すし圭 @札幌市西区
琴似駅近くの2階建ての小さな雑居ビル。通りには灯りのついたお寿司屋さんの看板のみ。裏手の階段を上がった2階とある。
裏に回るとそこにあるのは昭和のアパートのような非常階段。コンコンコンと上がって細い通路の先にこの店はあった。恐る恐る引き戸を開ける。そしたらなんと中はお客さんでいっぱい。小さなお店だが空いているテーブルは1つしかない。壁の電話機の横には予約を書き連ねたメモがたくさんぶら下がっている。おっ、これは引き当てたか。
常連さんが並ぶカウンターの1席をいただいて、まずはお造りをほんの少し。鰊を入れてくれた。嬉しいぞ。ホッケもそうだけど新鮮な鰊はクセがなく美味しいんだ。
お寿司はおまかせで盛り合わせてもらって、ウニ美味ぁい。追加で山わさびの巻物を。山わさびはホースラディッシュね。最後に涙流して帰るのは仙台の仙令鮨からのマイしきたり。んー、泣いたし鼻の穴が広がった。お酒は増毛の国稀に千歳鶴。
お店のご夫婦が温かいんだよ。この店、穴場と見た!
宮崎地鶏炭火焼 車 @大阪府豊中市
通りがかりで宮崎地鶏の店。歯応えのある炭火焼と冷や汁が食べたくなったから。と言うのは、実はこの手前にもう一軒宮崎地鶏の店があって、そこを10メートルくらい通り過ぎてから食べたくなった。この先にも色々お店ありそうだし今更戻るのもと思って歩いたら、もう一軒宮崎地鶏の店があった次第。それがここ。さっきのお店ごめん。そしてこの店、今は大阪市内に何店舗も出しているけど、ここが発祥の地なのだと。へぇー
地鶏のたたき、それからもも炭火焼きにかわとヒップのパラ焼きはみんな親鶏。噛み応えがね、大事。親鶏という括りで注文できるというと、姫路のひねぽんそれから高松の骨付鳥が思い浮かぶ。ひな鶏のような柔らかく繊細な味わいと違って、噛めば噛むほどと言うのは親鶏のためにある。
でね。夏は冷や汁です。