instagramを更新しました。
『女子高生の裏社会 「関係性の貧困」に生きる少女たち』
データ・インタビュー・アンケートと非常に重要な一冊だと思いました。
これからCLP見ます!
https://www.instagram.com/p/Ctq1_KePQ1L/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
昨日の参政党のヘイトデモ行進の写真が🐦に沢山流れてて、大きな「日本の伝統を守ろう」という段幕と「女性と子どもを守ろう」という沢山のプラカを見て思ったけど、本当に繋がっているなと。
彼ら(デモ参加者の大半はおじさん)の言う「日本の伝統(≒家父長制)」を守る中で守られる「女性と子ども」なんだろうなと。
家父長制社会における女子供は「所有物としての女子供(妻子)」と「共有物としての女子供(消費材)」しかいない。よって、自分たち(俺たち)が所有も消費も出来ないジェンダーやセクシャリティは存在していない。存在してはいけない※。
彼らは実存としての女子供の安全や、女子供を現実に受ける被害から守ろうと言っているのではなく、自分たち(俺たち)の「所有物」と「消費材」を守っている。そこに女子供の人権も主体もない。
「日本の伝統を守ろう」という言葉に含まれる戦前回帰のような思想と家父長制の存続。
自民党が与党という建前で公に言えない部分を維新や参政党が補って訴えているのだろうなと思うけど、これは「教育と愛国」でも描かれていた通り、自民党内の極右とその強力な支持者たち(日本会議、統一協会、神社本庁など)が、訴えて来たことでもある。
※なので、移民・難民との共生、夫婦別姓、同性婚、全て許さないわけだと納得できる。
『THE GIRLS』第九章「子どもたちの考え方は」
・子ども同士の話し合いによって、性暴力洗脳が強化されることがある。
→オリンピックという”すごい大会”に招かれた男性整体医から治療を受けられる自分への特別感(この整体医が整体という体を使った虐待犯だった)
・おかしさを感じても、子ども同士の話し合いで結論を出してしまうと「自分だけじゃない」「みんなされてる」と思ってしまう。
・映画『The Tale』(日本タイトル『ジェニーの記憶』)
監督ジェニファー・フォックス
「子どもだった当時、自分で選んでいた自分の判断だったと思い込んでいた」
・少女期の脳ではものの見方が違う、自分に何か起こっても「親はわかっている」と思う。
・社会の判断では暴行を受けていると捉えても、当事者は性虐待犯を庇うこともある。
(この女性は後、MeToo運動後、庇った犯人の犯行について法廷で証言した)。
※とてもざっくり書いています。
後、日本ではこの性虐待犯の犯行内容(膣や肛門に指を入れる)ことが次回の刑法改正で暴行として修正される予定で、現在日本では<強制わいせつ>状態なので、「早く刑法改正して!」と思っていることも記しておきます。
■参考
アビゲイル・ペスタ『THE GIRLS』
【公式】http://www.otsukishoten.co.jp/book/b606937.html
TBSラジオ公式Youtube 荻上チキSession
「特集「刑法改正案が廃案の危機。性犯罪の被害者らが「今国会で成立を」と訴える理由とは」
https://www.youtube.com/live/SAKb7Mxj4so?feature=share&t=4010
ここ最近、ジャニーズのニュースと例の水着撮影会に児童被写体が居たことについて、アビゲイル・ペスタ『THE GIRLS』第九章、「子どもたちの考え方は」について、メモを記していたので共有したいと思います。
※以降は性虐待について&アビゲイル・ペスタ『THE GIRLS』の内容を含みます。
『僕の狂ったフェミ彼女』
instagramに読書感想を投稿しました。
個人としては「彼女」の行動に関して厳しい目線で眺めてしまい、ホッとできない一冊でした。
https://www.instagram.com/p/CsfVxz-vIeK/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
instagramを更新しました。
ChatGPTの登場で、情報の選別についてまたリテラシーが変化するのではないかと考えています。
後、やっぱ、図書館大事だなぁ…って…。
https://www.instagram.com/p/Crvqlg3vjvW/?utm_source=ig_web_copy_link
■ネット仕草
自分ですごく嫌だなと思っているのが「本の内容をそのまま引用することに若干の抵抗がある」という部分です。おそらくこれは、物心ついた時にあったネット文化の影響というか、時代の変化と共に仲間内の“独自ルール”で本の内容をそのまま引用することについての是非に関して、誤った情報のまま、今でもあり続けているのだろうな。
…と思っています。実際には、文化庁の「著作物が自由に使える場合」ページが公開されており、正しく使えば、本の中身を引用することは悪しではなく、寧ろ、ゆがめて伝えてしまうために、ちゃんと引用した方が良いのですが。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/chosakubutsu_jiyu.html
猪谷千香さんの『その情報はどこから?――ネット時代の情報選別力』を読んでいます。ピザ・ゲート事件の簡単な説明がありました。
Webちくま連載『その情報はどこから? 第2回 フェイクニュースを流した人物の死はフェイクニュース?』が公開されていたので、直接引用します。
<引用>
怖いことはすでに、起きてしまっています。2016年12月、ワシントンのピザ店「コメット・ピンポン」で発砲事件がありました。「コメット・ピンポンが小児性愛者の巣窟で、児童売春の根城になっていて、クリントン氏も関わっている」というネット上のフェイクニュースを真に受け、子どもたちを助けようとした28歳の男がライフル銃を持って店に押し入り、発砲したのです。
これは「ピザゲート事件」と呼ばれ、多くの人たちを震撼させました。フェイクニュースを本当の情報だと信じてしまうことが、リアルの世界にも大きな影響を与えるのだと痛感せざるをえませんでした。
<引用ここまで>
https://www.webchikuma.jp/articles/-/1101
https://twitter.com/A_Kakitsuba/status/1651176654990118912
東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻相関基礎科学系の白石直人准教授が、Colabo 叩きをネットでかなりやっていたようです。経歴を調べると、中高一貫男子校から東大工学部なので、ずっと男ばかりの社会にいて、ミソジニーを煮詰めてしまったのかと思わざるを得ません。
折しも今、#NHKスペシャル #男性目線変えてみた で、東大の工学部は男ばっかりだったと反省して、女性の登用を考えている話をやっていましたが、まあオールドボーイズクラブでミソジニーを濃縮しすぎて臨界に達したとしか思えぬ白石氏のような人を見るにつけ、遅すぎるくらいだったと思います。
とかなんとか他人ごとみたいに言ってる場合じゃなくて、白石氏の出身中高は私も卒業したところなのです。個人的には中高六年間は楽しかったけれど、白石氏のようにこじれた人間を生んでしまう土壌がなかったかといえば、大いにあったといわざるを得ません。私は大学で蒙を啓かれましたが、工学部は…
筑摩書房『その情報はどこから? ─ネット時代の情報選別力』紹介ページ
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480683465/
入管法政府案、このまま「修正」のみで合意してしまう瀬戸際だそう。参考人の答弁もあまりに問題だと思ったので、一部ですが記事にしました。
【「難民は逃げる国を選ぶ」のか? 法務委員会参考人質疑を受けて】 https://d4p.world/news/20700/
命の危険が目の前に迫った人が皆、本当に「国を選ぶ」余裕があるのか。よく聞くと「これまでの難民認定判断は情報の足りない不十分なものだった」ことを、参考人自身も認めています。
ここにも書いたように、難民支援に関わる組織・団体に経歴がある「だけ」で、「識者」として適任とは限りません。