アイヌ民族差別をめぐる報道(メディア・アンビシャス大賞) – Nobuyuki Kokai
1月30日、市民の立場から優れた報道を表彰する団体メディア・アンビシャス(代表・上田文雄前札幌市長)の2023年アンビシャス大賞が発表され、活字部門の大賞に東京新聞(中日新聞東京本社)特別報道部の木原育子記者によるアイヌ民族差別問題に関する報道が選ばれました。一連の報道は歴史的背景に触れつつ、アイヌ民族の遺骨返還問題が解決されていない実態や、先住民の権利問題に切り込んだ内容です。また、「アイヌ民族の商業利用」に関する無自覚な差別についても問い、「難しいテーマを得意とする特報部ならではの視点だ」と評価されました。