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「言論封殺と名誉」

 この一月、麻生の「戦時の覚悟」に始まり、原発汚染水放出、東浩紀の「言論封殺」・「大学解体」のファシスト宣言、そして、その「痴愚神」を「礼賛」する祭り、と続いて慌ただしく、すっかり「どわんご」問題を忘れていた。

 ところが、今日大学に行ってみると、事務の方から「東京地裁から郵便が届いています」と声をかけられた。

 はて、と思って開けてみたら、「どわんご」さんが私に対して訴えを起こしたらしい。

 7月に内容証明が来た際は「すわ」と勇んで、同僚の実定法の人やメディア関係者に相談したら、「いや、これで名誉棄損ということない」とあっさり言われ、「あらら」、となってほとんど「忘れていた」のである。

 しかし、地裁からの文書を見ると、確かに「どわんご」さん、私を「名誉棄損」で訴える、と仰っている。

 これは勿論受けて立つ。
 何と言っても、これは「21世紀のファシズム」による「言論封殺」のスラップ訴訟である。

 20世紀のファシズムは滝川事件、天皇機関説と大学への攻撃で完成した。

 フランス語で「名誉を救う sauver l'honneur」という表現があり、私は好きではあるが、簡単に使えるものでもない。

 しかし、今の時、「名誉」に賭けて言論封殺を粉砕すると宣言しましょう。

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"しかも視線の先に捉えているのは、自身の音楽に関することばかりではない。たとえば東日本大震災のあとに訪れた被災地では「人間が作ったものはすべて、いつかは壊されるんだ」と痛感し…沖縄・辺野古の米軍新基地建設に関しても、寄付をするだけではなく実際に足を運び、いかにそれが馬鹿げたことであるかを“感じて”いる。

 この美しい自然を壊して基地を造るなんて、どうかしているとしか思えません。アメリカと日本に主従関係があるように、日本国内にも本土と沖縄の主従関係があり、沖から広大な米軍基地の建設予定地を見て、その差別的な非対称性を痛感せずにはいられませんでした。福島原発と同じく、中央が必要とする危険な施設を、遠く離れた地域にだけ押し付けているのが今の日本だと思います。民主主義がまったく機能していない。(219ページより)"

ASCII.jp:死を目前にした坂本龍一さん 想いと強さがあらわれたことば (3/4) ascii.jp/elem/000/004/152/4152

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関東大震災時の虐殺に聴覚障害者が含まれることを「巻き添え」や「間違え」として語るのではなく、この虐殺の根底に「日本」という虚構の「国民国家」の成立過程において、誰が「日本」なるものの成員の埒外に置かれたのかを絶えず考えなければならないよな、とは思った。

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中国人蔑視とか韓国人蔑視とか、天に唾を吐くに等しい。欧米諸国よりずっと日本と共通点あるのに。日本が欧米諸国の一員っていくら思っても、向こうはそう思ってないですよ。日本人も韓国人も中国人もみな同じに見えます。で、東アジアで対立が続いていると、誰が1番得をするのか考えてみて欲しい。

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報道ステーション、関東大震災の際、朝鮮人虐殺を行った側の子孫による証言と検証特集。
流言を信じて、血気盛んに朝鮮人を殺すのだという村人たち。犠牲者は東京から逃れてきてたまたま村に迷い混んだ24歳の朝鮮人。記録によると滅多刺しだった模様。
正力が新聞で朝鮮人のデマを回したのはしってたが、報知とほぼ同内容の国の電報は初めて知った…国、思い切り関与してる…
虐殺は自治会長によって詳細に記述された。現在。自警団を指揮した自治会長の子孫は、今も一人犠牲者の慰霊を続ける。ツイッターのころからXになったいままで、ネットには地震のたびに冗談という言い訳で「井戸に毒が」と投稿され続ける。

問題が今日まで続いていること、流言に政府が関与していたこと。それらを浮き彫りにしたよい特集だった

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朝鮮人、中国人虐殺については、100年前の今日組閣された山本権兵衛内閣が隠蔽方針をとり、内務省トップだった後藤新平が差配したから、道理で今の政府が自信たっぷりに記録がない、といけしゃあしゃあと抜かすか、この理由がわかった。
恐らくレクも受けていたんだろう。
山本内閣から1世紀、ずっと隠蔽するのが日本の姿勢。警察トップだった正力松太郎を後藤が読売のトップに据えたのも、恐らく間違いなくその流れ。そして正力は、、、
改めてため息でる。

