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ちなみに私、どんなやつでもネタバレ全く平気なタイプなんですけど、推理ものだろうがネタバレされても平気、って人にこれまで会ったことがなくて、あんまり理解してもらえなかった。最近はみんな配慮して全くネタバレされないため、ネタバレされること自体が減って、話題にならないというのもある。

で、異国日記の2巻でですね、主人公が姪っ子と「やだ、ネタバレしないでよ」「えー、あー、私ネタバレ平気だからな」「えっなんで」「結果がわかってても、過程や感情を楽しむから」「えー、わかんない」みたいな会話をするシーンがあるんですけど、私それ読んで「ああああーーー!これーーー!!私もそうなのーーーー!!!!」って叫びそうになった。
あれは本当にそう思ってる人じゃないと描けない表現だと思う。首もげるほど頷いた。

ネタバレとはちょっと違うけど、江戸川乱歩に端を発して小中高とミステリ小説を読み漁ったせいか、高校時代の朋友に勧められた小説がどれもこれも(京極夏彦とか綾辻行人とか)大体1/8〜1/6読んだ所でオチが分かってしまって、後半はただ読み進める作業になるのが悲しかった。数少ない例外が我孫子武丸の「殺戮にいたる病」と鈴木光司の「らせん」でしたわ…。

おっでは「葉桜の頃に君を思うということ」をお勧めします!
そして私も世の中の大体の映画とか小説は序盤でオチがわかってしまうタイプなのですが、分かってても最後まで楽しめる奇特な性質なので、全く困ってないのですw

結末を知ってても知ってるなりの楽しみ方は出来るのだけど、何も知らずに観る(読む)ときの楽しみ方も知ってるので、片方しか出来なくなるのは勿体ないなあと思っちゃうクチ

知ってても単にあらすじの知識が増えるだけで、新しい作品を見るときの感想は全部自分のもので、誰も教えられないものだから、気にならないって感覚なんだよ…。
めちゃくちゃわかってもらいづらい…。

わかるような気がするような感じがするような…
本でも映像作品でも浸かってる間は後の展開とか結末とか一切頭にないタイプだから実際の自分がどうなのかあんまりわかってないところあるんよね。ネタバレはなるべく触れたくないのは実体験からの希望なのか外付けの知識でそう言ってるのか結構曖昧だったりする。
ちなみに明確にネタバレに触れたくないのは自分が行くライブツアーの別の日のセトリ。自分の行かない日に好きな曲やられて行った日に聴けなかったら悔しいw

あー、そうそう、没入しちゃうともう、何を知ってて何を知らないかはあまり関係なくなると言うか、ネタバレって言っても微に入り細を穿つ表現力で全部話されるわけじゃないじゃん。その世界と演技と音楽でもって表現されるものを、どう受け止めて、どう感じるかは、全部私のものだから、誰にもそれを阻害された気にはならないんだよね…。あらすじを追ってるだけじゃないからさ。

セトリはまあ、なんだろ、中身が変わるものだから、それは宝箱の中身みたいな感じだよね…w

観終わったあとすぐまた同じのをそのまま観直しても同じシーンで同じような反応して感想を持ってたりするので、それはそうなんだけど、なんか私はそこまで揺るぎなくないなぁ…
本当に予備知識なしで観たときの自分がどうだったかわからなくなることに未練がある。

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