ドラゴンが人化しない良い漫画。
https://urasunday.com/title/2529
写真がおもろい。まるで猫が母みたい。
猫「母として反省します」
https://twitter.com/eigakan_ga_suki/status/1768187513041248729?s=46&t=X2RUQ4Qbb8-DRqOgpyhdjg
松方コレクションの来歴と、川崎重工とイスラエルのつながりは、普通に問われて然るべきでは、ぐらいの支持勢、許容勢
と 出品作家の不満・苛立ち反応
と はるか以前の段階にとどまるマジョリティの反応(このツイートで現状水準として整理されて危惧されてるやつhttps://twitter.com/souya_h/status/1767801127083373054?s=61&t=GC7VSa4PcXnbn5H8qsel2w )
の温度差が激しくてびびる。
私としては「えっ、そりゃそうでは」ぐらいの支持勢。
「届出を出してるはずだから公安が来てるのも不思議ではない」見解とかも勝手に生えてて(美術館でパフォーマンスやるのに届出必要か?とかなり疑問が湧く)、こういうふうに、虎視眈々と「美術館を一歩でも出たら即捕まえてやるよ」と狙ってる人多そう。こええ https://twitter.com/ark6954/status/1767196622293991852?s=61&t=GC7VSa4PcXnbn5H8qsel2w
ウェブ記事ではここがまとまってたし、だいたいこれ読むだけで良いと思う。
https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/protest-nmwa-news-202403
西洋美術館の川崎重工への抗議とパフォーマンスの後での動向をだいたい把握した。
出品作家は「小学館という出版社/自分の世話になっている編集者」の構図に近いことが起きているなあ。堂々と川崎重工への抗議に同意すると、自分と協働した相手の信義に背くことになってしまう(仁義問題)。そこでジレンマが発生してそう。単に「自分の晴れの場を潰しやがって」でキレてるっぽいのもいるが。
抗議への支持から企画展のボイコットに展開することを懸念するようなものも混ざっている。
私は抗議には支持かつ、(完全に場外から)偉そうなコメントつけるより勇気出して実行した奴がすごいとみるかな…。
さらには、現在のなろう&異世界ものは、大筋にはフィクションのメジャーシーンにまで少しずつ食い込んできているのだが、メジャーで売るために「学園ものっぽい友達要素」も加味されることが多い。
そういう意味でも「現在はまとめツイートが言ってる不満対象がまさに調整段階に入ってて変動中なので、とっととその情勢をリサーチすべきなのにできてない」という欠点が露呈している。
ぱっと思いつくだけでも、『シャングリラフロンティア』(なろう。漫画版が週マガ連載)、『七つの魔剣が支配する』(ラノベ)、『昔勇者で今は骨』(ラノベ)には友達キャラがいる。
シャンフロは「ゲーム友達」を個々のゲームをまたがってつるむ間柄として召喚しているので、非同級生枠を伸ばす工夫。魔剣は学園で復讐ものをやる。骨は、主人公はスケルトンなので準主人公である村娘が王都の魔法学園に進んで友達を作る。
少年誌向けの調整はすでに蓄積されていて、そういう上位互換狙いトライアルはラノベなどでわりと起きやすい(なろうは環境がわりと腐ってるので、腕があるならエッセンスを改造してサイトに投稿するのではなく、新人賞に応募するので)。
だが、このロマンスか非ロマンスで分かれるという、一見説得力がありそうな見立ても、考え直すと揺れてくる。なぜならロマンスだろうとなかろうと「下男・秘書・部下・執事・侍女との友好関係」なら、大半の作品で見られるからだ。
これが【同僚・上司部下・主従のカテゴリーと友達は排他的ではない】で別解を出す案。
すると、まとめの第一声の想定している「友達」なるものが学校生活や同級生を描く秩序を前提としているのではないか?という疑問に突き当たる。遡ると、少年誌のスポーツジャンルやバトルジャンルを暗黙に自明視して、それ以外を友達とみなしていないだけなのではないか?となる。
これは、【「友達」というイメージにジャンル秩序が先行している】という見解に整理される
このまとめは幾重にも単純でやばい。
なぜなら端的に女性向け作品では、女性主人公に女性バディを組ませるものはけっこうあるからだ(『ファンタジーをほとんど知らない女子高生による異世界転移生活』では転生主人公と現地エルフのバディ、『転生少女はまず一歩からはじめたい』では転生幼児化と現地無口無骨ヒロインとのバディ、平均値では女冒険者PTもの、などなど)。
だが友達が相対的に出てこない路線もある。それを考えるとわかるのは、女性向けの二分状況は、恋愛ものなら友達が出てこない(友達は邪魔になるか裏切り要員に割り当てられる)、恋愛させないなら友達やシスターフッド路線が盛られる。このバイナリコードに気づく。
これが【男女でわりと傾向が違う。女向けでは恋愛か非恋愛かのバイナリーコード】で着陸させる案。
このまとめはざっと読んだが、最初は「書き手の男女で差があるぞ…女性はYAや少女小説のミームをいじるし、男性はエロコンテンツ〜ラノベ〜青年誌のミームをいじる。女性向けなら友達モチーフけっこうあるやん!」とか思った。
が、もっと別の問いを立てることも可能だ。
選挙演説中にヤジを飛ばしたら選挙妨害(には相当しない)だと言いがかりをつけられ草の根自警団に取り囲まれて「お前はテロリストだ」とか罵られ、さらには警察が寄ってきて任意という名の強制同行をさせられるのも、わりと似たようなマインドだと思う。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1014651
「日本社会を批判するなら中田孝みたいに国民保険とか全部解約しろ」(日本から出てけのバリエーション)とかもよく見る意見。
むしろTwitter住民はオルタナティブスペースを重視していないからじゃないですかね。
Twitter使っているのにTwitter批判するんだwwみたいな嘲笑たくさんあるし、バリエーションに「日本批判するなら日本から出ていけ」があり、こういうのを解消するための手段としてオルタナティブスペースは模索されているようにおもうけど、この嘲笑をする人たちは、オルタナティブスペースには関心がない(Fediverse に関心がないし)。
あまり書き物ができてない。