米国が供与したM1エイブラムス戦車と前線部隊への配備 – Nobuyuki Kokai
2月4日、ウクライナの戦場情報を公開している NOELREPORTS(ノエルレポート)は公式X(旧:Twitter)において、ウクライナ軍第47機械化旅団所属の M1A1エイブラムス戦車が、ウクライナ東部ドネツクの最大の激戦地であるアウディーイウカ(Avdiivka)の戦線の近くに出現したと発表しました。2023年10月にウクライナへ計31両が到着したと伝えられていましたが、その後の動向は定かになっていませんでした。前線に投入されたと思われる映像が公開されるのは初めてです。
2024年さっぽろ雪まつり5基の大雪像とライブカメラ – Nobuyuki Kokai
2024年さっぽろ雪まつりが開幕、大通公園会場には高さ10mを超える大雪像が5基製作されました。3つの会場には市民が作った雪像も含め、大小合わせておよそ200の雪像や氷像が並んでいます。大通公園会場には現在の混雑状況を確認できる「大通会場ライブカメラ3台」が設置されています。テレビ局設置の動画ライブカメラもあり、お天気や人通り、イベントなどもチェックできます。
アイヌ民族差別をめぐる報道(メディア・アンビシャス大賞) – Nobuyuki Kokai
1月30日、市民の立場から優れた報道を表彰する団体メディア・アンビシャス(代表・上田文雄前札幌市長)の2023年アンビシャス大賞が発表され、活字部門の大賞に東京新聞(中日新聞東京本社)特別報道部の木原育子記者によるアイヌ民族差別問題に関する報道が選ばれました。一連の報道は歴史的背景に触れつつ、アイヌ民族の遺骨返還問題が解決されていない実態や、先住民の権利問題に切り込んだ内容です。また、「アイヌ民族の商業利用」に関する無自覚な差別についても問い、「難しいテーマを得意とする特報部ならではの視点だ」と評価されました。
ディープフェイク・ポルノに勝てるのは、テイラー・スウィフトしかいない。 – Nobuyuki Kokai
いまテイラー・スウィフトさんの話題が世界を席巻しています。生成AIによるテイラー・スウィフトさんの性的な画像がXで拡散、強大なスウィフティー(彼女のファンの総称)が、彼女を守るため”Protect Taylor Swift”をバズらせています。このディープフェイク・ポルノにまつわる問題の解決を新たなフェーズに移行させてくれるかもしれません。また、MAGA(Make America Great Again)部隊から出てきた陰謀論も話題です。スウィフト女史は「国防総省の秘密諜報員」というもので、バイデン大統領の再選支持に向けてファン層を強化しているとのことです。テイラー・スウィフトさんの発言や動向が両陣営から注目されています。
人種問題にどう向き合うか(TED: Mellody Hobson) – Nobuyuki Kokai
人種についての話題は扱いにくく、慎重さを要します。投資会社の役員であるメロディ・ホブソン(Mellody Hobson)は人種問題に触れることは“タブーに触れることだ”と言います。しかし彼女は、だからこそ人種問題について正面から向き合わなければいけないと話します。人種問題について率直で理論的な彼女の話は、魅力的で説得力があります。中でも、雇用の多様性はビジネスや社会において、より良い可能性や効果を与えると彼女は話します。
2024年さっぽろ雪まつり「つどーむ会場」4年ぶりの開幕 – Nobuyuki Kokai
2024年さっぽろ雪まつり(第74回)は、2月4日(日)から2月11日(日・祝)まで開催されます。三会場「大通り会場」「すすきの会場」「つどーむ会場」のフルスペック・モードで開催されるのは4年(2019年以来)ぶりです。大通会場では飲食ブースや「国際雪像コンクール」も再開し、新たに札幌国際芸術祭「SIAF2024」が開かれます。期間中は3会場に大雪像5基を含め計196基の雪像と氷像が登場、札幌の冬を彩ります。
ロイコクロリディウムに寄生されたカラフルなカタツムリ – Nobuyuki Kokai
カタツムリが寄生虫のロイコクロリディウムに寄生され、オレンジや緑の鮮やかな蛍光色で光る奇妙な姿態が、ソーシャルメディア(SNS)を中心に「ゾンビ・カタツムリ」と言われて話題を集めています。このカタツムリは、8月9日に台湾中西部彰化県の山腹でハイキング中の男性によって発見され、「カタツムリの中にカラフルなネオンの光が入っているように見えた」そうです。
VR空間内の移動とリンクする床(HoloTile)を開発(Lanny Smoot / Disney) – Nobuyuki Kokai
