ちょっと前に出版された角川ホラーが軒並みKindleUnlimitedに入ってるのでヤバい

この本を読み終えたところです。- "白昼夢の森の少女 (角川ホラー文庫)"(恒川 光太郎 著)
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Kindle Unlimitedで恒川光太郎作品3作目読了(夜市、無貌の神)
3作品とも共通して柔らかい語り口だけど、これはホラーというより、より少し不思議~SF系だと思う。
日常で見る夢、デジャヴみたいな感じがして、読んでいて居心地がいい(とはいえ、もう少しホラー寄りの作品が読んでみたい)
恒川光太郎氏が一世代上なのもあるのかな、全編ノスタルジックな感じがする。


初めて参加してみた~!
(パラレルアプリ初めて使った)
企画ありがとうございます💕

最近、ずっと前に買ってちょっと読み始めたところで積んでた「三体」、Netflixのドラマが評判良いのでまずは読まなきゃ…となって読み始めた。

積読崩し部に参加するときは、なかなか読み進められない歴史の本を読むのに使おうかなあと思ってたけど、普通に忘れて三体の続き読んでた!

この本を読み終えたところです。"天駆せよ法勝寺 -Sogen SF Short Story Prize Edition- 創元SF短編賞受賞作"(八島 游舷 著)
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前にXで話題だったので買ってみた仏教SF短編!
出落ちかと思うような最高の始まりから短編なのに壮大なアクションありドラマありで、幻想と論理を組み合わせた美しいお話だった。
楽しかった✨✨

"天海の秘宝 上 (徳間文庫)"(夢枕獏 著)
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100年前に死んだはずの宮本武蔵を名乗る異様な辻斬り、盗賊団が跋扈する江戸時代、主人公からくり師吉右衛門はさまざまな怪異を目撃し…という話。
夢枕獏の伝奇小説系にしてはだいぶ現実的なラインに収まってるなぁ…と思ってたら後半!😂
ただ上巻はものすごーーくワクワクしたんだけど下巻はなんか描写が荒っぽいというか…。
上巻の異様な宮本武蔵描写とかがホラーで楽しかったんだけど。
下巻になって展開自体は奇想天外なんだけど、個々のホラーみと魅力は小さくなった感じがする。
途中で吉右衛門について「この言葉を使うのは違和感あるな…」というのが最終的に回収されたのは楽しかった。

この本を読み終えたところです。あなたも気に入るかもしれません - "遺品 (角川ホラー文庫)"(若竹 七海 著)
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面白かった~!
若竹七海、お名前だけはミステリ関連で見かけてたけど、実際読むのは初めて。
亡くなった女優のコレクションを整理/展示したいという仕事のため、主人公の学芸員は、コレクションが収納されたホテルに向かう。

シャイニングかな?!という不穏さと情緒たっぷりの導入で、徐々におかしな事件が起きていく展開。
とても楽しかった。
オチもちゃんとホラーだし最後も好き!

"ヴンダーカンマー"(星月渉 著)
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先日読んで面白かった『森が呼ぶ』と同じく最恐小説大賞作品。
形態としては叙述ミステリなのかな…?
各登場人物がそれぞれの体験を語っていくことで、見えてくる恐ろしい話。
変だな、違和感あるな…という不安感から始まり、加速度的に嫌~~~な事実が明かされていく。
こちらの予想を上回る展開が続いて読むのが止められなかった…。
人間に対する嫌悪、底意地の悪さを感じるようにも思う。
根底にこの日本社会にある差別/偏見も組み込んでると思うので、万人向けではないように思う。

あとがきのところで、なんかさらにぞーーーっとさせられた…。
怪作だと思う。

"森が呼ぶ"(宇津木健太郎 著)
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面白かった!
最初「また田舎の村の風習ものか~」と思ったんだけど、ミステリ/SF的な要素があって、不可解な現象に「なぜそうなったのか?」というアプローチがある。
しかも全部科学的な説明がつく展開ではなくて、ちゃんとホラー。
こういうホラー小説読みたかった欲が満たされた。

