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白江幸司 さんがブースト

ここでの「メディア社会のカリカチュアと政治」路線の萌芽のようにあったのが『国民クイズ』(原作:杉元伶一/作画:加藤伸吉)。日本マンガはこの方向性をあまり開拓できなかった。いま見ると若干ミソジニーにも見えるが、当時では目立って濃いわけでもない。
今は一周してこの種のトライアルがなぜ蓄積されなかったのかが問われる段階に入っている。

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『国民クイズ』の作画担当者・加藤伸吉の現在の記事だ。
nikkan-spa.jp/2042261

グリフィスは「恨みはないけど自分以外のパーティを贄に捧げるなろう主」に見えるし、ダブル主人公にしたのが中期の躍進だなー。
ベルセルク初期は、建築物の直線と白い建物、闇、そして両者の中間としてのガッツの黒マント表面の波打ちに、すでに白黒コントロールと相克という視覚的秩序がある。クリーチャー造形は普通なのでそこが目に留まった。あとは「騎士の甲冑をマメに書いててすごい」の作画褒め世界だな

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日本で世代対立として浮上しているものは大抵富裕層中高年が得をする「貧民高齢者は殺せ」であって、それが若者による年寄りは殺せに偽装的に変換されがち。

白江幸司 さんがブースト

昨夜の会で、あるトランス女子学生が亡くなったということを、その友人が伝えてくれた。亡くなったのは、わたしもこのピアサポートの会で会ったことのある子。
こうした訃報は個人的に耳にするだけで毎年1〜2件あるので、その向こう側にどれぐらい居るのか。

わたしも以前トランス当事者の友人を自死で亡くした。
トランスだけでなく、ゲイの友人も昨年自死した。

先日、カラフル京都という京都で活動されている団体の撮影会があった。
毎年参加するようにしている。
メッセージを書いて撮影する企画で、去年までは「生きて帰ろう」だったけど、今年は言葉を変えた。

「10年後も生きて会おう」。

社会へメッセージを書いてくださいと言われても、言葉にできるのはこれだけ。

過去編(黄金時代編)に突入し、群像化したことで、主人公がナルシスアバターを担っていた構造が再編されたのがやっぱ大きな展開だな

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鈴木大介インタヴューはキャンディキャンディでイライザのいじめに切れるというのがなろう要素だな

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ベルセルクが100話まで無料公開してるんで、過去編になる直前までを読み返したけど、ガッツの「へっ俺はニヒルな男だぜ」→娘が死んだりパックにヨシヨシされて、「くっ…」となる芝居にわりと辟易した初読経験を思い出した。
この時期のベルセルクはプロトなろうだわな
younganimal.com/series/f68f676

これ、批評学生と対照させちゃうような談話だなあ。批評学生はこの種の上昇志向がそもそも今は考え難いよなというのも込みで。
vice.com/ja/article/daisuke-su

『中の人』の主人公憎悪表情は数回「天野喜孝きたー」だった。こういう、顔への没入+いやいや没入なんかしてませんよ、の自意識って、なろうのタチの悪い悪ふざけの行為とそれへの共感がとりまいているんだが、それをイメージの関係にうまく落とし込んで形象化している。

一人でイマジネーションの相当物をこしらえているので、好きな作品じゃないけど作画担当は相当マンガがうまいなと。

結局、こういうのを大好きな連中が結局なろう支持層なんだろうなあと。

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たぶん『悪役令嬢の中の人』?なんだそのマイナー漫画?ぐらいに思ってるのが大半なんだろうけど、タイトルをツイッターで検索すると、「褒めをまぶした言及」が4桁いいねびょんびゅん飛び交ってるし、こういう褒められまくりツイートがほんとに多いんだよ。x.com/hanashigure/status/18497

女性オタクによる共感とエンパワメント判定が特に目立つし、それに乗るのがフェミニズムへのアライ、ぐらいの情勢がある。でもその経路でやってる限り実際には保守女性の欲望を支持する罠があって(なぜなら女性の大半は保守女性文化にやたら盲目だし、他方でフェミニストは「アンフェ男に攻撃材料を渡さないために保守女性を批判しない」脆弱性強化作戦を取る愚を犯してるから)、女性オタクは「悪役令嬢はフェミニズムです!」みたいな雑語り空気のままずっといる。

「歴女」がエスタブ保守の尖兵でもあった面の転生体がこの方面になってるのが現状だと思う。「「なろうよりエンタメ小説の方が偉大です」勢の大半がミリオタリアリズムに引っかかるか、清潔感に依拠して回避するかぐらいしかできない限界」がこの層で出まくり。

私がミリオタリアリズム言説を標的に据えているのは、「なろうよりエンタメ小説の方が偉大です」勢の大半がミリオタリアリズムに引っかかるか、清潔感に依拠して回避するかぐらいしかできない限界を抱えているとわかったからで、それならこの勢力はなろうと同一視でいいし、いっそ地獄の底を念入りに点検した方が打開策を作れる、と作戦を組むことにしたため。

また、上記勢力と「日本近代文学の方が偉大です」勢、「シネフィル知の方が偉大です」勢、「海外文学のほうが偉大です」勢も大差なくて、リアリズム言説のフレーバーをかぶせるとだいたい引っかかる。既存勢力の大半はオーセンティシティの宝の中身が違うだけでほぼ同列の水準。

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あ、そうそう。『悪役令嬢の中の人』仕掛け(エミ/レミリア入れ替わり)を少年誌対応させるとサンデーの『タタリ』になるんだよな。こういう善人/憎悪の化身の使い分けってけっこう広く展開してるよなー、と。いろんなところで目にする。
x.com/sunday_promo/status/1846

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