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内田 さんがブースト

で、最終的にはWasabiとキャッシュサーバの組み合わせで月額1万円未満の運用を目指し、だいたい実現できたかなというところです。

ここまでは(超過料金が嵩むなどして)10万かかったり20万かかったりしてたので、ようやく落ち着いた感じですね。

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内田 さんがブースト

Wasabiは転送量課金はされないのですが、最近、Mastodonで利用するときのように、公開アドレスでどこからでも参照できるような利用形態が禁止されてしまいましたので、一工夫する必要がありました。

S3にしろ、Wasabiにしろ、オブジェクトストレージを直接参照させるのではなく、実際には画像をキャッシュして再配送する、メディアサーバを立てて、そこを経由してアクセスしてもらっています。

また、さらにCloudflareやCloudFrontのようなCDNをはさみ、そこでのキャッシュや分散配置の恩恵も受けられるように構成しています。

キャッシュサーバは、安価なVPSとnginxの組みあわせで、Lightsailにおくことで、S3との内部転送コスト無料、外部転送コスト固定の恩恵を受けたり、今回のWasabiの公開利用できない制約を回避するために代理で認証アクセスして実質的に公開利用出来るようにするなど、副次的なメリットも得られています。

また、オブジェクトストレージを変更しても同じURLでアクセスできるようになるメリットも大きいです。

規模が小さくても、サービス本体と同居させておく構成にメリットはあります(Cloudflareだけでもいける)。

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内田 さんがブースト

メディアの保持とコストの話です。

はじめに言っておきますが、fedibird.comの利用者がアップロードしている画像は、保持している画像のほんの一部。

全体の6%未満です。

ほとんどリモートから取得した画像のキャッシュです。

使ってもらってナンボです。くれぐれも遠慮しないように。

さて、本題。

基本的に、VPSなどで借りているサーバに割り当てられているストレージでは容量が不足しますし、データ破損やバックアップが大変なので、オブジェクトストレージというサービスに保持しています。

AWSのS3が鉄板で、大容量を保持していても保持コストはそれほど高くはないのですが、S3はデータの操作や転送量に対しても費用がかかり、こちらが莫大な金額になりがちです。

対策として、Amazon Lightsailを経由させることで無料転送枠を組み合わせて安価に対応してきたのですが、利用が増えたことでそれすらも超過するようになり、このところエグい課金が適用されることが続いていました。

そこで、S3はあきらめて、Wasabiの利用に切り替えました。

既存画像の転送もかなりの時間とコストが掛かったのですが、やるだけの価値はありました(なお、まだ完了してません)。

内田 さんがブースト

日本の憲法をめぐって「誰が作ったか」とか属人的な批判が非常に多いのだが、ストレートに読んで納得するかどうかじゃないのかね。前文読んで、「これで行こう」と思わないのであれば、まずその批判から入るべきではないのか。

もちろんどのような経緯でそれが書かれたのか、というのは重要ではあるし、誰がどのような背景で書いたのか、ということも内容の歴史背景を踏まえる上でキーになる情報ではあるが、まずは書かれていること、である。

内田 さんがブースト

常に相手との相対的上下関係を気にして、上ならば媚び、下ならば威張り散らす、それが我が国の「国柄」といえばそうかもしれません。その身分制社会の残滓の如きものが、ネット時代の冷笑や誤った相対主義と結びつき、普遍的な理想を掲げることを馬鹿にして攻撃するようになっているのかもしれません。

だからこそ、今の日本ではより強く、万人の基本的人権は平等であるべきだと、声を大にして普遍的理想を唱える必要があるのであり、差別はいけないというある意味当たり前のことを、立法して明確化する必要もあるのだと思わされます。

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憲法記念日のたびに同じことを言ってる気がしますが、我が国で憲法改正を叫ぶ人の相当部分が、戦勝国が敗戦国に「押し付けた」憲法ですら認めた程度の人権を、何とかして潰したがっているのはなぜなのでしょうか。もっとも「反日」的なのは実は日本人なのではないか、と思ってしまいます。

基本的人権は万人に平等です。それが気に食わない、俺は「偉い」んだから下等な連中を踏みつける権利があり、それを否定する憲法の人権条項はけしからん! とでも思っているのかと疑っています。対等な関係を想定できず、常に相手が自分より上か下かを気に病む、いわば封建遺制でしょうか。