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70年前後の公害騒動の時、連日のように報じられていた(子どもだったので朧げな記憶だけど、そうでしたよね?)生物濃縮などの知識も、次世代には伝えられてなくて、いつの間にか「基準値以下の排出なんだよ。ちゃんとデータ見ろよwwwww 」みたいなアホが溢れかえってるヘルジャパン。

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このニュースをみて、林志弦『犠牲者意識ナショナリズム』(東洋経済新報社)にある指摘を思い出した。

「加害者がアーカイブと歴史の物語を支配しているのに対し、被害者には経験と声しかない。否定論者は、そのことをよく知っている。不確かな証言ではなく、確かな文書へのこだわりは実証的否定論を正当化する。ホロコーストを命じるヒトラーの署名入り文書が一通も出てこないから、ヒトラーの責任を問えないという具合である。命令書が空からひらひらと降ってでもこない限り、ホロコーストは生存者の証言ででっち上げられた話だと否定される」(p.291)

jiji.com/jc/article?k=20230830

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中国と敵対したら、日本の経済は成り立たない。日本政府はどうするつもりか。

米国の中国包囲網に勇んで参加。で、ついでに、自国の「トリチウム水放出」問題をなぜか中国に責任転嫁。

安倍晋三が大手メディアを威嚇し、テレビ・新聞・吉本芸人を、自民党広報部隊にし、好き勝手し放題になってからは、もう絶対君主のように事実も曲げて平然とする政治になった。で、中国への態度もハチャメチャ。中韓嫌いで国民の敵対心を煽りながら、「でもインバウンド消費の為に観光に来てね」「日本の食品を沢山輸入してね」。

で、アメリカ様の裾にすがり、靴を舐めろと言われれば喜んで舐めるのが安倍首相だった。

岸田首相も全く同じ。

bloomberg.co.jp/news/articles/

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東電の記者会見に出席して、情報共有してくれてるおしどりマコさん。
「処理水」放出前から、魚の汚染が酷くなっていることを報じている。

oshidori-makoken.com/2023/07/1

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処理水って他にもアルプスで取り除けない核種が残ったままだし、おしどりマコさんは、処理水って呼ぶことで、蓋をしている問題について指摘している。私はTepcoは信頼しないし、ましてや自民党政権など絶対に信頼できない。IAEAは原発村の国際部だし、日本が一番お金を出してる国際機関だった筈。なので、あまり信頼できない。

普通のトリチウム水ではなく、溶解してしまった原子炉に触れている水だからね。

アメリカなんかだと、みんな福島原発はチェルノブイリみたいにコンクリートで何層にも固められているって思ってる人が多い。昨日、美容師さんと話してたら、当然日本はソ連より技術も良識もある国だから、とっくに福島原発の処理は済み、もう大きく安全に囲い込み、一件落着していると思っていて、汚染水放出の話に混乱していた。福島原発はまだ処理は終わってないし、チェルノブイリみたいに固めこまれてもない、って言ったら、びっくりしてた。

大体、東電は爆発当時、福島原発から全員引き上げて、そのまま爆発した原子炉を放置しようとしたんですからね。当時の菅首相が東電本社に乗り込んで、現場に踏みとどめさせた訳だけれど。

殺された石井紘基議員が、日本が崩壊したソ連邦のようだと非常に案じていたけれど、日本の原発事故処理は、崩壊したソ連邦よりダメ。

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日本の「風評被害」で叫んで、みんなを黙らせる作戦は、国際的には通用しないよ。

u-tokyo.social/@mainichi_bot/1 [参照]

