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今日は夕方まで特にやることがなかったので、カーシェアの車を借りて高円寺の喫茶生活までコーヒーを飲みにドライブしました。
カーシェアって、昔からのレンタカーのように借りる前後の車のチェックとかないし、返却前にガソリン満タンにする必要もなくて楽ですよね。
なんだけど、タイムズさんは乗っても乗らなくても毎月定額の会費が必要で、半年間使わないから休会にして、また使う時が来たら会費払いますみたいなのができないのがちょっと不満。
基本的に休日は酒飲みたいので、車を使わない時期はほんと使わないから、もっと自由にできたらいいのに。(まぁそういうのも含めて安定した収益を上げるモデルなんでしょうが)

正月2日目の昼ごはんは、久しぶりに作ったsioの鳥羽さんのレシピで無限パスタ2
簡単にいえば貧乏人のパスタのアレンジメニューですね。
最近のお気に入りの小倉さんを知ったのは鳥羽さんのYoutubeチャンネルで、一時すごくハマっていたのですが、なんか鳥羽さんの熱量にあてられてやや疲れてしまい、そんなタイミングで小倉さんを知ってそちらに乗り換えたのでした。
2人は師匠が同じで仲が良いようで、その後、鳥羽さんと小倉さんが生配信でだらだらと、でも真面目な話もしっかりと喋り倒したことがあって、小倉さんのYoutubeチャンネルでは作り手も食べ手もプロなのを前提に一瞬のピークの美味しさを目指していて、鳥羽さんのYoutubeやその他のメディアでの発信は作り手も食べ手も普通でもそれなりに上手くいく美味しさを目指しているという話がすごくよかったです。
どちらのスタンスがいいという話ではなく、どちらも自分が目指す位置を明確に持った上で、そこに向かって情熱を注いでいるという意味で同じだということですね。

元日の晩ご飯は高田馬場の四次元食堂でお正月ターリーを食べました。

子どもの頃は元日に営業している飲食店なんて神社の参道の団子屋ぐらいだった気がするのですが、最近はチェーン店だけでなくて個人店でも営業している店が増えましたね。

というわけでカレー初めです。

 

この時期になるといつも、料理研究家の人のツイートをきっかけにしたりして「我が家のお雑煮」みたいなのがプチバズりますね。
餅、具材、味付けといろんな組み合わせがあってそれはそれで面白いのですが、ちょっと興味あるのは、なぜそうなったかの物語。父は関西で母は関東の出身、ウチでは母が強いので関東風のお雑煮です。とか、父が関東で、西から嫁いできた母は最初の正月に父方の祖母に習った関東風のお雑煮を毎年作っていましたが、祖母が亡くなった翌年から関西風になりました。とか、両親はともに転勤族の家庭で育ち、我が家のお雑煮は母が最初に買った土井勝先生の本のレシピです。とか、きっとそれぞれの物語があると思うんですよね。
我が実家のお雑煮は、母が結婚した頃に通った料理教室のレシピです。
 

新年の最初の食事は、普段と変わらず「休日の昼の食事当番はパスタ」に従い、プッタネスカにお歳暮のソーセージを無理やりぶち込んだやつを。

昨日の昼に、近所のスーパーとイオンに年末年始の食材を買いに行ったのですが、年末なので魚と野菜は全体的に高めで、三つ葉が一束で500円近くしてたので、余計なものは買えませんでした。

というわけで、いつもは冷蔵庫の余り食材と相談しつつ決めるのですが、今日はあんまりパスタには向かなそうなソーセージと、だいたいいつも常備されてるトマトパックでやっつけましたよ。

大晦日なので、ローストビーフ焼いて、ペンネミートグラタン焼いて、サツマイモのガレット焼いて、アリゴをこねて、その他いろいろ常備菜作ったのをつまみながら紅白見てます。
缶ビール2本と赤ワイン2本開けました。

ボジョレーヌーヴォー、もともと飛行機で運ぶせいでご祝儀価格だったけど、今年は極端な円安と輸送費の高騰で、セブンのジョルジュデュブッフですら3,000円を越えてきてたので、代わりに同じぐらいの値段のボジョレーを買ってきたのを開けました、たぶんコスパはヌーヴォーの2倍のはず。

大晦日のお昼ご飯は、小倉知巳さんの本のレシピで、海老のスパゲッティー・ア・ラ・パンナ
パンナはパンナコッタのパンナで生クリームのことなので、本来は生クリームを使うのですが、そんなものは常備してないので豆乳で代用、分離しないように火加減に気を使いました。
 

普段はPodcastで聴いているのですが、大晦日なので諸々のおウチ仕事をこなしながらradikoでこないだの日曜日に放送された「文化系トークラジオLife」の年末の回を聴いてます。
Podcastだとたぶん権利関係で番組中に流れる音楽はカットされてるのですが、radikoだとちゃんと聴けるので新鮮。
いきなりパーソナリティのチャーリー(鈴木謙介さん)の微妙な曲が流れたよ(www.

