Twitter(X)で「日韓百合」として流行しているミームについて
Twitter(X)で「日韓百合」として流行しているミーム、私はあれをミサンドリーに基づくレイシズムとナショナリズムの発露だと思っている。
そもそも「〇〇人と付き合いたい」みたいな発言は、「〇〇人」に何を入れてもレイシストだしね。
たとえば、「日本人女性は尽くしてくれるから付き合いたい」って見ず知らずの外国人コミュニティが盛り上がっていたらゾッとするしこれがオリエンタリズム/レイシズムだとわかるはず。同じことを韓国や中国の人にしたらアカンわ……。
今回のミームは、「ウチらの国の男は最悪だからもう女同士でくっ付くしかない!」というミサンドリーおよび同性愛の代替品化(クィアフォビアだよね)と、「〇〇人の女性は私たち日本人女性のことをとても気遣ってくれる!だから〇〇人の女性と親しくなりたい!〇〇人女性と付き合いたい!」という人種ステレオタイプ/人種フェチ、この二つが発端の流れ。
(たとえ〇〇人の一部の人がネタに返答して乗ってきてくれたとしても)土台がこれな以上このミームをクィアだシスターフッドだと肯定的に語ることはできないし、このミームがこれほど拡散した理由も、しいて言うならばナショナリズムとホモソーシャルだろうと私は思っている。 1/3
「えっ!トランスジェンダーの方なんですか!?わ〜!私トイレ以外でトランスジェンダーの方見るの初めてです!」
(トランスジェンダージョーク)
この前トランスの友人と話していてホルモンの補給間隔(投与総量)の話になったんだけど、友人曰く「他の人の話を聞いているとだいたい体格と比例する」とのことで、なぜかその発想がなかったのでなるほどなぁと。
ある時期から不足を感じて今はそれなりに量を投与しているんだけど、ホルモン投与開始時から体重20kgくらい増えているのでそりゃ足りなくもなるか…
これ面白いな〜、三木さん好きそうというか既に読んでいるかしら
トランス男性は『周縁化された男性』であると言われるが、移行前はいわゆる"女性"の枠に収まれないことによって様々なハンディキャップを抱えることになる。これを語る言葉として『(女性社会で)周縁化された男性』という言い方はできるのか、また適切なのだろうか?(女性社会で周縁化されるのは女性に限らないといえばそうかもしれないが)
トランス男性が移行をある程度進められるまでの期間、キャリアの土台となる少なくとも義務教育〜大学進学前後の重要な時期において、シス女性よりさらに過酷な環境に置かれることとなる。これは『社会から周縁化された男性』という表現ではspecificに問題を指摘できず、『周縁化された男性』という概念では盲点になりがちなためか、移行後の生活にも長く尾を引く深刻な問題であるにも関わらずあまり語られることがないトピックであるように思う。
可視化しているトランス男性。