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 「無責任の体系」と言論封殺 

 しかし今日の日経のコラム「春秋」あまりにも衝撃的だったので再考する。
 冒頭に
 「かくもゆたかな海は何事も悠然と飲み込んでいくー」という始まり。
 次がかの
 「原子力発電の事故という人間の大きな過ちを海は許してくれるだろうか。」というポエム。
 このポエムは、事故の「責任主体」を「人間一般」に解消する。
「人間の過ち」と言ってしまえば、強制退避されられた住民も生業を奪われる漁民も、また汚染水を懸念しているマーシャル群島の住民も、みな「人間」である

 実際このコラムでは東電と原子力ムラの「責任」は一言も語られていない。
 ここまで来ると、日本のメジャー言説、丸山眞男の言う「無責任の体系」から変化していないのでは、という疑いも湧く。

 他方、この論法で丸め込めない人々には経産省を代弁して開沼博が「風評加害」と法的告訴の対象とすべきと提言(スラップ訴訟)。
 現在は政治家とマスコミを対象とする、としているが、すぐに市民団体、個人にも拡大できるだろう。

 実際笹川財団は自分達で新大学の説明を動画でしておいて、気に食わない私の論評には「告訴」の脅しをかけてきている。

 この「みんなが悪い主義」と少数派の法的弾圧、まさに21世紀のファシズムの言論弾圧である。
 

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日本は本当に冷たい社会。お荷物になる者は死ねって社会。戦中と変わらず。泉氏みたいな政治家がもっと必要。

「熱血」の出発点は50年以上前にさかのぼる。明石市で生まれ育った泉さんには、四つ下の弟がいる。酸欠状態で生まれ、病院側は両親に「このままにしましょう」。命が助かったとしても障害が残るのは明白だから、放置して死なせるという意味だ。旧優生保護法が根拠だった。両親が泣いて懇願し、自宅に弟を連れて帰ってきた。泉さんは「弱い人を助けるどころか、見殺しにするような冷たい社会に復讐(ふくしゅう)したい、これが政治を志した原点だった」と明かす。
 脳性まひで「一生立てない」と診断された弟だったが、どうにか歩けるようになった。だが、弟の小学校入学を前に当時の市教育委員会は「歩きにくいのなら近くの小学校でなく、養護学校へ行ってください」と伝えてきた。「障害がある子にバスと電車を乗り継いで遠い学校に行けと平然と言う。行けるわけないやんか! 10歳にして故郷を憎みました。自分がやさしい社会に変えたると決めたわけです」。

明石の子育て支援、日本標準に 各地で選挙応援 前市長・泉房穂さん - 毎日新聞
mainichi.jp/articles/20230823/

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今日の新聞で #マイナンバー から本人の生死確認・住所確認が #NISAがらみで、証券会社などにできる仕組みを政府がやろうとしているとの報道。

#証券会社 がマイナンバーの登録をさせるのは、国税に必要とある意味納得のところだが、NISA の本人確認を証券会社が行う業務の合理化で、証券会社の人ならだれでもマイナンバーに紐づいた個人情報(生死、居住地)を見れると言うのは違う話。

やはりマイナンバーに紐づいた個人上は本人管理でしかアクセスできないのが必要。

#マイナ保険証 の医療記録も、本人がマイナポータルで確認したものを医師に見せればすむことで、本人の了解もなしに勝手に医師が見れる仕組みは、あってはならない機能だと思う。

それとマイナポータルで確認できる情報に、ログ記録を含めるべき。だれが自分のどの情報にアクセスしたかを確認できなければ、いつまでたってもマイナシステムの信頼は得られない。

#prattohome

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この記事の指摘は非常に的確だと思う。人権無視、国民の命や生活は二の次である日本という国家。福島原発事故でもパニックで東京から逃げる人が出たら困ると、風向きを公表しないでくれというお願いがキッチリ守られたこととか、当たり前の心配を風評被害と責めたり、「日本人は(放射能を)怖くない」っていう激しい刷り込みをマスコミがしてましたね。

私がSNSを始めたのはそもそも、3.11の後、情報から隔絶されていた日本の友人と家族のために英語とドイツ語(後者は夫が手伝ってくれた)で情報収集して、ものすごい量のアップデートをシェアするためでした。あの頃、大手新聞は日本の真夜中過ぎに、重要な情報を点として報道。繋げていくと猛烈にまずいことがわかるんだけれど、あえてそれをしないで、後々の自分らのアリバイ工作のように、普通にはわからないような言い方で点報道をしていた。

