何年か前の冬に、うちの前で3歳くらいの小さな子どもさんが一人でトコトコ歩いてるのに遭遇して、結構交通量多いところなんで慌てて保護したことがあった。ところが、おうちを聞いてもわからない〜名前を聞いてもわからない〜状態。その子が「あっち」とか言うたび手を引いてご近所の家を訪ねて歩いたけど誰も知らない。子どもさんは平気な顔してたけど、そのうち雪もちらついてきて、こっちがわんわんわわんと泣きたくなった。もう警察行くしかないか…と思ったら、ようやくご近所の人が「もしや」とお母さん連れてきてくれて、めでたしめでたし。
その子は覚えてないだろうけど、「そういえば昔、赤い髪の宇宙人にさらわれたような気が」とか、いつか薄っすらと謎の記憶になってる可能性が…(と、相方に言われた)