谷頭の本はこういうところが弱点かなー。東の公共性論、匿名集合無意識論を手放し称賛して回収されて終わり。
図書館、古書店、書店嫌い!(左翼を投影して嫌悪)みたいな手続きなんだろうな。古書店と新刊書店を検討すらしないのとか、TSUTAYAもセレクティブだからやだ、みたいなことを言う(ブックオフに選択と排除がないわけがないのに、まるで無いかのように議論が進行する)。欲望こそが正義、選書する意図は良識立場だからうざい!みたいな姿勢をうっすら漂わせてる。
少し前の飯田一史が言ってた「なろうは売れてるから正義」みたいなイキリ論調にうんうん頷いて「それが公共性っすよねー」とか言ってる感じ。工夫がないなあ。