私はあの時に、日本という仕組みを見限った。

安倍自民党には堂々と、「国民の義務は国家を守ること、権利ばかり主張するな」って言い放つ政治家がいるんですよ?こういう輩が改憲派なんだから、戦中と変わっていない。

日本の有権者しっかりして!
QT: fedibird.com/@zpitschi/1108968
[参照]

わきまえないナニカのぴっち 삧치 ∀🌻  
去年の記事だけど。 東京大空襲で地下鉄への避難が禁じられた理由、コロナ医療崩壊に通じる日本の悪習 | 情報戦の裏側 | ダイヤモンド・オンライン https://diamond.jp/articles/-/308165
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「労働組合」!?
すごいな、この並びに入れてくるんや
確かにリスクにさらされとぅ……けど他のくくりと違て
そのことがあんま一般に知られてへんような気ィする (N _ •́ )

「声明では、「リスクにさらされている」人たちとして、
「女性」、「LGBTQI+」(性的少数者)、「障害者」、
「先住民族」、「部落」、「労働組合」
の6つを取り上げていた。」

『ジャニーズ以外にもこんなにも…日本の問題 国連人権理事会作業部会の指摘 女性も、障害者も、労働者も…』
tokyo-np.co.jp/article/269482

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日本の有権者は本当に怒った方が良い。日々の生活もままならない人たちが増える一方で、税収が上がっても、ムダに使うばかりの自民党政権。選挙区の自民党議員(小選挙区でも比例区でも)事務所に電話して、文句をいうべき。自民党ではなく自分党。自由は私だけ、民主の「民」は、私と家族とお友達だけという党。

私はお坊ちゃんだらけのエスカレーター校に行き、自民党政治家の子供や孫が何人もいたけれど、彼らには庶民の生活なんてわからないし、そもそも興味がない。お坊ちゃんらは、庶民を学校所在側の人たちは「じもピー(地元ピープル)」、国民一般は、「一般ピープル」って蔑称で呼んでました。エスカレーター校で小学校から上がった自分らが一番。他は「外部」。内(仲間)と外の区別が激しい。だから、選挙の時だけ、庶民派ぶるだけ。自分党は世襲3世や4世だらけ。もう立派な貴族階級。一般ピープルは貧乏暮らしで、投票に行く余裕もないし、やったね👍 と喜んでいるでしょう。90年代には自民党政治家にも、日本の民主主義という観点から、低い投票率と無党派層の拡大を憂う議員がいましたけれど、もう安倍の甥っ子みたいなのが、「4世のサラブレッドですウ〜」だけで当選するんだから、終わってる。

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これは口を酸っぱくして言い続けていることだけど日本における差別の最大の問題は、差別に対してあまりに寛大過ぎることだと自分は思う。
積極的に差別する人間は比較的少ないかもしれない。一方で差別に対するカウンターや批判はあまりにも少ない。これは体感ではなく学術的にもされている(ソースは今探し中笑)。かつてキング牧師は、普通の人の無関心が最大の悲劇だという趣旨の発言をしていたが、それを日本という社会は体現してしまっている。経験者なので分かるけど、直接加害されるよりも怒ったり抗議したりしてくれる人が少ないほうが絶望や孤独感を感じ易い。また、差別を黙認するという消極的差別な姿勢は当事者意識が極めて欠けているが故に飛び出すものなので、日本に◯◯差別は無いんじゃないかな〜?という態度にも繋がり易く、ある意味では直接的な差別よりたちが悪くなる時さえある。
また過去の裁判所の判決を見れば嫌というほぢ分かるが、差別を差別と認めず「偏見」「嫌悪」などと言い換えている例が非常に多い。日本社会の人権感覚の低さが原因なのか、この国はとにかく差別を差別と認めない。最低限のラインにすら立てていないのだ。人権の話になると「普通の日本人」と絶望的に会話が噛み合わなくなるのはその辺りが原因だろう。

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ニューヨークタイムズ公式チャンネルが、被爆者の証言を元に作ったアニメーションを配信していて、素晴らしいので見て欲しい

youtu.be/M64VRRiBhYI

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