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おはようございます。
本日は、「置き添えた露と一緒に消えもしないで、涙に浮き沈んでいます」という今生の別れを嘆く歌を新古今和歌集から。

本日も暑いです。皆様どうぞご安全に。

8/21 No.443
置きそふる露とともには消えもせで涙にのみも浮き沈むかな

読人しらず 新古今和歌集



おはようございます。

本日は、「秋になって雁が連なって飛んでいくのが見える月の夜だよ」という歌を古今和歌集から。
旧暦だと夏が六月末までで、七月は秋という区切りだったようで(まあ新暦でも八月に立秋ですが)、であれば、今頃の時期に雁も渡ってくるんですね。

雨で陽射しは遮られていますが蒸し暑いです。
みなさまどうぞご安全に。

8/20 No.442
白雲に羽うちかはし飛ぶ雁の数さへ見ゆる秋の夜の月

よみ人知らず 古今和歌集



おはようございます。
本日は「夏の野を行く牡鹿は鳴かないが、足元の露を落としている(自分が泣いていることの暗喩)」という恋の歌を新古今和歌集から。

33度予報で少し涼しいなと思ってしまう朝。皆様どうぞご安全に。

8/19 No.441
草深き夏野分けゆくさを鹿の音をこそ立てね露ぞこぼるる

摂政太政大臣 新古今和歌集



本日の は、ついに始まった源氏物語の冒頭から。
普段は和歌なのですがつい。

2回も書き損じて、3回目の正直です。

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桐壺の巻より

いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり


珍しく1週間も休んだら、思ったように筆が動かなくなってて驚き。

本日は「寝ている間に秋が来たのだろうか、今朝の空気は昨日までとは違うね」という歌を新古今和歌集から。

8/18 No.440
この寝ぬる夜のまに秋は来にけらし朝けの風のきのふにも似ぬ

藤原季通朝臣 新古今和歌集



ヨガ終わり。私が受けてるレベルの、リラックス系ヨガでは痩せないことは知っているんだけど、とにかくすぐに体が硬くなってしまうので、ストレッチがわりに受けてる。
昨日の自重スクワット、筋肉痛来ないなと思ってたけど、伸ばしたら痛かったので、一応ちゃんと効いてたんだなー。よきよき。

そして、あと少しで3ヶ月ですが、水分と筋肉でメリッと増えた体重、やっと下向きに。筋肉と除脂肪体重は上がり、頑固だった体脂肪も、ついに下方トレンドになってきた嬉しい。やっと体にスイッチ入った感じかなー。

このタイミングで、手術による一時休止惜しいけど、マッスルメモリーを信じて、心臓回復を焦らずに低負荷の筋トレだけ継続して維持するぞ。


おはようございます。
本日は、白い滝を見ながら「天女がその白い衣を晒しているのではないか」という見た目だけでも涼しげな歌を、新古今和歌集から。

本日も猛暑です。皆様どうぞご安全に。

8/11 No.439
久方の天つ乙女が夏ころも雲居にさらす布引きの滝

有家朝臣 新古今和歌集



おはようございます。
本日は「雲の乱れ動く夕空に秋の気配を感じさせながら、風もまだ秋風とははっきりわからないように、穂を出さない萩の上を吹いているよ」という夏と秋の間を詠んだ歌を、新古今和歌集から。

本日も猛暑です。皆様どうぞご安全に。

8/10 No.438
雲まよふ夕べに秋をこめながら風もほに出でぬ萩の上かな

前大僧正慈円 新古今和歌集



おはようございます。

本日は立秋。平安時代も立秋の時にはまだ暑かったようで、風や波の涼しさに秋を見出していたようです。「川を吹く風は涼しいことよ、打ち寄せる波とともに秋も立っているのだろうか」という立秋の歌を、古今和歌集から。

残暑厳しいですが、皆様どうぞご安全に。

8/7 No.437
川風の涼しくもあるかうち寄する波とともにや秋は立つらむ

貫之 古今和歌集



おはようございます。
本日は「夏と秋の風が行き交う空の通り道は、片側を涼しい風が吹いているのだろうか」という秋を待つ歌を、古今和歌集から。
明日は立秋、暦の上では夏の終わりです。

とはいえまだまだ地上は暑いです。皆様どうぞご安全に。

8/6 No.436
夏と秋とゆきかふ空のかよひぢはかたへ涼しき風や吹くらむ

躬恒 古今和歌集



本日は「山の中のあなたの庵を尋ねてきたけれど、あなたがいなくて泣きながら帰っています」という歌を新古今和歌集から。

暑いので皆様どうぞご安全に。

8/5 No.435
苔の庵さして来つれど君まさで帰る深山の道の露けさ

恵慶法師 新古今和歌集



先週と今週の「光る君へ書写」は、男性2人の和歌を。

7/28分 豪放で快活だった宣孝が、紫式部に送った歌

おほかたを思へばゆゆし天の川今日の逢ふ日はうらやまれけり

宣孝

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8/4分 紫式部の曽祖父、兼輔が、子育てについて詠んだ歌

人の親のこころは闇にあらねども子を思ふ道に惑ひぬるかな

兼輔


シンクロマシンが好きすぎて、ずっとこればっかやってるんだけど、多分走った方が脚には効く。でも続ける方が重要なので、好きなもので続けることとしよう。

結局、「オットーという男」の続きを見てた。次は夫評価の高かった「引っ越し大名」をみようかな。

日々投稿することを諦めた、七月の一日一草書です。
まあ続いてればいいんだ。


おはようございます。
ほんのり、朝の暑さが和らいだ感じがしますが、曇ってるせいかもしれない。

本日は「誰のところにも来るというほととぎすを、待ちくたびれてしまいました」という紫式部の歌を新古今和歌集から。

まだ昼間は暑いですが、皆様ご安全に。

8/3 No.434
誰が里もとひもや来るとほととぎす心の限り待ちぞわびにし

紫式部 新古今和歌集



本日は「この身をつなぐ草の根のようなしがらみを断ち切って、都から出ようかと思う」という歌を古今和歌集から。

8/2 No.433
わびぬれば身をうき草の根を絶えてさそふ水あらば去なむとぞ思ふ

小野小町 古今和歌集



本日は「吉野山に入ってもう出まいと思っているけれど、花が散れば出てくるのではと、外の人たちは待っているのだろうか」という歌を新古今和歌集から。

今日も暑いです。みなさまご安全に。

7/31 No.432
吉野山やがて出でじと思ふ身を花散りなばと人や待つらむ

西行法師 新古今和歌集



おはようございます。

本日は「赴任される先にある生の松原の風の方が涼しいでしょうが、送った扇の風を忘れないでください」という、枇杷殿の皇太后(道長の次女、三条天皇の皇后)が、隆家(道長の甥)が太宰府に赴任するときに送った歌を、新古今和歌集から。

今日も暑いです。みなさまどうぞご安全に。

7/30 No.431
涼しさは生の松原まさるとも添ふる扇の風な忘れそ

枇杷皇太后宮 新古今和歌集



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