4月からのグロービス「人材マネジメント」のオンラインクラスが終了。
(てるてる坊主が効きすぎて、今日はメタメタ暑かったけど、いつも通りにとても楽しかった)
初回から「学び合う組織文化」がバッチリつくられていて、つねにチャットでコメントが飛びかってるのが面白いし、今日は人材マネジメントの「干しシイタケ&筑前煮 理論」(ははは、何のことか分かんないですよね)をあらわした背景画像がズラッと並んでいるのが壮観。
最後は受講生のみなさんからのコメントの寄せ書きと、干しシイタケ&筑前煮 理論」を完全レシピ化した解説書(ははは、さらに分かんないですよね)までいただいて感無量。
今日の結論は「ごぼうとレンコンの味わいが分かるまでにはかなり時間がかかる」でした。
「いろいろな〆切りの待ち伏せ攻撃を受けて大変なことになっている」
という言い回しを考えて、「なかなかいい表現だな」と思いつつも、1つ1つの〆切りには待ち伏せしようなんて意図はないから事実関係が間違っている。
「〆切り直列の影響で、いろんなダイヤが大幅に乱れている」
といえば、事実関係にも忠実で、なにかと大変な感じにはなる。が、最近の東横線は(とくに相鉄線との乗り入れ以来)なにかとダイヤが大幅に乱れているから、「なんてこった感」が弱い。
てなことを考えながら見上げたザビエルさんは
「神はみずから助ける者を助ける(てか、そうじゃない人は助けない)って知ってるよね」
と言っているように見えた。
このメッセージは定刻通りに電車が到着した感じ。
和菓子を買いに自由が丘へ。
歩いていると、「お〜い!」と道向こうから手を振る人がいる。誰かと思ったらフレイヤさんだ。
フレイヤさんは、プログレッシブロック・ユニット、ユカ&クロノシップの最新アルバムのジャケット&ブックレットのイラストを担当しているアーティスト。
フレイヤさんの両脇には、年配の男性と同じくらいの年齢の女性が立っていたので、「もしや」と思ったら、お父さんと(たぶん)お姉さんだった。
フレイヤさんのお父さんは、ロジャー・ディーンさん。
イエスのロゴ&アルバム・ジャケットや初期のヴァージン・レコードを手がけた、プログレ界隈では知らない人はいないレジェンドだ。
とはいえ、普段着で自由通りの額縁屋さんの前に立つレジェンドは、娘に東京を案内してもらってる温厚なおじいさんにしか見えない。
「こんなバッタリに出くわすなんて、名実ともに『ゴールデン・ウィーク』だ」
と、ニヤつきながら自由が丘デパートに向かい、3月にできた(もともとは神楽坂のおはぎ専門店の)「おはぎと大福」で、おはぎ3種を買って帰った。
もちろん「ゴールデン」な味だった。
7月に出版される「看護のためのポジティブ・マネジメント」第2版増補版の初稿ゲラをチェック。
この3年間のコロナ対応の取り組み事例を追加するにあたって、私が担当した理論的な枠組みやワークショップ手法を解説した部分にも、ちょっとだけ説明を追加した箇所がある。
マネジメントの本では、どうしても抽象的・一般的すぎる説明になりがちだけど、「この3年間を振りかえると、こんなことがありましたよね」的な文章を盛り込むことができると、より自分の仕事に引き寄せて考えてもらうことができるように思う。
そして、今回、ものすごく久しぶりにしっかりと以前の文章を読みかえしてみると、「激しく大きく変化する環境に対応するうえで何が大事なのか」みたいなことについて書いたところに、まるで将来のコロナ禍を見越したように思える箇所もあってびっくり。
レシピをながめながら想像していた、見たことも聞いたこともない異国の料理をじっさいに食べてみたら、意外に思った通りの味がした。
なんかそんな感じ。
書くことのセラピー効果!
「その日のそういうものを、白い紙を前にして、ペンを持って書き留めておこうとすると、たぶん、そうそう思うようには書けないと気づくだろう。でも、そういうことをしてみようとしただけで、あなたの心には、多少の負荷がかかり、それはほんの少しかもしれないけれど変化する。
日記とか、紙に書くことだとかって、ぼくもほんとうにすごいことだと思うようになった。個人というものの、個の心があるということを、日記とか紙に書くことが気づかせてくれる。」
〜 ほぼ日「今日のダーリン」230214
文化とマネジメント(や文化人類学風味のマネジメント)について教えたり、組織開発・リーダーシップ開発に関する研修やコンサルティングを行ったり、ビジネス書籍の執筆・翻訳をやっています。
ここには、ブログより短い、長めのつぶやきを書いていこうと思っています。
ブログ:ビジネス x リベラルアーツの可能性を拓く!
https://note.com/ichinosehiroki