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作品を通じて、あの戦争を、体験を、語り合いたい
直に語り合うという行為だけでなく、たとえば作品と読者というかたちでも〈コミュニケーション〉をしたい
現実はひじょうに難しい
エンターテイメントというものの難しさがそこにある

Xで見た投稿で、なんかすごい悔しくなったんだと思う
戦争に対する受容や消費の観点において、大衆って……でまだ諦めたくない それで話を投げたくない
あがきたい、ずっと、作品を通した対話をもとめて足掻いていきたい

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引用でしか語れないことこそを恥だと思っているが、今はこれしかできないので

語り合うというコミュニケーションではなく、消費行為のみの一方通行なら、それっきりだろう
私たちのようなものはおそらく「コミュニケーション」を欲している。だが、多くは「消費」のターンで〈完了〉をしている

それ(戦争体験)が、作品──「フィクション」になって「消費される」瞬間、それが「歴史」になる瞬間だと思っている
昨秋からそのなだらかなはじまりが、いよいよ始まったのだとずっと感じている
おおよそそのとおりなのだと思う

>「歴史」の時代は、戦争体験者全員が亡くなったときに開く自動ドアがもたらすものではない。すでに過去とほとんど断絶してしまった現実を自覚してなお、私たちが「歴史」という回路から過去へ飛躍する実践と、そうした接近の意味を語り合う言葉が、新しい時代の扉を押し開ける。「歴史」の時代は、決定的な「隔たり」を自覚することから始まる。目の前にいた戦争体験者の圧倒的な存在感を全身で感じることはできなくなる。声は文字になり、溜息は録音になり、顔は写真になり、身体は映像になる。
>(中略)
>コロナ禍が新たな非対面コミュニケーションを生み出したように、隔たりを認めたところから、過去とのつながり方の再構想が始まる。

『戦争のかけらを集めて』
tosho-migiwa.com/archives/678

広島で被爆死の米兵「12人」 76年前の米公文書の存在が明らかに:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASS9234KGS9

別所に書いていたことだが、大久野島毒ガス資料館の年表は〈2003年〉まで続いている

>骨董趣味のように思われていても不思議ではないだろう。
という、戦争と継承への無関心さという現実をよくあらわしたことばが刺さる

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今読んでる本の以下の引用に頷きながらさみしくもなった

> 時間の距離を考えれば、いまやアジア太平洋戦争に無関心なのは当たり前だ。ウクライナやガザの戦争を目の当たりにしながら、満州事変から数えれば九〇年以上も昔のセピア色の戦争を「継承しなければならない」という課題設定は、二一世紀生まれの若者から骨董趣味のように思われていても不思議ではないだろう。
> もどかしさがある。時の流れに、言葉が追いついていない。”

(『戦争のかけらを集めて』プロローグ あの戦争は「歴史」になったとしても/清水亮)

これがほしかった〜!!
『原爆ドーム 再生の奇跡』
今にのこり世界遺産にもなった「原爆ドーム」。その保存と工事に関する記録。
何より、本文前に写真資料豊富なのが嬉しい! 店頭で見かけて買うぞ買うぞ!! と思っていたのでまだあってよかったです!!
また参考資料にピッといれておきます!!

こちらには全文あげさせていただきますが、センシティブな内容なのでCWで対応させていただきます。
1945年8月10日(擬人化作品)
pixiv.net/artworks/121736599

『うたたねの地図 百年の夏休み』という本を、夏の終わり(と言ってもまだ暑いけど)に買いました
短歌もすてきながら、散文もいい……というかInterestingな感じで!すごくいいんだ!
読み終えるのが楽しみです。ゆっくり、夏の終わりと一緒に読みます。

ちょっとだけ史学をかじっていた身なのでいろいろ懐かしく、また改めて「そうだよな!」と確認し直せたところもあってよかった

しかしゲームさんぽさんは災難じゃのう……
youtube.com/watch?si=MvV-5cq22

戦後79年、失われつつある戦争体験者の貴重な証言 |日テレNEWS NNN
※リンク先センシティブ表現あり
news.ntv.co.jp/n/nkt/category/

三鷹市:みたかデジタル平和資料館
city.mitaka.lg.jp/heiwa/

ずっと心待ちにしていた歌集でした

今はまだうまく言葉がまとまって浮かばないけれど、かならず私の中でことばにして、考えにして、そうして生かしていけたらいいと思っています(それは、どの手記等に対してそうですが)

切明千枝子さん歌集『ひろしまを想う』(レタープレス)届きました。

 若いままの友の面影、兵を軍馬を見送りし宇品港、そして“あの日”──忘れたくても忘れられない「ひろしま」を、現在に至るまで想った500首の短歌集。

 切明さんがインタビューで「せめて歌の中で生きさせてあげたい」と言っていたことがずっと頭に残っています。この厳選された歌ひとつひとつをひらきながらよみながら、切明さんの想いも平和への気持ちも、その切実さも、たくさんの人の中で生き続くことができるようにとせつに感じました。
 解説も読み応えがあり、これからじっくりと何度も読むつもりです。
 みなさまも機会があればぜひ手にとってみてください。

被爆者の思いは 広島の小学校では慰霊祭も | NHK www3.nhk.or.jp/news/html/20240

>家族全員で過ごした夜のことを、波田さんは「久しぶりにみんなで大はしゃぎしながら夕飯が済んで、たわいのない話をしながら、お母さんに手枕してもらいお父さんの手をつないで、川の字に寝たのが最後の夜でした」と振り返ります。

波田さんのすこしのインタビュー、よかったら読んでみてほしい
静かに胸が掴まれる

切明 千枝子 歌集 「ひろしまを想う」が新書で発売されます letterpress.co.jp/info/hiroshi

ほしかった歌集、Amazonでの取り扱い告知を出してくださっていて、爆速で予約した……!!
うれしい 大切に読もう :blobcat_boronaki:

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