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少しずつ読んでる。アレントハバーマス的な公共−開かれの認識は、そもそも私的空間や親密圏を下位に置く発想であり、ジェンダー秩序に基づくセクシズムが暗黙にあるのではないか?という疑念がコッチャに濃厚にあるんだろうなと推察される。アリストテレスの徳論が騎士や王侯のモラルに転じた中世以降を別の時点でひっくり返したい、というのが隠されたモチーフかなと。

『家の哲学』第3章で、1-2章ではちょっと観念的な話が続いちゃったねとばかりに、エッセイ文体回復ターンとなり、東ベルリンで過ごしたひどい家の話になる。トイレと浴室が理不尽な場所に配置されると、生活の秩序が一変してしまうというのを「パーティでしゃべると絶対にウケる鉄板ネタ」みたいなふうに使ってる。

宮沢賢治『注文の多い料理店』は、近代住宅も屠殺場も両方とも水道設備によって成立するんだなあ、と私は示唆を得た

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評判のよい化け猫あんずちゃんを見にきて待機飯。

相変わらずここはすごいなあ。この図書館が近場にあればもっと通うが…

私が昔からいろんな作品に見出してるトーンは、この記事だと「セカイ系」と要約・短絡されているので、セカイ系というタームの人気がここから推察できる。要するに各人が好きなものを括りやすいラベルってことだな。note.com/nenkandokusyojin/n/nb

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アフタヌーンだと惣本蒼『呪街』もこの系統。この種の作品は短く燃え尽きる路線が多い。
読者の方も、ある種のオタクコンテンツ尖り勢は10代にこの枠にハマり、20代中盤までを追いかけ、その後、ライフステージが変わって実存変容、卒業となるケースが多い。

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久しぶりに読んで途中からラストまで追ったが、平方イコルスン『スペシャル』いいな。昔アフタヌーンに見出してた感覚、だいたいこれだわ。こういうの、ユースカルチャーでつねにあるんだろうな。陰謀論みたいな世界で、大人に囲まれた子供たちが小さいところでもがくけど、だいたい死ぬ話。

なんかいま全話無料やってる。全4巻分。 to-ti.in/product/special

わが地域では、もうセブンのエリックサウス終わっちゃった。しょんぼり。

より踏み込んで考えるべきで、オリンピック報道の構造はすべてこれであり、だからこそ、オリンピック報道はやたらと気色悪いんだ、という見解に至った。選手の家族紹介、経歴障害、ドラマ化して語り直す手口などがひしめいている。

そもそも小遣い万歳がメタジャーナリズム漫画なんだなあと気づく。

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白江幸司 さんがブースト

いまだにビニールハウスで避難生活をしている人が存在することがマジで信じられん いくら遮光するもの使ったり扇風機回しても追いつかないのでは?馳浩や岸田文雄はこの事実を知らないの?知ってて放置?

この何年か、みょうにTwitterで矢口高雄再発見してる人多いけど、グラフィックノベル以後のビジュアル認識対象になってる気がする。漫画の読み方の再編過程にあるんだろうな。

x.com/macchimc72/status/181825

克・亜樹がじいさんばあさん若返るものを書いてるが、メジャー漫画家がやるとコマと物語の丁寧さにより別物みたいに見えるな…。腐っても看板作家か、と感慨深い仕上がりだった。

bigcomics.jp/episodes/416577ea

白江幸司 さんがブースト

本日より金沢美術工芸大学で開催されている『AT MOMENT 政治とアートの現在地点』を覗きに行ってきました。まだ準備段階だったのですが、展示スペースはガラス張りになっており、そこに『ガザの日記』の本文が描かれていました。
これだけでも見に行く価値があると思います(ずっと残してほしい)。

白江幸司 さんがブースト

ここいち、にねん、MtGを結構やってるんだけど続けてる理由はLGBTQインクルーシブルな物語や大会運営がなされているから、というのがかなり大きい。多分四割くらいはそんな理由。新セットの『ブル〜ムバロウ』でも、主人公の一人であるヘルガがニューロダイバースを意識した描き方で、常に集中力がない魔術師なのだけど、まぁ魔術に失敗しても特性を理解し合えれば仲間と一緒に戦えるし、むしろ集中しないほうが能力を発揮できる、というキャラクターになってる。もう一人の主人公、メイベルは戦士であると同時に菓子作りが好きなヘテロの既婚者で、同じく既婚者であるゲイのキャラクター、ラル・ザレックと冒険が終わったら夫に会いたいね、と語り合う。大会でも周縁化されたジェンダーの人々の大会があり、世界選手権出場権もそこで得られて、実際Top8にそこから出た選手が入ったりしてる。こういうことはMtGを続けてる理由の4-5割くらいになってると思う。

私がMtGをやった頃は大昔、それこそ97年ぐらいで、まだ『ゲームぎゃざ』が創刊されておらず(だいたい電撃アドベンチャーズとRPGマガジンが滅びたタイミングでぎゃざは生まれた)、一部の本屋とマニアックな書店で出回り始めた頃に、中学以来の友達数人でやりはじめて、5th EditionとかIce ageとかを英語で買ってやってたかな…。

そのころに買いためたカードは、10年ぐらい前にパープルームのアランくんに全部あげちゃった。

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