スラムダンクが90年代半ばに連載していたにも関わらず、割とすんなり読めたのは嬉しい驚きだったのだよね。
トキシックなホモソーシャル関係とか、女性蔑視や過度のセクハラ(あの時代は軽率に女性の裸体が少年漫画でも「サービス」として出てたし)なんかのマスキュリニティが殆どない。花道軍団は男の子同士でケアし合う関係を肯定してるし、晴子さんや彩子ちゃんへの恋の発露の仕方も、エロいことしたい、じゃぁ全然なくて、護ってあげたい、見守ってほしい、だし。根性論コーチが多いとか、説教=暴力とか現代的な視点でみると問題と思われる部分はあるんだけど、それでも今見ても読みやすいというか。
簡単に影響を受けてしまって考えなしに真似する愚かな若者だったから、子供の頃に読んでたらどういう影響を受けただろうな、って少し思った。少しだけ。
「これまでのアラン・ウェイクは…」来た…
けど、これまで日本語吹替版の話がいっさい出てこないとうか、日本語サイドの宣伝が皆無なんだけど、本当に日本で発売するの?吹替版は出るそうだから、もしかして吹替版キャスティングが一新されるのでギリギリまで未発表つらぬく、とか、ないよ、ね……
「平和な国の島崎へ」、主人公がたぶんマッツがモデルと思われて気になった、というちょっと下心のある理由から読み始めたのだけど、めーちゃよかった!!
清算な過去を持つ元テロ組織の工作員が日本に脱出して市井の人々と交流する日常モノなんですが、とても心が暖かくなる、それでいてちょっとヘンテコで、常にドライで大袈裟ではない作風がとってもいいです。アキ・カウリスマキみたいだ。あとコマの割り方がすごい好みだ〜!連載続いてほしい…。
ワンピースどらま、まだ噛み締めてる
トキシックマスキュリにティな要素を強引に変更するのではなくて、文脈やあり方を可能な限り保ちつつ希薄化したり、演出はそのままだけれど登場人物が自覚的、というような演出方針をとっていて、あくまでも全年齢ドラマなのもあって、なんだか全体的に観やすいドラマだったから、すごい好印象だったのですよね。
アメリカはアクションコーディネーターがカメラワークを決めない筈なので仕方がないことかもしれないのだけど、アクションがちょっとこう、もさっっ…と観えるところが多いので、S2で改善してもらえたらなぁとおもうばかり。
もともと殆ど期待していなかった&原作ほとんどミリしら、と言うのもあるかと思いつつ…。
GO2のラストと、GOにおける神の計り知れない計画について
GOはすべて神が一人遊びしている計り知れない計画の一部、という世界観であるのは、ヨブに対する扱いをみても確かだと思います。で、そうなるとクロウリーの堕天や、アジラフェルとクロウリーによるハルマゲドン阻止、二人の別離も計画の一部になっちゃうから、GOの神は何を考えてるんだろうと思っていたんだけど、もしかしてクロウリーが恋に落ちるシチュ話で言っていた、「お互いがお互いの為に作られた存在だと気づく」までの計画だったりする?
多分、クロウリーの発言はプラトンの「饗宴」にある「原始の世界では一つだった存在が何らかの理由で両断され、互いを求めて彷徨っている=恋(エロス)は本来の姿への回帰」っていうプラトン哲学がベースだと思うんですが、ヨブに対して行ったように、6000年かけて天使と悪魔に引き離した存在が善悪や出自を乗り越えて調和するかどうか、それが世界にどんな影響を与えるかどうかを見つめている、とか…。
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