ラニー・スムート(Lanny Smoot:1955年12月生まれ)氏は、米国のエンジニア、発明家、演劇技術クリエイターです。100を超える特許を取得して米国史上最も多作な黒人発明家の一人です。1月18日、演劇技術と特殊効果に関する功績により、全米発明家殿堂(National Inventors Hall of Fame: NIHF)入りをしています。ディズニー社では創業者のウォルト・ディズニーに次いで2人目です。また、ディズニー社は世界初の多人数対応で全方向対応の拡張可能な動く床「ホロタイル(HoloTile)」を開発中であることを明らかにしています。
https://kokai.jp/vr空間内の移動とリンクする床(holotile)を開発(lanny-smoot-disne/
胸骨圧迫とAEDの使い方をマスター(救命コーチングアプリ Liv) – Nobuyuki Kokai
1月19日、日本AED財団は「救命コーチングアプリ Liv for All」をリリースしました。Liv(リブ)を使えばAEDを用いた救命処置を、たった15分、無料で楽しく実践的に学ぶことができます。倒れた人の発見から「119番通報」、「胸骨圧迫」、「AEDの使い方」を学べる体験型の新しいレーニングアプリです。トレーニングに必要なものはクッションなど「押せるもの」と、スマートフォンやタブレットだけです。このアプリは英国やノルウェー、スウェーデンで利用されています。
気になったら、かこって検索 – Circle to Search(Google AI) – Nobuyuki Kokai
1月17日、Googleは Circle to Search(かこって検索)と、AIを活用した「マルチ検索エクスペリエンス」という2つの主要なアップデートを導入すると発表しました。最も自然な方法で表現する新しい検索(Circle to Search)は、気になった画像やテキストを「なぞる」「丸で囲む」「タップする」などの簡単なジェスチャーで、アプリを切り替えることなくスマートフォン上のあらゆるものを検索できます。また、画像とテキストの両方を使った「マルチ検索」に、新たにSearch Generative Experience(SGE)が導入され、生成AIによる一致を超えた概要や洞察を伴う結果が表示され、そこから複雑な質問もできます。
2024年能登半島地震の「逆断層運動」で輪島市は最大4m隆起 – Nobuyuki Kokai
2024年(令和6年)1月1日に発生した能登半島地震では、能登半島の北岸およそ90キロで地盤が隆起し、輪島市では最大4m隆起し鹿磯(かいそ)漁港では港全体が干上がりました。また、海岸線沿いおよそ4kmにわたり、複数の地点で3mを超える隆起が確認されました。専門家は「逆断層運動」の影響だと指摘、単純計算で4,000年分の隆起が一気に起きたとしています。石川県内で222人が死亡、重軽傷者は1,036人に上っています(1月16日14時時点)。
2023年は観測史上最も暑い年、産業革命前より 1.5 度近く上昇 – Nobuyuki Kokai
1月12日、世界気象機関(WMO)は、2023年が観測史上最も暑い年だったと公式に認定したと発表しました。世界の平均気温は産業革命前(1850~1900年)の水準から約1.45度高くなりました。WMOが6つの主要な国際データを基に分析。特に6~12月は、エルニーニョ現象の影響で、全ての月で月間平均気温の最高記録を更新しました。EUのコペルニクス気候変動サービス(C3S)は、2023年の50%近くの日が1.5度以上高い平均気温を観測しています。おそらく過去10万年間で最も暖かい年だったとしています。
アイスランドのグリンダヴィークで火山が再噴火した(ライブ中継) – Nobuyuki Kokai
2024年1月14日に再び噴火しました。昨年12月18日の夜、スンドゥヌーカギガル(Sundhnúkagígar)で火山の噴火が始まりました。アイスランドで、マグマの活動が活発になって噴火のおそれが高まっているとして、南西部のグリンダヴィークでは、4,000人近い住民が避難するなど、警戒が高まっていました。噴火に備えて近くの地熱発電所では、溶岩流を防ぐための壁の建設が進められていたほか、毎年70万人以上が訪れる観光名所の温泉施設ブルーラグーン(Blue Lagoon)も営業を見合わせ(1/14再噴火/下記参照)ています。
35億年以上前の地球に生息する古代ストロマトライト(アタカマ高地) – Nobuyuki Kokai
