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この種の「自分が生きてきた歴史や自分が生きている環境や他者との関係を理解しようとする営み」がセルフケアにおいて何段階目かに入ってくる(入り口はアディクトやストレス解消と共通)、とみなせばいいんじゃないかな。

お、ついにレイシャルキャピタリズム論のまとまったものが出たか。

"人種資本主義の関連書籍として、ガルギ・バタチャーリャ著『レイシャル・キャピタリズムを再考するー再生産と生存に関する諸問題』(人文書院)が今月末刊行予定。こちらも待望の翻訳、おすすめ。"

twitter.com/ykido66/status/161

ブラウザゲーム『ファミレスを享受せよ』(月刊湿地帯/おいし水、2023)をクリア。エンディングはノーマルとトゥルーの二つ。
なかなか面白かった。ノベゲの要らん要素を削ってロマンスも薄くしたポストノベゲだな。

悠久のときをファミレスで過ごしたあと、最後、シスターフッド風に友達ができて終わり

oissisui.itch.io/moonpalace

これ、猪野健治『やくざと日本人』と似た戦果自慢記録ゆえに資料になるやつだな。
猪野の本では、やくざが自民党の依頼でスト潰しをしたことが「日本の共産化阻止の戦果」として自慢する場面が採取されている。

"この本に『ワシントン・タイムズ』創刊秘話が。
「右翼イリベラル勢力」が嬉々として書いております。"
twitter.com/nakano0316/status/

最初の画像は恋敵同士のやりとりなんだが、客は姉妹を越えたやりとりとして誤解してほっこりする構図なので、リアリティーショー仕掛けがえぐみになるやつか。
客のいない舞台裏パートでの本音吐露を組み込んでるので、二層にリアリティショーを作ってるんだな。第二層の不可視の客が読者ということになる。

最初のカップルの関係が落ち着いたあと、9巻ぐらいから、姉妹関係と同性愛の間の隙間を抉って、過去キャラと脇キャラが一気に話を転がしてくる。

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喫茶店営業の合間にカフェ空間を舞台にして、給仕の合間に小芝居を挟んでいるのだが、労働者と役者のダブルジョブでしんどさMAXだろうな。
もはやポストフォーディズムの感情労働の比喩としてのリアリティショーを思わせる。

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まじめに最初から読んだら「これ収入に見合わないやつだ」と思ってしまった。
感情労働の極致のような世界だ。

声優の営業も収入に見合わなさそうだし、その点でも似てそう。非常勤講師もか。「お前ら夢を追ってるんだからこれでええやろ」で搾取されまくるクリエイター業界のあるある…。

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おっ、成相肇の単著きた。

10年くらい前の石子順造展はたしか彼の仕事だったと思う。

"転換期にはいつも、持たざる者の技術があらわれる――
雑誌、マンガ、広告、テレビなど1970年代前後の複製文化を読みとき、
機知と抵抗の技術として今に甦らせる。
〈わるさ〉が語る、もうひとつの戦後日本文化史。

パロディ裁判、岡本太郎への疑問、ディスカバー・ジャパン論争、
コピーと芸術家のもつれあい、マンガと美術のすれちがい、石子順造の思想、
赤瀬川原平と器用人、そして「食人」の教え……。

美術と雑種的な視覚文化を混交させる展覧会を企画してきた
異色の学芸員による、ゆかいな複製文化論。"

hanmoto.com/bd/isbn/9784910904

去年11月だと、なろう作品のなかでもかなり良心的な部類だった『最果てのパラディン』作者が赤松山田を持ち上げる表自戦士クローンとなって、雀魂×咲コラボポスターへの懸念ツイートに対して攻撃を仕掛ける醜態があった。
なろう作家はこういう言説だらけなので腐臭がすごい。

『最果てのパラディン』自体はコミカライズも含めて誠実な作品だっただけにまさしく闇堕ちと言えよう。

文字でLINEスタンプを説明してるのに面白さがキープできてるのもすごい

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場面転換を「ぽわわわ〜ん(回想シーンから戻る音。」でやるのうまい。

ウェブ小説ってこういう破格なやり方がありそうで実は全然ないんだよな…。崩して面白くするより凡庸になる方がハードルが低いから、そこで足踏みして終わりがち。

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『オタク女子が4人で暮らしてみたら。』、文章うまいなあ。笑いを取りながらサクサク進む。ページめくるのが心地よい。出来が悪くて滑ってるウェブ小説を読んで心がやさぐれていたときな、読んだので一層沁みた。

ハヤカワSFマガジン百合特集からこっちに流れる人が出てくるのかな。
零合は版元が零細だし志村貴子起用になんか懐かしい枠になりかねんから、3号まででどこまで伸びるかに注目かな。

"【告知】
百合総合文芸誌『零合』2023年2月発売
0th.page/book/978491053…

〝女性の物語〟と「いま」を紡ぎつなぐ〝唯一百合〟の文芸誌
表紙は志村貴子先生 @takakoshimura
帯コメント(表1)は逢坂冬馬先生 @gena_Krokodil

多様な作家陣が編み出す読切9作&イラスト収録
Amazon他にて予約開始です
"

twitter.com/0thpage/status/160

以前(10年ほど前)、Twitterで取り上げて、エリザベト・ルディネスコがラカン伝(原著1993年)においてラカンによる創作だとほぼ認定していた「アメリカ来訪時のフロイトが自分たちをペストになぞられた」逸話だが、パメラ・タイテルがそれより早く同じようなことを言っていた(『ラカンと文学批評』原著1983)。

スタンレー・ハイマンの批評の方法シリーズを買った(全13巻、大修館書店、1974年)。これは読む事典みたいなもんだな。
原著はStanley Edgar Hyman, The Armed Vision: A Study in the Methods of Modern Literary Criticism. (New York: Knopf, 1947.)の増補版1955。一冊を章ごとに単行本化して販売したようだ。一冊は90頁くらい。

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