@JapanProf いま丁度『教養の再生のために』(加藤周一、ノーマ・フィールド、徐京植 影書房)を読んでいるのですが、「9.11でアメリカがイラクの泥沼に突っ込んでいくのを止められなかったのは、アメリカにおける教養教育(リベラルアーツ)の失敗ではないか」という徐さんの言葉に、ノーマ・フィールドさんが答える姿勢が、どことなくJapanProfさんのお気持ちに重なって見えます。
「近代史は教えてくれます。国家は経済難を戦争で解消しようとする、と。そして戦時体制を準備するために欠かせないのが無批判な愛国心、ナショナリズムです。愛国心をあおり立てることによって階級間の矛盾や福祉の削減から市民の目をそらすのです。現在のアメリカはもちろん、日本でもその傾向が進行しています。国家が戦争を利用して押し付ける団結とは違う団結を市民の教養として想像することが切実な課題ではないでしょうか」(ノーマ・フィールド、p62)
アメリカの友人とは別の視点の話もした。
「日本は関係ないだろう。この問題にヘタに首を突っ込んでもいいことはないよ。しかも外交下手で有名な日本じゃないか。日本人の手に負える問題じゃない」これはごもっとな友人の意見だと思う。
「その通りだね。凋落途中の貧乏国家がかつての栄光にしがみついてリーダー面でしゃしゃり出る幕じゃないとは思う。ただね、あの映像、ところかまわず空爆を受けて逃げまどい、民間人が死んで行く、あの映像は日本人には覚えがあるんだよ」
「なんだって?」
「かつての日本人は同じ光景を見ていたんだ」
「ああ…」
「恐らく、当事者ではない部外者の人間として、世界で唯一、あの瓦礫の下で何が起こっているか、どのくらいの人が死に得るか、治療の術もないまま放置される民間人がどんな苦しみに耐えねばならないか、感覚として理解できる国民かもしれないと思うことがある。日本ではいまだに世間話として"この街は空襲で焼かれていないから古いものが残っている"なんて言葉が出てくる。焼かれていない街は少ない。無差別に空爆を受けて民間人が10万人単位で死んでいった歴史を持つ国だ。だからね、パレスチナへの共感が
むかしのソフトウェアの導入マニュアルって、よく、最初の手順として
「まずコーヒーを淹れて、リラックスしてください」
って書いてあったりしたんだよ。
ユーモアの面でもにっこりしちゃうけど、コンピューターがいまよりずっと遅いものだったからじっくり取り組む必要もあったし、慌てて取り組むよりリラックスしてすっきりした頭で取り組んだ方が失敗しにくいし。
実際いいアドバイスだよね。
人生を模索する個。あの手この手でしぶとく生きるワープア。
国内拠点の確保と海外逃亡を計画中。
EC関連職+医療系専門学生
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よく分からないで使っております。
旧作銀河英雄伝説が好きです
ストリートダンス/R&B/
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