BBCの Wild Isles を見ている
アマプラで見られる自然ドキュメンタリーの中で、けっこう好きかも。バランスが良くて、映像が美しい。
グレートブリテン島の地形、水生哺乳類、鳥、虫、花、ネズミやアナグマなど小動物も出てくる(爬虫類や両生類は半分まで見てまだ出てこない)
味わいある高齢男性のナレーション、俳優かと思ったけど、その道の権威の人なのか。
(Twitterで若い研究者のネタとして出てきたな)
もう2024年のカレンダーが…
エドワード・ゴーリーの2024年の壁掛けカレンダー、大きいのも小さいのも攻めてるな。謎のおじさん…
英米やインド、イスラム圏の祝日が載っているのが興味深い(日本の休日は自分で書き込んだ)
https://goreystore.com/products/edward-gorey-2024-wall-calendar
MET2023-24シーズン
来期、うーん…
オペラ、女が悲劇的に死ぬと盛り上がるから…
全然あらすじの情報がない『アマゾンのフロレンシア』か…
『ナブッコ』、バビロニアvsヘブライで後者が勝つみたいなストーリーだけど、どじょっこふなっこみたいなタイトルがいつも気になる
METライブビューイング『魔笛』感想(演出)
現代風の服装の演出、初心者にとっつきやすく、常連には目新しく(予算もおさえて)というアイディアだろうけど、古典的でゴージャスな舞台に憧れて見に行くとちょっとがっかりする。でもだんだん慣れる。歌唱がすばらしいので
鳥のフンまみれでちょいちょい下品でも、美声すぎるパパゲーノ
紫ジャージ、下着、ミリタリー、白シャツ真面目系と着替えの多い愛され王子タミーノ
夜の女王は超絶美声の邪悪な魔女という感じで、こんな母親は嫌だけど最高だった
黒板に文字を書く演出は視覚的にややうるさい
脚立の使用に無駄にハラハラしてしまう。ワイヤーで吊るしたひな壇も
笛や鈴はエア演奏でよかった気もする(演奏家が楽しそうなのは良かった)
フルートやグロッケンシュピールの扱いが乱暴ではないかとハラハラした
老人風童子は不気味なのに可憐で良かったが、どこからの着想なのか
演出家インタビューの「初演の、舞台と客が近い雰囲気を考証して…」というのは興味深い
現代美術的な演出はシリアスなイメージだったが、コメディ寄りというか、親しみやすかった。
シンケルの舞台案のような神秘的な演出も見てみたいが
METライブビューイング『魔笛』感想(物語)
歌や曲は文句なく素晴らしい
でも230年後に見た私、ストーリーをどう受け止めたらいいかよく分からん
見る人を選ぶシーン
自殺関係が2回出てくる
意識のない人を襲おうとする
女王もかなり毒親的な演出
復讐はだめ、性欲だけの関係もよくない、最後には美と英知、友情や徳が勝つということなのか(そんな高尚なのよりモテたいという、普通人パパゲーノによるバランス)
男女の愛が至高、夫婦には子どもが産まれたら幸せ、女は考えが足りないから男が導くしかない、みたいなのが厳しい
夜の女王の歌手の「女王は家父長制に対抗している」という話は現代的(ライブビューイングには関係者インタビューが付いている)
ザラストロは怪しいし、信者集団は男しかいない政治家の会議風景のよう(女もいるがグループ分けされている)
悪のインセルと普通のインセル
父や母というか、ザラストロが秩序、夜の女王が混沌の化身とするとやや納得
革命の暴力が吹き荒れた時代、貴族ではなくドイツの平民に向けた作品という解説だったが
18世紀フランスの古代エジプトブーム、どこから
台本のシカネーダーは何でゾロアスターを知ったのか
聴衆はフリーメイソンの布教を受けているのか…
きょうの料理の怪しかった。
話がはずむと若いキャスターが「そろそろ料理を…」と進行するんだけど、料理とかどうでもいいよね(料理番組です)
でも料理3品、どれもおいしそうだった。インドの芋炒め、沖縄のアクアパッツァ、なすそうめん、完璧なバリエーション。夏の食卓にぴったり。
旅の写真のインドの帽子が似合いすぎる(千利休の帽子にも似ているからか)
最後のほうは若いキャスターも怪紳士に押され気味だった。
https://www.nhk.jp/p/kyounoryouri/ts/XR5ZNJLM2Q/episode/te/NGV6Y4GXYV/
漫画、SF、動植物などが好き