新国立劇場配信『骨と十字架』観た。これは面白い。国立劇場ってなに?どこ?ってくらい日本の演劇界に疎くて、何も知らずに翻訳劇かと思ったらオリジナルで驚いた。確かに言葉が滑らかでわかりやすい、かといって舞台バチカンでも無理がない絶妙のバランス。役者さんもみんな良いけど特に弟子役のひと、情熱過多になりそうなところを抑えたリアクションでじわじわ滲み出る情念がすごく巧くて際立ってた。観て良かった。
何年か前の冬に、うちの前で3歳くらいの小さな子どもさんが一人でトコトコ歩いてるのに遭遇して、結構交通量多いところなんで慌てて保護したことがあった。ところが、おうちを聞いてもわからない〜名前を聞いてもわからない〜状態。その子が「あっち」とか言うたび手を引いてご近所の家を訪ねて歩いたけど誰も知らない。子どもさんは平気な顔してたけど、そのうち雪もちらついてきて、こっちがわんわんわわんと泣きたくなった。もう警察行くしかないか…と思ったら、ようやくご近所の人が「もしや」とお母さん連れてきてくれて、めでたしめでたし。
その子は覚えてないだろうけど、「そういえば昔、赤い髪の宇宙人にさらわれたような気が」とか、いつか薄っすらと謎の記憶になってる可能性が…(と、相方に言われた)
レヴェルが違いすぎてすごくおこがましいけども、自分もこれに近い。https://note.com/kiuchi/n/necca5761682b
#90sMovieTimeMachine
おかげで、色々思い出してまた観直したくなった(2000年くらいの映画って、当時観たきりなのが多い気が)。『ショー・ミー・ラヴ』公開時に観たと思うんだけど忘れちゃったので、今また観たいなー。『ジャージー・デビル・プロジェクト』は知らなかったー観たい!でもどこにもない!あと、『17歳のカルテ』のパンフは包帯巻いてあって小さくって、もっとも収納に困るパンフの1つ!
お三方のお話が「書き言葉」みたいな、読むように聴けるのが良いです。頭を使いながら。いつかまた別の企画でもやってくれたらいいな。
『アメリカン・パイ』って去年初めて観たんだけど、思ったより純朴(「合意がなければ反則」)というか「村の男衆が村祭りで妻探しとか力自慢とかする昔ばなし」みたいで。ちょうど20世紀の保守的男女交際(プロム)とGlee以後世代との狭間にある学園映画って感じ。で、そうなの、男子より女子たちタラ・リードとナターシャ・リオン(今とほぼ変わらない!)がイキイキと可愛いのがこの映画の魅力。
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『アイアン・ジャイアント』はとにかく絵がツボで、特に線の色、秋の風景と赤毛、赤いスニーカーとジャンパー、ママの口紅やダイナーの制服とか、品のある色彩の50sディズニーアニメというか総天然色映画って感じで。真似したい!ってすげえ憧れたの。久々にまた観てみようかな。#90sMovieTimeMachine
#90sMovieTimeMachine #2020年映画ベスト5
氷の接吻
アイアン・ジャイアント
狂っちゃいないぜ!
クリクリのいた夏
ルナ・パパ
『氷の接吻』『アイアン・ジャイアント』は今でも思い入れあって大好きだけど、正直この年ってあんまり思い浮かばない…リアルタイムであんまり観てなかった(観られるのが限られてた)のかな。当時自分が何してたんだか、とんと記憶にない…
イラストレーター。得意ジャンルは映画とスポーツ。赤悪魔者。