2024年IMD世界競争力ランキング、日本は過去最悪の38位(昨年35位) – Nobuyuki Kokai
6月18日、スイスの国際経営開発研究所(IMD)は、主要67カ国・地域を対象にした2024年版のIMD世界競争力ランキング(IMD WCR)を発表しています。2024年のトップ3(昨年順位)は、シンガポールが「政府の効率性」、「ビジネスの効率性」で特に堅調なパフォーマンスを示し、2020年以来の1位(4位)となりました。2位はスイス(13位)、3位はデンマーク(1位)でした。日本は過去最低を更新して38位(2023年35位)となってしまいました。
どうして多くの人はヒトラーを支持できたのか?(TED: Joseph Lacey) – Nobuyuki Kokai
哲学者のハンナ・アーレント(Hannah Arendt)は、ドイツ系ユダヤ人でした。彼女はナチス政権がどのように権力を得たか、より具体的には、どのように多くの残虐行為を引き起こしたか、その理解に尽力しました。この前例のない「全体主義」が台頭した真の条件はドイツに特有のものではないと考え、その脅威に立ち向かう為の理論を構築しました。ジョセフ・レーシー(Joseph Lacey)がハンナ・アーレントの偉業について紹介します。
日本と世界の未来のために「小さな巨人、緒方貞子のことば」 – Nobuyuki Kokai
アフリカの各地にある難民キャンプには、「サダコオガタ」という名前の子どもがたくさんいると言われています。国際社会を舞台に最前線で奮闘をつづけ、いつからか「身長5フィート(約150cm)の巨人」と呼ばれるようになった緒方貞子さん。時には、重さ15kgの防弾チョッキに身を包み、どのような世界を願っていたのか。未来へ伝えたい、緒方貞子さんのことばをみつめます。JICAの退任挨拶で「この何とも言えない内向きの日本を直していってください。それは一つのお願いです」と述べています。
難民の日に特別上映:難民アスリート、逆境からの挑戦(We Dare to Dream) – Nobuyuki Kokai
「世界難民の日2024」に際して、2020東京オリンピックに出場した「難民選手団」の勇気と希望に光をあてたドキュメンタリー映画を特別上映します。日本初公開となる作品は、紛争や迫害により故郷を追われた彼らが、スポーツとともに逆境から這い上がるその姿と信念に心を揺さぶられる感動のドキュメンタリーです。2024年パリオリンピックに、36名の難民アスリートによる「難民選手団」が出場することが発表されました。応援しましょう!
レイシャル・ハラスメントは許さない「ウアイヌコㇿ宣言」 – Nobuyuki Kokai
アイヌ⺠族をめぐる差別の問題が、さまざまなメディアで報道・指摘されています。また、新しい概念である「マイクロアグレッション」が注⽬されるなど、「レイシャル・ハラスメント」の問題に関心が高まっています。「公益財団法人 アイヌ民族文化財団」は、「レイシャル・ハラスメントは許さない」との信念のもとに、毅然として対応する姿勢を『ウアイヌコㇿ宣言』として表明するとともに、職員の知識や健康の増進と安全・安心な就業環境を確保するため、各種の取組みを進めることを発表しました。
世界男女格差指数2024 日本118位(Global Gender Gap Report 2024) – Nobuyuki Kokai
世界経済フォーラム(WEF)は、6月12日に世界男女格差指数(Global Gender Gap Index)の2024年版を発表しました。これは政治参加、経済、教育、それに医療へのアクセスの4分野14項目のデータを基にして、各国の男女の格差を分析した指数です。日本は、調査対象となった世界146カ国のうち118位(2023年は125位)となり、昨年から順位を上げましたが、先進国最低水準に留まっています。分野別(昨年順位)では政治参加は113位(138)、経済が120位(123)、教育は72位(47)、医療は58位(59)です。日本経済の長期低迷(日本病)、改善しない少子化、幸福度ランキングの低さの最大要因です。
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自信を向上させる3つのコツ(TED-Ed: Amy Adkins) – Nobuyuki Kokai