この本を57%読みました。あなたも気に入るかもしれません - "新・韓国現代史 (岩波新書)"(文 京洙 著)

こちらから無料で読み始められます: read.amazon.com/kp/kshare?asin

今読んでる電子書籍はこれ。
いろんな韓国映画で描かれた韓国現代史について理解できるのはもちろん、日本の植民地主義、朝鮮戦争などにおける韓国やアメリカから見た日本の立場、当時の日本社会の思想なども知ることができて、ものすごく勉強になる。

誤訳の話とはいえ「恐怖の愉しみ」の話が出るとは…!✨😳
「ミス・ル・ペティット」になってます。
久しぶりに読み返そう!

プロジェクト・ヘイル・メアリー ネタバレ 

いや、ロッキーとの出会いをどうするの?!がハラハラしすぎて苦しかった😂
まさかまさか…!!!

こういう地に足のついた設定のSF(ローファンタジー、ハイファンタジーに対するSFジャンルの言葉ってあるんでしょうか? SFは全部現実と繋がってるから全部ローって?)で、宇宙人に会った人間がそのまま地球に帰る…というのがなかなか想像できなくて。

前作「火星の人」の印象から、そういう、あんまり現実の枠を離れた展開にはしない印象だったので、そもそもロッキーが出てきたときから、「現在、地球の人が出会っていなくて、そうそう近い距離に存在しないであろう宇宙人に出会ってしまった」という設定をどうするのかが気になってた。
例えば、ロッキーは地球産ロボットでしたとか、なんらかのオチがつきそうだなと思ってた。
そうしたら異文化交流がじっくり描かれて、どうなるのかと思ったら…!
面白かった✨

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"プロジェクト・ヘイル・メアリー"(アンディ ウィアー, 小野田 和子 著)
a.co/i5wSy28

読み終えた!!!
どうしてこうなったか…が徐々に解き明かされていくサスペンス的な展開がとても面白い。
下巻、この先、こういう地に足のついた設定のSFでどういう着地になるのかハラハラしすぎてなかなか読み進められなかったけど、すごかった~~😭

この本を読み終えたところです。あなたも気に入るかもしれません - "シャーロック・ホームズとミスカトニックの怪 クトゥルー・ケースブック (ハヤカワ文庫FT)"(ジェイムズ ラヴグローヴ, 日暮 雅通 著)

こちらから無料で読み始められます: a.co/8uJ3ZlV

ホームズ×クトゥルフもの第2段!
今回も面白かった🥹🥹
入れ子構造の話で、入れ小部分がやや長いかなーと思いつつも、でもめっちゃドイルほかあの時代の冒険譚ぽい。
ホームズのパスティーシュで一番好き。
他のパスティーシュでモヤモヤしたところにツッコミ入れてくれる感じがする😂
ホームズのボヘミアンな気質という設定って、結構無視されがちなように思うけど、このシリーズではたっぷり感じられて好き。
短編と続編も日本語訳出る予定みたい。楽しみ✨✨

表紙イラストめちゃ格好良くて好き :blobcathearteyes:
twitter.com/ElegantSuzuki/stat



この本を読み終えたところです。あなたも気に入るかもしれません - "メキシカン・ゴシック"(シルヴィア モレノ=ガルシア, 青木 純子 著)
a.co/42u6BQ0

めちゃくちゃ面白かった~!!!!
1950年メキシコが舞台のゴシックホラー&ロマンス小説。
歴史的、文化的な背景にも触れつつ、性差別や人種差別のある社会だからこそ、よりおぞましく感じるホラー。

なんかところどころ、描写がとてもロマンス小説っぽかった。
ただしホラー成分も容赦なく入ってる。
この人の他の作品も読みたいよ~!

また中南米作品に触れてしまったので、ますます勉強しなきゃいけない&もっと読みたい!

Fedibird

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