“セウォルは、もう後戻りできないところまで私を大人にしてしまった。わたしもその世界から足を抜けないと自覚するようになった。大人たちに向かって、あなたたちはどうして世界をこのようにしてしまったのですか、と訊く立場にはもう立てなくなったのだ。”
「かろうじて、人間」ファン・ジョンウン
『目の眩んだ者たちの国家』
https://www.shinsensha.com/books/1043/
ファン・ジョンウンの『かろうじて、人間』を読んだ。
帯の、「どれほど簡単なことなのか。希望がないと言うことは。この世界に対する信頼をなくしてしまったと言うことは。」がどのような光景から出てきたのか。
『目の眩んだ者たちの国家』
キム・エラン/著パク・ミンギュ/著ファン・ジョンウン/著キム・ヨンス/著矢島 暁子/訳
https://www.shinsensha.com/books/1043/
天人唐草には言いたいこともあるけれど、あなたを抑圧している人間はあなたの苦しみや内面化せざるを得なかった規範に対して何の責任も取らずにいなくなる、それは今でも伝わるべきだと思った。
来たるべき民主主義の位置を手繰り寄せる――真壁仁編『詩の中にめざめる日本』論
https://www.iwanamishinsho80.com/post/okawada
#入管法改悪反対アクション @新宿南口はこれから勝負モードに入ります🔥🔥🔥
はっきり言いますけど入管法に関しては、大きな波はもう来ないと思います。私は大きい組織に知り合いがいないのでわかりませんが、数千人規模のデモとか、そういうのはもうないんじゃないでしょうか。「ここぞ!」というタイミングなんてのもたぶん訪れないでしょうし。
だけど施行後、状況は酷くなる一方で、この法律はどうしても止めなければならない。
それには今いる人たちが声を上げること、その声を大きくしていくことしかないだろうと思います。
人数が少ないからダメなのかというと、そんなことはないと思います。可決後、施行後も反対の声は上がり続けているし、時間の経過とともにみんなの意志はより強く、確かなものになってきています。これは凄いことだと思います。
待っていても、望むようなチャンスは来ない。
ならば私たちのほうから仕掛けましょう。動かしましょう。
#入管法改悪反対アクション @新宿南口はここからガチの勝負に出ます👊👊👊
よかったら連帯してください🔥🔥🔥
近代的な自己実現は実現しないように位置付けられている、という指摘が不道徳お母さん講座にあったような。
『不道徳お母さん講座 私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか』
堀越 英美 著
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309027159/
男性性の普遍を探る
【書評】チェ・テソプ『韓国、男子』
佐々木正徳
2024年12月2日
https://magazine.msz.co.jp/single/kankokudanshi/
「……こんな確信を抱いている。日本の男性性をはじめとして、男性性はそれ自体、似通ったかたちでの失敗と卑屈さに陥っていること。『近代的な男性性』はそれ自体、最終的に成功することのできない、矛盾に満ちたプロジェクトであった、と。」(「日本語版へのあとがき」より、p. 269)
このお茶を毎日飲めば、消費の神からの語りかけがだんだん聴こえなくなっていくんですよ。マライアの歌声に引き寄せられてキャッシュカードをタッチせずにすむようになります。では、こちらにキャッシュカードをタッチして……ええ、これは本日分のお支払いです。
#いろいろなアドベントカレンダー
『少年が来る』
読後、『徐京植 回想と対話』で引用されていた藤田省三の文章を思い出した。
「この土壇場の危機の時代においては、犠牲への鎮魂歌は自らの耳に快適な歌としてではなく、精魂込めた他者の認識として現れなければならない。その認識としてのレクイエムのみが、かろうじて蘇生への鍵を包蔵しているというべきであろう。」
https://www.koubunken.co.jp/book/b600260.html
『少年が来る』を読みながら涙が止まらず、ストレス反応がずっと続いていた。ストレス=外部からの刺激、なのでネガティブな意味ばかりではない。それでも消耗する。
読んだ本 これから読みたい本のメモ 思うことなど トランス差別に反対しています
takako3599@ohai.social こっちも