結局どのソーシャルメディアに行っても相互に共感しやすいのは歳が近い人たちなわけで、それはそれでとてもいいことだと思うんだけど、そこだけで終わらないように、閉じてしまわないようにしないといけないんだよなあ。
だからといって積極的に共感の薄い人たちのとこにズカズカと踏み込んではコミュニケーションを図ろうとするのも少し違ってて。
もちろん積極的行動はいいんだけれども、なんていうのかな、いつでもオープンマインドでいることに注力できるかどうかって話なんかな、と思います。
たとえばこれ。
https://yoi.shueisha.co.jp/talk/dialogue/7613/
竹田ダニエルと大田ステファニー歓人が対談してるんだけど、そこで彼らが感じてることなんかはすげーユニバーサルに共感できること、おっさんだってそう考えてるよお!って思えることを話してるんだけど、そういうところ見落としてない?若い子たちだってやっぱ同じこと思うんよ、と確認できる作業ってのを怠ったらマズいよなって思うんであります。
ドアは開けておきましょう。ただし入ってくるのを待つのではなく、時には表に出ること。みたいなことを言いたいんでありました。つまり俺いま暇。
ところでヒロヤマガタは今何しとるんだ?
https://eiga.com/news/20240722/19/
なにこの垂涎もののラインナップ
うおっ!描かせたい浮世絵のアイデアならあるぞ
あとで遊ぼっと
階級意識を持て!と言う気なぞ毛頭ないけれど、今日本で起きてることって、マルクス言うところの✌️ルンペンプロレタリアート✌️が極端に肥大化してるってことじゃないの?
しかも面白いことに(/けったクソ悪いことに)左翼とは反対側にもいて、双方含めたその層のボリュームが一番デカいっていう。
まあその一方で治安維持法を制定したのも加藤高明だったんだどもな
つづき
そこで駒の動きやら定石などについて教わったりした。そのうち今起きている局面がどういう事態で、なんで片方のおじいちゃんがうなだれているのかなんかが分かってきたりして、将棋観戦の面白さが分かってきた。なるほど、プロの唸るような一手じゃなくても、将棋を観るのは楽しいんだ、と。
いや、ちがうな。唸るような一手が指された瞬間にその恐ろしさ素晴らしさに気づけないからこそ、アマチュアのヘボ将棋観戦が面白かったんだなってことか。
ともかく、加藤高明も草葉の陰で喜んでいたと思う。
自分たちが普通選挙法を成立させたことと、のちにおじいちゃんたちが昼間の余暇にわらわらと集まっては、自分の業績を記念した場所で将棋を指していることとは無縁ではないはずだから。
と、まあそんなことを思いながら、古田敦也と平田良介の将棋対決の動画を見たのであった。
つづき
が、僕は将棋を知らなかった。
それよりも僕と友人が持ってきた弁当を開けるとどこからともなく集まってきた野良猫の集団と戯れることに楽しみを覚え、以後何日もそこに通うことになった。猫かわええ。が、その話はまた別の機会に。
だがしかし、猫は気まぐれだ。来ない日もある。猫にも事情があるのは理解するが、会えないとなると途端に暇を覚える。ちぇっと舌打ちをして、仕方がないってんで、そんな日は、知りもしない将棋を見るようになった。
なんでおとっつぁんたちは一手一手に歓声やため息を漏らしてまで、人の将棋を見学しているのか。なんで彼らは毎日毎日自転車に乗ったり歩いてはここにきて、自分たちで持ち寄った盤と駒で何時間も熱戦を楽しんでいるのだろうか。いや、勉強しろよ。
見ていてもよくわからないので、横にいる友達にあれこれ訊いたりすると、その様子を見ていた他の野次馬なおっちゃんが身を乗り出してきてはああだこうだと手ほどきを受けたりなんてこともあった。教え魔はいつの時代もいる。
つづく
名古屋の鶴舞公園には、普通選挙法成立を記念した普選記念壇がある。小さな壇と、それを囲うように扇状に配置されたベンチからなる、小さな集会場のようなものだ。
民衆が望む普通選挙の実施、それに護憲運動の高まりを受け、ようやく内閣総理大臣に就いた加藤高明が、その公約に掲げていた普通選挙法の成立を果たしたのは1925年のことであった。
今ではそんなこと知る由もなく、いや、知ってはいてもそのありがたみを感じることもさほどなく、週末になると時折市民集会があるくらいで、あとはベンチを利用して散歩がてら持ってきたお弁当などを頬張る姿が見られるくらいかもしれない。
時は僕の高校時代に遡る。
その頃、受験勉強という体で図書館で勉強するなんてことがよくあったのだが、鶴舞公園には名古屋の中央図書館がある。それで、友達と連れ立っては鶴舞公園によく行っていた。
だが、勉強するというのはただの言い訳で、図書館に着席するや否や、すぐに公園へと出て行ってはあちこちをうろうろしていた。
ある時、平日の昼間っから人だかりがあるのを見つけ近づいてみると、そこには何組もの将棋の対局が繰り広げられていた。多い時で十組、少ない時でも五組は対局が、またそれを観戦するだけの人たちもいて、結構な人数が集まっていた。
つづく
NxYxHxCから民謡まで / 猿酒からアブサンまで / 鈴木則文からセルゲイ・パラジャーノフまで / アレクセイ・イワーノヴィチから鈴原冬二(not 鈴原トウジ)まで / 曾我蕭白から加山又造まで