高市早苗が総裁にならなくてホッと胸をなで下ろしたところで石破茂も全然信用できないわな。嘘つきしか自民党総裁になれないのか、自民党総裁になると嘘つきになるのか。自民党総裁は嘘つきだとある自民党総裁が言った。自民党総裁のパラドックス。
>総裁選の討論でも、(中略)石破氏は「なってもいない者が言及すべきではない」「世界情勢がどうなるかわからないのにすぐ解散するという言い方は、私はしない」などと、慎重姿勢を貫いた。
早期解散へ自説を曲げた石破氏、豹変の舞台裏 権力掌握は道半ば
https://www.asahi.com/articles/ASS9Z3RL2S9ZUTFK00JM.html?iref=comtop_7_02
高市早苗期待で株価が上がったり、アメリカの財界はトランプを求めていたり、そういう話を聞くと、そりゃそんな目先の利益しか考えてない金融クズどもの発言力ばかり増す世の中はよくなるはずないわと想わざるを得ない。
>高市早苗氏が1回目の投票を1位で通過すると円安ドル高に振れた。日経平均は高市氏への期待感から、前日比900円高で終えた。
週明け市場に「石破ショック」 株価下落幅、今年3番目
https://www.asahi.com/articles/DA3S16047706.html?iref=pc_ss_date_article
そもそもの話だけど、特定政党の代表を誰にするのかという党利党略で首相が辞職して、政党の都合でころころ首相を変え、即日ないし在任期間数日でまともに仕事もせずにお給料と退職金だけ受け取って解散総選挙をするのって、めちゃくちゃおかしいよな。国民、有権者をあまりにもバカにしている。
仮にも党の代表が交代して首相が辞職するのなら、次の首相を国会で選んで組閣する前に解散して、次期首相に指名される候補者が(解散前の与党だけではなくて野党もやったらいいと思うけど)首相になったらどういう大臣を選んで内閣を組閣するのかを国民、有権者に提示して国民の信を問うべきだろう。
だいたい、内閣不信任案を出されて可決されているわけでもないのに衆議院を解散するのは、憲法違反だとすら指摘されているわけだからね。
つい近頃、共産+市民VS立憲も含めた京都市長で僅差で当選した、元経産省の松井考治。
市特別参与6人の内、すでに今井尚哉、鈴木寛と安倍の側近だった経産官僚を2人。植田浩は総務官僚だが、松井知事の時にすでに大阪府副知事。これに、美術品のデジタル保存、オリジナルは「ごみ箱へ」の、の元運輸官僚、維新お抱えでまだ斎藤兵庫県知事を擁護している上山信一である。
これでは京都市役所が経産官僚と維新に「のっとられた」と見られても仕方あるまい。
ちなみに今井尚哉の叔父の今井敬は真日本製鉄社長、経団連会長、日本原子力協会会長を歴任。今井家と安倍家は姻戚関係にもある。
その上、鈴木寛(前総長予定、上山信一(副学長)、といったいどこまで欲が深いのかそこが知れない。 [参照]
また岸政彦氏が「アベノミクス」景気が良くなった」という駄法螺を吹聴しているらしい。
この岸という詐欺師、マスコミはやたらと好きだが、あまりも「いいかげん」なので、最近は「作家」となのっているらしい。
ちやほやされて、最近はペットとのツーショットもXに挙げているらしいが、どうも芸能人気取りのようである。
ペットと言えば、経産省に飼われて「風評加害」を法的告訴の対象にと叫んでいる開沼博が登場する、講座「社会学 環境」の巻はまだ刊行されていないようだ。
このラインナップは開沼以外にも原発芸人が一人、あとは民俗学崩れが一人、「公害」という概念は消え去っていた筈。
公刊されれば、私は必ず批判するので、そのおつもりで。
[参照]
「発達障害とただの無能や怠け者を医療的見地から区別できる」という考え、少なくとも現時点ではそんなにハッキリ区別できないだろうし、それ以前に「人間は障害が無ければ勤勉でそれなりの能力がある」という考えが根底にあるのが滲んでて怖いなと思う。
「努力した/してない」で福祉の対象となる/ならないの線引きをしようとする考え方にも通じるけど、もはや「努力できる/できない」「怠惰/勤勉」「能力(それも大抵は就労能力)の有無」が一種の優生思想になっている気がする。
「遺伝や人種を引き合いに出すと旗色が悪くなるから個人の気質や能力で線引きしよう」という狡猾さすら感じられる。
「この人は怠け者だから助けなくていい」「努力できない人がどうなっても自己責任」「無能なら困窮しても仕方ない」……これらの考え方と「劣った遺伝子を持つ人間は減らすべき」「この人種は排除すべき」という思想はかなり近いところにあるのではないか。
線引きの基準が遺伝であれ人種であれ、気質であれ能力であれ、人間を等級付けする思想そのものに異議を唱えるべきだ。
むしろ努力できない無能な怠け者たちがそれなりに生きられることこそ人権であろう。