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twitter.com/naomi85490234/stat

上掲ツイート内の西岡議員らの動画ですが、厳しい言葉で差別のような悪い行為を批判するのは「日本の国柄に合わない」。確かに、悪いことを悪いとはっきり言わず、被害者の方に責があるかのように言いくるめ、うやむやにして差別を温存してきたのが、我が国の国柄と言えばそうです。そんな国柄は清算した方がいいはずなのですが。

twitter.com/ppsh41_1945/status

こっちも参酌すれば、西岡議員に代表されるような自民党議員、つまり「日本の偉い人」の少なからぬ部分が、「たかが国民ごとき」に権利など認めるのは増長だ、偉い人に黙って従ってればいいのだ、というはなはだ自分勝手な思いを抱いていることは確かに思われます。

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これに対する返事を眺めていたら「お互いに立場がある」という意見があって、おお、と思った。感銘を受けているわけではなく逆である。例えば、気候変動の警告も「立っている場所」で処理されるのが日本のマジョリティなのかもしれない。

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twitter.com/mogura2001/status/

この人は前から「表現の自由戦士」と「ネトウヨ」が合体したような印象がありましたが、いよいよ歴史修正にも乗り出したようです。例に挙げている塩山芳明さんは、思想的に正反対の漫画家・阿宮美亜を起用し、「右翼にしては芸がある」と仰ってました。思想はともあれ、利害が一致したら使うのです。

塩山さんの発言はイベントで聞きました。もうひとつ面白い話は、昔塩山編集部でかの田母神俊雄の娘さんがバイトしており、「お父さんと塩山さんは考えが違いますね」と言っていて、「お父さんよりしっかりした娘さんだった」という話。イベントのレポは bokukoui.exblog.jp/11114324/ にあるのでどうぞ。

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『東急100年史』の池上電鉄について書いた節の冒頭に、池上電鉄以前から本門寺の「お会式」には東海道線が臨時列車を出したと書きましたが、これについて明治の作家・斎藤緑雨がこんなことを書いています。

「池上の会式に臨時汽車の出づるときゝて、一天四海皆帰妙なる婆さんの問に曰く、鉄道もやっぱり法華で」

これは実は、森銑三『史伝閑歩』からの孫引きです。

amzn.to/41GRSIl

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ところで冊子版『東急100年史』、どれくらいのボリュームになるんでしょうね。東急は五十年史も鈍器みたいなのでしたが、100年ともなるとそれに勝るとも劣らぬものになりそうです。この100年史のほとんどは、ライターの建野友保さんが書かれていて、その筆力には感嘆するばかりです。

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それから、五島慶太の「強盗慶太」のあだ名のもとになったであろう、東京地下鉄の乗っ取り関係の話は、枝久保達也さんの『戦時下の地下鉄』 amzn.to/3Nn8GQa に拠っています。私をフォローしてくださっている方なら先刻ご承知でしょうが、東急100年史にちょうど間に合うタイミングでした。

というわけで、私鉄の歴史や交通政策の歴史の研究も、50年でかなり進んだのです。その道を最初に切り開いてくれたのが青木栄一先生であり、その功績はこうして次の成果につながっていってるのですね。学問とはこうやって積み重ねられて発展するわけなのです。

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さて、東洋経済の記事で取り上げられている、五島慶太の再評価、「今回の100年史編纂を通じて、五島は”役人”だったということを再認識した」ですが、五島が地下鉄に一家言持っていて、合併も交通調整の政策に沿ったものだった、ということは社史に私が書いたのですが、これにはネタ本があります。

それは駒澤大学の渡邉恵一先生が『鉄道史学』に書いた論文なのですが、これは入手が面倒なので、それをもとに一般向けに書き直した『ライフスタイルを形成した鉄道事業 シリーズ情熱の日本経営史8』がお勧めです。今でもアマゾンなどで買えます。

amzn.to/3ndwvzg

ちなみにこの本の書評は、発行当時に私もブログに書きましたので、興味のある方はご一読いただければ幸いです。五島慶太のほか、ピストル堤はもちろん、そしてもちろん小林一三と、あと東武の根津嘉一郎が取り上げられています。

bokukoui.exblog.jp/23106361/

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東急100年史関係で検索していたら、先月、東洋経済のサイトにこんな記事が出ていたのに気が付きました。
「東急の祖「五島慶太」は本当に“強盗"だったのか」toyokeizai.net/articles/-/6575

