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この種の「居場所」としてのブックオフは、私は00年代前半のネット社会の浸透と並行的に見るべきと思っているなあ。ネット社会を圧縮していたものの一つは実は、オンラインにあるものではなく、ブックオフだったと考えることができる。

こういう系統の本はたしかに無かったわけで、ゲームチェンジャーとしての意義が大きいんだろう。入れ替わった世代感覚を反映させるタイミング。

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小田光雄のこの種のトーンは私も懐古老人の手癖でひでーなと思ってたから、谷頭が仮想敵に据えるのはわかるなー。佐野眞一の『誰か本を殺すのか』とかも似たようなレベルだが。本書のモチベの何割かは小田へのカウンターだろう。

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井辻朱美は、保守的ファンタジーファンの範囲でしか発言しねーなあと思った。 ここで、パトリス・シェロー&ブーレーズにおけるワーグナーに相当するのがラグーラバルトか?と。

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調べてみると、あまがさきの哲学カフェはチラシからしてこんな感じだし、フルネームはすぐわかるのでぐぐると写真も見つかるが、60はとうに過ぎていそうなおじいさんの風貌。

若い人がバックラッシュにはまってるというよりは、現代イシューに適応できてない高齢者なんだろうなあ、とそんな認識になった。高齢ネトウヨやアンチワクチンみたいなのと並べるといいんだろう。
また、そうなると、noteの人の辛抱強い説明を聞いたあとのくだりも少し印象が変わる。哲学カフェってのは、そういう層の「読書会」会合になってる面があるんだろうなと。

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70年代漫画教養を高めるかー、とこのへんをどかっと手に入れた(1500円セット)

写真だとうまく伝わらないんだよなー。なんだこの広さはーっていう感じ。

都内と他の地域のイオンの違いを考えるには、自動車移動の普及率と、遠隔新興地域にメガサイズイオンが建つかどうかが、鍵になりそうだな。

おとめちっくマンガ、乙女ゲー転生ものの先祖みたいな位置なんだろうなあ。
この「おとなしい主人公」を主人公から外して、主体的な意志を持つかませ犬側を主人公にして調整したのが悪役令嬢もの。

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笹生那実『薔薇はシュラバで生まれる 70年代少女漫画アシスタント奮闘記』(イーストプレス、2020)読んだ。

本作で再注目され、『すこし昔の恋のお話 笹生那実短編集&エッセイまんが』『風に逢った日 ~デビュー作他、短編集~』がこの2年で刊行されている。

美内すずえのファン活動からアシ経験に始まり、いろんなエピソードが登場するのだが、突然、「天人唐草」執筆時期の話が放り込まれたりする。

amazon.co.jp/dp/4781618553?ref

「ネコと和解せよ」が街中に突然現れるのもトラクトっぽいし、フレーバーテキストの「いきなり別のレイヤーになる感じ」が似てるよなーとか話した。

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いつぞや珈琲受容史を追っかけたときに探した『珈琲遍歴』が文庫化していた。

普段通り過ぎてた新古書店みつけて入ってるんだけど、ブックオフまがいからしか得られない洞察ってあるなあ。20-30年前の書店のフリーズドライのようになってて、「ふた昔前の漫画やノベルス、ハードカバー小説と一昔前前のラノベ」がたくさんある。

岡真理『彼女の「正しい」名前とは何か―第三世界フェミニズムの思想 』(2019年新装版)の表紙でもアプロプリエーションはこうなってるよ。

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