GO2のラストと、GOにおける神の計り知れない計画について
GOはすべて神が一人遊びしている計り知れない計画の一部、という世界観であるのは、ヨブに対する扱いをみても確かだと思います。で、そうなるとクロウリーの堕天や、アジラフェルとクロウリーによるハルマゲドン阻止、二人の別離も計画の一部になっちゃうから、GOの神は何を考えてるんだろうと思っていたんだけど、もしかしてクロウリーが恋に落ちるシチュ話で言っていた、「お互いがお互いの為に作られた存在だと気づく」までの計画だったりする?
多分、クロウリーの発言はプラトンの「饗宴」にある「原始の世界では一つだった存在が何らかの理由で両断され、互いを求めて彷徨っている=恋(エロス)は本来の姿への回帰」っていうプラトン哲学がベースだと思うんですが、ヨブに対して行ったように、6000年かけて天使と悪魔に引き離した存在が善悪や出自を乗り越えて調和するかどうか、それが世界にどんな影響を与えるかどうかを見つめている、とか…。