」評をアップしました。 yukihana-haiku.com

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