「平和な国の島崎へ」、主人公がたぶんマッツがモデルと思われて気になった、というちょっと下心のある理由から読み始めたのだけど、めーちゃよかった!!

清算な過去を持つ元テロ組織の工作員が日本に脱出して市井の人々と交流する日常モノなんですが、とても心が暖かくなる、それでいてちょっとヘンテコで、常にドライで大袈裟ではない作風がとってもいいです。アキ・カウリスマキみたいだ。あとコマの割り方がすごい好みだ〜!連載続いてほしい…。

「平和の国の島崎へ」、誘拐によって意図せず凄腕の工作員に仕立て上げられた…という設定なのもあって、本筋はPTSDからの日常復帰なのだけど、その日常に不用意にロマンスが絡まないし、主人公の善性については吶々語ってるし、突拍子もない設定の主人公による日常もの、ってこういうことを言うよね…と上手さに唸っちゃう。あと絵の淡白さがかわいいんだ。

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