新しいものを表示
視力 さんがブースト
視力 さんがブースト

そういえば、いまだに一定の世代が「水曜どうでしょう」的なものから逃れられないのと同じように、たとえば20年後くらいに、オモコロ世代がオモコロ的なものの呪縛にとらわれたりするのだろうか

感覚的な言い回しをしてみると
かつてアンガールズが「キモかわいい」
と形容されてましたが、
蛙亭は「かわキモいい」みたいな領域を描いているのだと思います

カエルって
イラストとかだと可愛いく描かれているけど、リアルでよく見るとけっこう気持ち悪くて、でもその気持ち悪さを一回受け入れるとあの目玉もヌメヌメした皮膚も剥き出しの内臓みたいなフォルムも、なんか可愛く感じてくる

し、そういう生き物としての気持ち悪さって人間としての自分も他の生物から見たら異形のキモさがあるんだろうな…とぼんやり感じてくる

そんな魅力が蛙亭のネタにもあるなと思いました

スレッドを表示

と、ここまではそういう表面的な部分の話

で、蛙亭が独特だなぁ…と感じているのは、
なんかああいうニュアンスを保持させたまま、"可愛げ"のデフォルメがうっすら成されているところだと感じています

なんか適当に言えば
キモさが分かりやすくないキモさで、
その見る側の解像度に委ねられている種類のキモさのまま、若干それを受け手が受け入れちゃってるという妙なグロテスクさが構造としてずっとある感じ

そして、それを自覚的にやってる感じがしないところ
無意識レベルの部分をお笑いにしてる気がする

それがなんか、飛躍した言い方をすると
「男性性(ショタ的な側面含む)のモノ化」と
「愛玩性(見下しと許容)の批評目線化」的なものを同時に感じてしまいます

中野さんはオモチャにされてる事を受け入れてるし、

岩倉さんはオモチャにも自我があるんだという部分を面白がろうとしてる自責の念を含めたグロテスクな目線を使いこなそうとしてる

そんな印象があります

スレッドを表示

コントの設定の話だと

中野さんのあの奇天烈キャラ
だけどツッコミとして見る事もできる常識人の要素
そこら辺のバランスが味わい深かったです

審査員が若かったらもっと刺さってる反応の人もいそうと思いました

「自分の物差しで話を進めるところ」
というワードはツッコミ的な体重が乗ってるからこそウケてる気がしました

中野さんの持ってるフラ(人間的なおかしみ)って同世代的な部分が強そうだなぁ…といつも思います
それでいて普遍性もあると思う

スレッドを表示

蛙亭のネタを見て
おぱんちゅうさぎの可哀想に ❗さん的な世界観を感じました

蛙亭のキングオブコントでのネタ
なんかここら辺に、ラランドや3時のヒロインとも違う、あとAマッソとかとも微妙に違う
文化圏としての新機軸のある面白さの追求を感じています

女性芸人的なくくりで見る事に本質的な意味はないのだけど
でもやってる事の球種と仕上げ方が女性芸人だからこそ発祥できてるニュアンスな気がします

こういった動画を見つけました
今はフリースタイルダンジョンの審査員やNHKの天才ビットくんのMCなどのイメージが強い、いとうせいこうさん

元々は大学お笑い的な地点から出発しているピン芸人です

おそらく本人が意識的に「お笑いっぽさ」を消してゆく事で現在の地位を築いている事に感心すると同時に、当時(80年代?)としてはこういったタイプの漫談が新しかったんだな、と歴史的資料としても価値も感じます

youtu.be/s7HFd7ZMytY?si=9Guk-U

ジョイマンという現象から捉える「自覚」と「言語」による「存在」への価値規定性 togetter.com/li/2242023

ちいかわの作者ナガノさんは食への興味追求を漫画にするのがとても上手いと思います

だからこそ、ちいかわという作品の世界観も描けるのだと感じる
あれは食物連鎖や性愛玩欲が含まれた表現なのではないでしょうか

少し前のものですが、
ゾフィーのPodcast岡野陽一ゲスト回が味わい深くて面白かったです。

前編後編に分かれてて、なおかつしくじり先生出演を経てからの放送なので、いりくんだ構造なのですが

現代テレビバラエティでの何周もした"クズキャラ芸人いじり"を提示されて、お笑いにおける「蔑みとは何か?」を考えさせられます

open.spotify.com/episode/4dpD8

当時の映画や雑誌も展示されてて、キュビスムがどういう扱われ方だったのかの雰囲気も感じられたのも面白かったです
たぶんけっこう「キュビスム?ただカクカクしてるだけじゃね? w」的なノリも登場したばかりの頃はあって、それで皆が真似した事で波及したんじゃないかなと感じました

スレッドを表示

ママタルトも春とヒコーキも
身体性的な共同幻想を商品化していると思う

恋愛やダイエットにストーリーを組み込まざるを得ない状態

めちゃくちゃアイドルビジネスっぽい仕組みだけど、全然そう思われてないのが面白いと感じています

視力 さんがブースト

佐久間さんの面白さの根幹部分は

「『自分で自分をいじっている』

という状態の、『俺』を見ろ」

みたいな、欲求によって形を成しているものだと感じます。

その営み自体は、
"一人(自己内省)" で成立する代物なのだけど

それを"見てもらう他者"が必要ではある。

ただ、その他者を形式や構造で、ある程度自ら意識的に作り出しちゃったり、他者をコントロールしようとしちゃってたりしている(実際、それが予期せぬ反応やプレイ環境に繋がったとしても、関係はない。その外圧自体が自己内省への刺激に繋がってゆくだけだから)

という面白さなのだと感じています。

「キス我慢」も「マジ歌」も「あちこちオードリー」も「トークサバイバー」も「ナミダメ」も、全部自己内省の発露へ向かう環境設定が、基本的な骨組み。

「ママチャリ王選手権」も、他のマニアックさと比べると、身近かつ自家発電的な面白さだなぁ…とも感じます。要は、ずっと縛りプレイ的。

スレッドを表示
視力 さんがブースト

佐久間宣行さんは
「いじられる裏方」として表に出てきてる。

芸人側が、つい、いじってしまうんだとも思います。

冗談半分、本気半分で、批判的に語られる瞬間も多々あると思うのですが、それ自体が「佐久間宣行」という概念の強化に繋がっちゃってる。

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。