わたゆり(『私の百合はお仕事です!』)おもしれー。これ学園制服女給サービス業バイトなんだけど、百合営業声優モチーフの延長で読めるようになってるんだな。小学校時代に喧嘩別れした友達と知らんうちに姉妹設定にされて、一巻末で過去が判明までいく。百合ものが女性読者内で流行る理由がわかってきた。異性愛コードだと男女のジェンダーロールを安定させようとして古くなりがちなのを崩せるからだな。
7-8巻にまで来たが、恋愛ものは盲目性や無自覚をモチーフとして展開させ、加速させるいいジャンルなんだとよくわかる
まじめに最初から読んだら「これ収入に見合わないやつだ」と思ってしまった。感情労働の極致のような世界だ。
声優の営業も収入に見合わなさそうだし、その点でも似てそう。非常勤講師もか。「お前ら夢を追ってるんだからこれでええやろ」で搾取されまくるクリエイター業界のあるある…。
喫茶店営業の合間にカフェ空間を舞台にして、給仕の合間に小芝居を挟んでいるのだが、労働者と役者のダブルジョブでしんどさMAXだろうな。もはやポストフォーディズムの感情労働の比喩としてのリアリティショーを思わせる。
最初の画像は恋敵同士のやりとりなんだが、客は姉妹を越えたやりとりとして誤解してほっこりする構図なので、リアリティーショー仕掛けがえぐみになるやつか。客のいない舞台裏パートでの本音吐露を組み込んでるので、二層にリアリティショーを作ってるんだな。第二層の不可視の客が読者ということになる。
最初のカップルの関係が落ち着いたあと、9巻ぐらいから、姉妹関係と同性愛の間の隙間を抉って、過去キャラと脇キャラが一気に話を転がしてくる。
わたゆり、百合業界のチェンソーマンという評を見て爆笑
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喫茶店営業の合間にカフェ空間を舞台にして、給仕の合間に小芝居を挟んでいるのだが、労働者と役者のダブルジョブでしんどさMAXだろうな。
もはやポストフォーディズムの感情労働の比喩としてのリアリティショーを思わせる。