アルゼンチンのアタカマ高地(Puna de Atacama)にある海抜3,000mを超える砂漠地帯にあったラグーン(浅い湖)に、特異な微生物の群集が生息していることを発見しました。浅い水域に巨大なドーム状の岩を形成しており、35億年以上前の地球に生息していた最古の生命である「古代ストロマトライト」であると推定されています。
CES2024で初公開 次世代EV:Honda 0シリーズ SALOON / SPACE-HUB – Nobuyuki Kokai
Hondaは、米ラスベガスで開催されているCES2024において、2026年よりグローバル市場への投入を開始する次世代EV「Honda 0(ゼロ)シリーズ」を発表するとともに、そのコンセプトモデルである「SALOON」、「SPACE-HUB」を世界初公開しました。2050年にHondaの関わる全ての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルを目指し、4輪車においては2040年までにEV・FCEV販売比率をグローバルで100%とする目標を掲げ、電動化に取り組んでいます。
https://kokai.jp/ces2024で初公開-次世代ev:honda-0シリーズ-saloon-space-hub/
A24製作のアレックス・ガーランド監督映画「Civil War」が注目 – Nobuyuki Kokai
4月26日公開の映画「Civil War」が面白そうです。面白かった映画「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランド監督が脚本も担当しA24が製作しています。タイトルは内戦を意味し、2024年が米国の大統領選挙の年であることや、世界各地で「分断」が進行している現実から、映画の「不穏な内容」が話題になっています。
恐竜を本当に殺したのは何か?(小惑星だけではない)(TED: Sean P. S. Gulick) – Nobuyuki Kokai
今から6,600万年前、現在のユカタン半島の近くで、川岸に生えたトクサ科の植物を食べる若いアパトサウルス(カミナリ竜)がいました。当時の地球は熱帯の惑星でした。巨大な恐竜も小さな恐竜も同じように大地を歩き回り、爬虫類や触手を持ったアンモナイトが海を泳ぎ回っていました。しかし、一瞬のうちに何もかもが変わってしまいました。ショーン・P・S・ギューリック(Sean P. S. Gulick)教授が地球の最も壊滅的な時代を詳しく説明します。
ミッキーマウスがパブリックドメイン化、95年の著作権保護期間が満了 – Nobuyuki Kokai
2024年1月1日、ミッキーマウスが初登場した1928年11月18日公開、ディズニー制作短編アニメーション映画蒸気船ウィリー(Steamboat Willie)と、プレーン・クレイジー(Plane Crazy)の米国での著作権保護期間が満了し、パブリックドメイン(public domain)となりました。米国の著作権法は「(皮肉の意味を込め)ミッキーマウス保護法」とも呼ばれますが、同作品公開から95年となる2023年12月31日に保護期間が終了しました。
米軍のフーシ派ボート攻撃後、イランが紅海に駆逐艦を派遣 – Nobuyuki Kokai
米海軍は昨年12月31日、紅海でコンテナ船に乗り込もうとしたイエメンの親イラン武装組織フーシ派の「複数の小型ボート」を破壊したと発表しました。紅海では、フーシ派による船舶への攻撃が相次いでいます。このフーシ派のボート3隻を攻撃したのを受け、イランは紅海に駆逐艦を派遣しました。世界貿易に不可欠な航路の安全確保という米政府の目標を複雑にし、緊張が高まる恐れがあります。
グテーレス事務総長、暴力と地球の危機へ団結と希望の再構築を呼びかけ – Nobuyuki Kokai
12月28日、国連のグテーレス事務総長は「2024年に向けたビデオメッセージ」を発表しました。はじめに「2023年は甚大な苦しみ、暴力、気候の混乱の年だった。私たちの惑星は危機にひんしている。観測史上最も暑い年で、貧困と飢餓の増大に人々が押しつぶされそうになっている。戦争はその数と激しさを増している」と危機感を示しています。その上で「非難したり銃を向けたりしても何にもつながらない。人類は団結するときに最も強くなる」と述べ、2024年は分断を乗り越えて団結しなければならないと訴えかけました。
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