100年史の戦前の内容が生かされていて、そのあたりを書いた私としてもまことに嬉しい限りです。

この記事の執筆者の森川天喜さんという方は初めてお見かけした名前ですが、こちらのご本人のブログ morikawa.hatenadiary.jp/entry/ と東洋経済の記事とを突き合わせると、どうも東急側で社史作成の仕事を担当されていた、竹内敏浩さんとお知り合いだったようです。

「100年史の編纂に当たった、東急広報グループ主査の竹内敏浩氏は、大学時代に交通地理・交通史の大家として知られた故・青木栄一東京学芸大学名誉教授のゼミで学んだ経歴を持つ」
ちなみに全体の監修をした青山学院大の高嶋修一先生も、そして不肖私も、青木先生の自主ゼミに参加していました。

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5月15日〜19日に名古屋大学で代数的場の量子論についての大学院生向けの集中講義をします。公理から始めて、Reeh-Schlieder property や split property、自由場の構成と Bisognano-Wichmann property などの証明をやる予定です。math.nagoya-u.ac.jp/ja/researc

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ドイツに日本から来た学部学生には必ず伝えていたのは、日本は1945に敗戦で平和になったことになっているが、まだ戦争中なのだ、総力戦は継続されており、最前線で戦争しているのである、ということである。戦場に子供も老人もいらない、邪魔になるだけだ。象徴的なのは、東京の満員電車。あんなものに子供や老人、体の弱い人は乗れんだろう?あれは戦争の一部なんだよ、というとずいぶん納得してもらえた。

総力戦なので皆忙しい。暇そうにしていると罪悪感やら世間体やらでバツの悪い思いさえするので、忙しいフリさえする。若干無駄な用事でのスケジュールに入れ、周りも同様にそうするので相互作用で予定表は大変なことになる。そんなふうに時間を使ってしまったら、一歩引いて社会、生活、文化、政治、経済のことを考える余裕はなくなり、塹壕でずぶ濡れのまま闘うみたいなことがずっと続いているのである。

まあだから、最初にできることは、働く時間を厳格に短くし、皆に暇になってもらうことである。衣食住足りて礼節を知る、というが、それ以前に、時間である。そうすれば人間は誰でも考え始め、身の回りを生活しやすくなるようにする。

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ツイッターで「日本を復活させるにはどうしたらいいか」という投稿があったんで、次のように答えた。要は時間泥棒(エンデ)にやられまくっているから、泥棒を排除すべきなのである。

twitter.com/kmiura/status/1649

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twitter.com/highlow_white/stat

まあマスクがロクでもないことはいまさらであるが、こんな無法まで許されていいわけがない。流石にここまでやるとなれば、みんな撤退という感じになるんではないかな。

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この間亡くなった坂本龍一が國分功一郎との対談で「今のミュージシャンはルーツを探ろうとしない」と嘆いていたのを思い出すが、同じことが聴き手側にも起きているのでは?と、この10年くらいよく感じることでもある。まあ普通の一般の人ならそれも仕方ないが、、先ほどの人は現代英国文化がフィールドな訳で、そんな調子で本職の分野は大丈夫なんだろうかと思ったりもする。この方、以前にはイギリスの食事がまずい、という定番ネタについても語っていて「案外まずくないんじゃないか説」を唱えておられて、まあそれは好きにすればいいんだけど、その英国の食事が不味くなった理由をご存知ないらしく、そこに驚いたわけですよ、こちらは。英国の庶民の食事が劣化したのは、産業革命の副産物なのは俺みたいなど素人にも知れた話でしょうに。私はこの方の本を読んだことないので、自分の分野では鋭いことを仰られているんだろうと思うけど(結構な売れっ子さんみたいなので、仕事内容が評価されての今なんだろうし)とは言え、そういう人でも少しでも自分のレンジが外れると脆いのだなあと。ただ最初に驚いたツイートは、学者研究者の前に人としてどうかと思いますが。

まあTwitterはいろいろなものを可視化するわけで、それは自分も全く例外でははなく。気をつけないといかんですな。

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