谷川俊太郎さん逝去の報。私は何冊かの詩集を読んだだけで、特に熱心な読者ではなかったが、若い頃に入院していたときに妻が詩集を買ってきてくれたことがあった(どうしてだったんだろう?)。親しく話していた看護師さん(女性)に、「こんなの読んでるのお?」と笑われたことを思い出した。

今でもそういうところがあるけど、若いのに詩とか俳句とか読んでいる人はちょっと変わってるね、ということだったのかな。

それでも谷川さんは、詩は誰でも読んでいいと思わせるところがあって、そこがよかた。ご冥福をお祈りします。

Xで詩人の河野聖恵さんの兵庫県知事選挙についてのまっとうなコメントに、すごい数の批判リプがついていた。河野さんって、詩の世界では有名だけど、フォロワーも4000人くらいだし、それであんなことになるんだ、とびっくりした。

申し合わせているわけではないのだろうが、ターゲットを見つけると集中攻撃して何も言う気をなくさせるということか。私はとてもあんなところに身を置く気にはならない。

兵庫県知事選挙、これはさすがに決まりでしょ、と思っていたのだが、結果を見て驚いた。

もう何がなんだかわからないが、これから支持者が反対者に対してどういう態度に出るのかが怖すぎる。

「雪華」のHPを更新しました。今月の巻頭句は《八月を讒訴のやうに鳴く鴉 小泉晃治》讒訴しているのは戦死者か、猛暑のために倒れた人か、あるいは鴉の声に耳を塞ぐ人か。散文置き場には天沢退二郎『アマタイ句帳』評(五十嵐秀彦)をアップしました。

昨年亡くなった詩人の天沢退二郎さんは、五十嵐秀彦さんの通っていた大学の教授だったということ。そういう縁も良いものだと思う。私は残念ながら、そのような縁には恵まれなかったが。
yukihana-haiku.com/

図書館から借りた画集をほとんど見る暇がなくて、期限が来たので返してきた。しばらくして係の人が来て、「この汚れ気がつきませんでした?」ときかれたので「はい」と答えて、それで済んだのだが、たぶん「汚したのに報告してませんね」ということだったのだろうと思う。

慌てて鞄の中にインクでもついているのでは?と思って探ってみたが、そんなことはなく、借りる前から着いていたのだと思う。今度から借りるときにチェックしよう。

それより、自動の機械じゃなくて、窓口で借りればいいのか。そうしよう。

鈴木牛後 さんがブースト

今月家賃すらやばい感じなので……お仕事ください…………

DTPデザイン、組版を請け負っています。
差別主義者・陰謀論者・ポピュリストなど、人権の脅威になる方からのご依頼は受けません。

おまかせプランはかなりお安いと思います。

studio.haya-uta.com/料金/プラン/

秋の叙勲の話が流れてきたけど、勲章を受けるということは天皇の権威を無批判に受け入れることになる。ときどき辞退する人がいて話題になるが、俳人で辞退した人はいるのかな?

鈴木六林男が受けているくらいだから、いなさそうではある。辞退したけど公になっていないということは、あるかもしれないけど。

署名しました「日本の年金による虐殺と民族浄化への投資をやめさせたい!」 chng.it/xqkTYtMsL4 @change_jpより

ふらんす堂のブログで紹介されている俳句に「隣組」という言葉が使われていた。戦後生まれの人だから、おそらく現代の景だと思う。辞書には、戦時中の組織のことしか載っていないが、現在でも使われることがあるのだろうか。

もし使っているとしても、無批判に近所の家のことを「隣組」というのは、歴史的文脈を無視しすぎで引っかかる。

ルビを現代仮名遣いにするか、歴史的仮名遣いにするかは悩んだのですが、歴史的仮名遣いにしました。俳句が歴史的仮名遣いなのに、ルビが現代仮名遣いにすると、バランスが悪いような気がして。

俳句も現代仮名遣いにするという手もありますが、歴史的仮名遣いの非日常性の魅力が捨てられない…。

私は次の句集は総ルビにしました(かなり前に原稿を入れてしまいました)。私はふつうの人よりは漢字が読めると思うけれど、中原道夫さんの句集などはかなり読めない漢字がある。あれは損だと思うけどなあ。明らかに読者を失っているはず。

不在者投票へ行ってきた。昨年までは田舎だったので、数人の知り合いに「監視」されながらの投票だったのだが(立会人は監視しているつもりはなかっただろうが)、今年は気楽だった。

最高裁裁判官国民審査はたいてい全員に×をつけているけど、手が動いていることでそれがたぶんわかったはず。田舎ではそんなことする人はほとんどいなかっただろうから、変に目立ったかもしれないと思ったりも。ほんとうは、そういうことで目立ちたくないと思ってはいけないのだろうが。

2か月間ずっと気に掛けていた原稿を書いた。原稿を引き受けるのはいいのだが、なかなか取りかからないのに、書き終わるまでずっと気になってしまって…。今晩は久しぶりにのんびりした気分。

「雪華」(ゆきはな)のHPを更新しました。今月の巻頭句は《へび花火のたうつといふ晩年も 高木宇大》。蛇花火も人の晩年も「のたうつ」もの。花火の中で、滓が愛でられるものはこの花火しかないが、人間ははたしてどうか。

散文置き場には、昨年の10月号から、岡田由季『中くらゐの町』評(五十嵐秀彦)、池田澄子『月と書く』評(鈴木牛後)を掲載しています。
yukihana-haiku.com/

同窓会って、絶対に出たくないという人も少なくないだろうから、それだけでも同窓会支援って何だかなあ、と思う。そんなことよりやるべきことがあるだろうに。times.abema.tv/articles/-/1011

@teftef828 @aidaN 細谷源二のことを調べたときには、ずいぶん資料を漁りました。全文検索できるので、かなりの資料がヒットします。キリないですが…。

@aidaN デジタルコレクションの間違いでした。ごめんなさい。膨大な本がデジタル化されていて圧倒されますよ。

@teftef828 @aidaN 横から失礼します。私は草城はちゃんと読んだことがないですが、戦後まもなくまでの句集はたいてい国立国会図書館デジタルライブラリーで読めますね。会員登録みたいなのをしないといけませんが。

「俳句四季」10月号の、筑紫磐井さんの「俳壇観測」の歳時記についての文章の中で、角川大歳時記の新版で地貌季語がいくつか採用されたことについて「毀誉褒貶」があったと書いてあった。具体的にどんな意見があったのか、かなり気になる。毀誉褒貶というくらいだから、批判もずいぶんとあったということか。了見が狭いねえ。

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