(radikoのリンクだと1週間で切れるので、リンクはPodcastです。最新回は年明けぐらいにアップされるはず)

podcasts.apple.com/jp/podcast/

蛇足を少し。「エルピス」の初回、オープニングで参考文献として実在の冤罪が疑われる事件に関する書籍があげられているのを見て、強烈な違和感を感じました。エンディングならともかく、人気俳優が出演する民放のドラマのオープニングに、原作本でもない参考文献を毎回あげる意味はなんだろう。
そこには、視聴者に、現在進行形の冤罪事件の存在を知ってほしいという願いが込められているのではないか。ドラマの中で村井や岸本が真実を伝えたいという欲望のために大門を死なせたように、佐野さんや渡辺さんが現実の事件をコラージュするという方法を選んだのはそのためではないか。
凄惨な事件が起きると、僕たちは怒り犯人を捕まえて死刑にすることを求めます。しかし時間が経つとそんな事件のことなど忘れ、次の事件へと関心を移していきます。あれだけ騒がれたオウム事件のこと最近思い出しましたか?参考文献に掲げられている事件の概要って言えますか。
直接の加害者でも被害者でもない僕らは、そうやって消費し忘却しながら生きていくのですが、このドラマを最後まで楽しんだなら、「続編希望!」などと無邪気につぶやく前に、せめて参考文献の一冊でも手にとり少しだけ立ち止まって考えてみたらいいんじゃないか、そんなことを思いました。

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Sinead O'Connor -『Nothing Compares 2 U』

若い頃に突然すぎる大失恋をしたときに、一日中この曲をリピートして聴いて、脳みそを麻痺させてやり過ごしました。
年をとるとよく分かる "Time Heals Everything."ってやつのこと

今でもこの曲を聴くとグッとくるけど、それは心の痛みじゃなくて、彼女の歌の力のせいです。

  

youtube.com/watch?v=NAOKzvL8dg

今日のお昼ご飯は牛丼でした、まぁエルピスの影響です。
ついさっき、ひと足先に仕事を納めている家人からLINEがありまして、今日の晩ご飯は牛丼だそうです。

昭和世代の人なら、ドラマ「エルピス」の松本さんの逮捕にいたる回想シーンで、刑事が訪れた時に少女が都合よく松本さんの家にいたシーンを見て、松本サリン事件で当初逮捕された河野さんの家には、びっくりするぐらい都合よく薬品があったことを思い出したのではないでしょうか(松本という名前は松本サリン事件を想起させるために意図的に選ばれたと思う)
最終回まで見て、政治やマスコミや警察といった「権力」に切りつけた本作に賞賛を送る僕たちですが、その僕たち自身もまた主権者という「権力者」であり、何十年も前から問題が指摘されている死刑制度を怠慢にも放置し続けている当事者であるわけです。
現実の事件を原型がわからないほど分解して再構成するのは容易いのに、あえて原型をとどめてコラージュにしたのは、そんな僕たちの喉元にナイフを突きつけて、この現実に権力者であるあなたたちはどう答えるのかと問うているのではないかと思いました。

bunshun.jp/articles/-/59864

「エルピス」。佐野さんや渡辺さんのインタビューはあちこちで見たけど、大根さんのはないんだなぁと思っていたら最終回直前に出た長いやつ。
僕は最終回を見終わってから読んだのですが、ドラマの解像度が上がるインタビューでした。

”あやさんの脚本の最終話ラストシーンは、初稿の段階から、ものすごくカッコ良い終わり方だったんですけど、その先が観たくなるような終わり方でもあって……。そこはあやさんに、僕のほうからちょっとリクエストしたんですよね。「すいません、デザートをください」って(笑)。”
デザートかぁ、たしかに

realsound.jp/movie/2022/12/pos

昨夜はドラマ「エルピス」の最終回、これまでは録画でゆっくり見ていたのですが、最終回はSNSで他人の感想などを目にする前に見たくてリアタイしました。
みんなの期待が高まった最終回は、理想と現実、ドラマと現実の間の絶妙なところへの着地でしたね。
ところで、民放のドラマだと番組中にCMが何度か入り、ドラマの出演俳優が出ているCMが流れることもよくあります、今回も長澤さん出演のCMが流れてたりしています。
昨夜のエルピスでは、大オチが決まってエンディング前のタイミングで流れたのが、ドラマにも重要な役で出演している三浦透子さんが出ているSMBCグループのCMで、CMのバックの曲が三浦透子さん本人がカバーしたフラカンの「深夜高速」、彼女が歌う「生きててよかった」のフレーズを聴いたときは「うわっ!」となりました。どこまで狙ってるのかわからないけど、それ絶妙すぎでしょ。
youtu.be/_Vn4Qf-iPwQ

Piccoli0105 さんがブースト

今日のお昼ご飯は、さいたまの一乃瀬で煮干しまぜそば

味変用についてきた調味料は、煮干しオイルかと思ったら煮干し酢でした、途中でチョロっとかけたらさっぱりして最後まで美味しくいただきました。

クリスマスイブなのでカレーを食べに戸田公園駅のヤニマヤレストランへ。
こいつらいつも来てるから平気だろと思われたのか、クリスマスのサービスなのか、青唐辛子を出してくれたのですが、この小さなやつの先っぽをかじっただけで死にかけました、マジで無理

昨夜は週末だったので晩ご飯のあとに軽く赤ワインを飲みました。

「ワインは勉強すればするほど美味しくなるお酒」と言われますが、確かに産地や葡萄品種や作り方などについて学ぶほどに、味や香りの解像度が上がって美味しく感じるように思います。

じゃあワールドカップは、サッカーの戦術などを学ぶほど楽しめるのか、M-1グランプリは分析コメントを聞いてから見直すとより笑えるのか、エルピスは、佐野さんや渡辺さんのインタビューを読んでから見たほうがより理解できるのか、どうなんでしょう。

まぁ、一つ確かなのは、一度知ってしまったら2度と元のピュアな観客には戻れないということですね。

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