大きなチャレンジには、失敗の可能性がどこにでも潜んでいそうです。そんな時、よく「自信を持って!」と言われますが、自信とは一体どこから来るのでしょう。どうしたら、もっと自信が持てるようになるのでしょう。自分にもっと自信をつけるための3つのコツを解説しています。
独り言って変なの?(TED-Ed) – Nobuyuki Kokai
自分に話しかけている姿に気づかれるのは恥ずかしいものです。さらに この行動は精神の不安定さの現れだと言う人さえいます。しかし、数十年間の心理学の研究によると、自分自身に話しかけることは全くもって普通の事だそうです。実のところ、たいていの人が、毎日何らかの形で独り言を言っています。では、なぜ私たちは独り言を言うのでしょうか? そして、その言葉の内容は特別意味を持つのでしょうか? 肯定的な独り言が精神に与えるメリットを掘り下げます。
素敵なチョークアート マドンナーラの松本かなこ(canaco.M) – Nobuyuki Kokai
松本かなこ(canaco.M)さんは、2006年よりイタリアにてマドンナーラとして地面に絵を描き始め、日本での活動を2008年に開始しています。以降、欧州、米国、オーストラリアや国内各地のフェスティバル等にて地面に絵を描き続けています。2013年より東京都のヘブンアーティストとしての活動も開始し、壁画、舞台美術、衣装など、様々な場所をキャンバスに活動を深めています。2021年に保育士の資格も取得し、子どもとの制作も積極的に行っています。楽しいサラソータのチョーク・フェスティバル(Sarasota Chalk Festival)にも参加されています。
SFホラー映画「遊星からの物体X」と原作「影が行く」 – Nobuyuki Kokai
1982年映画「遊星からの物体X」は、1951年の映画「遊星よりの物体X」のリメイクというよりも、原作となったジョン・W・キャンベルによる1938年の短編小説「影が行く」の忠実な映像化となっています。「通信機能が麻痺してしまった南極越冬基地」という閉鎖空間において、「誰が人間ではないのか、自分が獲り込まれたのかすらも分からない緊迫した状況下における、隊員達の心理状態と難局を打開しようとする姿」を描いています。原作と大きく異なる部分は「物体の形状」「登場人数」「物体を退治する方法」などです。ジョン・カーペンター監督による名作SFホラー映画です。
漁業大国だったイエメンは、紛争と気候変動、フーシ派攻撃で最悪 – Nobuyuki Kokai
ノルウェー難民評議会(NRC)によると、イエメン内戦(2015年-)勃発前の漁業従事者は50万人以上を数え、魚介類の輸出は石油・天然ガスに次ぐ第2位、イエメンは漁業大国でした。いまは長引く内戦と、気候変動による厳しい干ばつやサイクロン来襲、海面上昇など。さらに昨年、親イラン武装組織フーシ派による攻撃の恐れから、紅海の豊かな漁場に入れず、沿岸近くで細々とした漁に甘んじています。今世紀最悪の人道危機と言われるイエメンは、今年中に人口の3分の2が深刻な食料不足に直面すると予想されています。
ウクライナの赤いコートの女の子(The girl in a red coat for Ukraine) – Nobuyuki Kokai
映画シンドラーのリスト(Schindler’s List)は、スティーヴン・スピルバーグ監督による1993年の米国映画。日本での公開は1994年2月でした。この名作映画で印象的な幼女を演じた女性が、いまポーランドでウクライナからの難民を助けています。3歳で「赤いコートの少女」に扮したポーランドのクラクフ出身オリビア・ダブロフスカ(Oliwia Dąbrowska)さんです。
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世界の気候変動への取り組みを配信(世界経済フォーラム) – Nobuyuki Kokai
気候変動(地球温暖化)に関する誤情報(フェイクニュースなど)の半数以上が「どうしようもない」というものです。この考え方は、特に若者の間で広まっています。世界経済フォーラム(WEF)は、官民両セクターの協力を通じて世界情勢の改善に取り組む国際機関です。政界、ビジネス界、および社会におけるその他の主要なリーダーと連携し、世界、地域、産業のアジェンダを形成します。WEFでは気候変動に関する世界の政府や組織の取り組みを積極的に配信。スマホで見やすい短編動画が多くなりました。
