久しぶりに読んで途中からラストまで追ったが、平方イコルスン『スペシャル』いいな。昔アフタヌーンに見出してた感覚、だいたいこれだわ。こういうの、ユースカルチャーでつねにあるんだろうな。陰謀論みたいな世界で、大人に囲まれた子供たちが小さいところでもがくけど、だいたい死ぬ話。
なんかいま全話無料やってる。全4巻分。 https://to-ti.in/product/special
私が昔からいろんな作品に見出してるトーンは、この記事だと「セカイ系」と要約・短絡されているので、セカイ系というタームの人気がここから推察できる。要するに各人が好きなものを括りやすいラベルってことだな。https://note.com/nenkandokusyojin/n/nb7a5ad38eaff
アフタヌーンだと惣本蒼『呪街』もこの系統。この種の作品は短く燃え尽きる路線が多い。
読者の方も、ある種のオタクコンテンツ尖り勢は10代にこの枠にハマり、20代中盤までを追いかけ、その後、ライフステージが変わって実存変容、卒業となるケースが多い。