トランプ氏裁判、全34件の罪状すべてで有罪評決 – Nobuyuki Kokai
5月30日、米国のトランプ前大統領が不倫の口止め料(ストーミー・ダニエルズとドナルド・トランプのスキャンダル)をめぐって、帳簿などの業務記録を改ざんした罪に問われている裁判で、ニューヨーク州の裁判所の陪審員は2日間の審議を重ね、全34件の罪状すべてで有罪の評決を下しました。米国の大統領経験者が刑事事件で有罪となるのは史上初めてです。有罪評決を受け、7月11日に判事が量刑を言い渡します。
ゼロデイ攻撃をテーマにしたムービー「ZERO-DAY」「Stuxnet」 – Nobuyuki Kokai
2010年に発見された史上初のサイバー兵器とされるマルウェア「Stuxnet」をテーマにした面白いショートムービーがあります。また、米ドキュメンタリー映画「Zero Days」が制作されており、2016年7月に公開されています。
ホタルたちの光輝くミステリー(TED: Wan Faridah Akmal Jusoh) – Nobuyuki Kokai
ホタルは2,000種以上が生息しており、南極を除くすべての大陸に分布しています。その生態と光は驚くほど多様です。ホタルの研究者で自然保護活動家でもあるワン・ファリダ・アクマル・ジュソウ(Wan Faridah Akmal Jusoh)氏は、夜空を照らすこの小さな昆虫の謎を探り、生息地が消滅の危機に瀕する中で、新しい種を発見し保護する取り組みについて詳しく語ります。
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アイヌ絵:アイヌ風俗十二ヶ月屏風(絵師 平沢屏山) – Nobuyuki Kokai
アイヌ絵は、江戸時代後期から明治時代にかけて、和人の画家がアイヌをモチーフにして描いた風俗画で、日本画や浮世絵の様式の一つです。平沢屏山(ひらさわ びょうざん(へいざん)、1822年9月 – 1876年8月)はアイヌとともに暮らしつつ、アイヌの生活をモチーフに数多くの作品を描き、アイヌ絵を代表する絵師となります。1854年の箱館開港後は、在留外国人たちの蝦夷土産の定番となり、屏山晩年の秀作の多くは海外で確認されています。
錆びない1,600年前の驚異、古代インド「デリーの鉄柱」の謎 – Nobuyuki Kokai
インドのニューデリーにある「デリーの鉄柱」です。1993年に登録された世界遺産「クトゥブ・ミナールとその建造物群」の敷地内にあります。紀元415年に建てられたといわれ、99.72%という高純度な鉄(純鉄)で直径は約44cm、高さは約7m、地下に埋もれている部分は約2m、重さは約10トンです。1,600年前の古代インド「デリーの鉄柱」の「錆びない謎」や「起源の謎」が話題です。当初は地球外生命体が建てたとも(^^)
Googleの次世代 AI検索や AIアシスタントは知的エージェントへ – Nobuyuki Kokai
5月13日(現地時間)、Googleは年次開発者会議 Google I/O 2024」 を開催しました。スンダー・ピチャイCEOは、生成AI「Gemini」のこれまでの成長について語り、150万以上の開発者が活用しているといいます。次世代AIアシスタント「Project Astra」や、生成AI検索(Google SGEを AI Overviewに変更)の一般展開など、ほぼAI関連一色の基調講演でした。近未来の知的エージェントを予感させるものでした(^^)
AI はどのようにして自然と宇宙の秘密を解き明かすのか(TED: Demis Hassabis) – Nobuyuki Kokai
AI(人工知能)は生命における最大の疑問に答えるのに役立つでしょうか? Google DeepMindの共同創設者兼CEOのデミス・ハサビス(Demis Hassabis)が、TEDの代表者クリス・アンダーソンとともに AIの歴史と驚くべき機能について掘り下げます。ハサビス氏は、科学的に既知の2億種類のタンパク質すべての立体構造を1年以内に正確に予測した AlphaFold(アルファフォールド)のような AIモデルが、人類に利益をもたらす科学的発見をどのように加速させてきたかを説明します。ハサビス氏は、AIには私たちの心、身体、そして宇宙を取り巻く最大の謎を解き明かす可能性があると述べています。
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